「でべら、って何ですか?」
「でべら、って初めて聞きました!」
「でべら、ってどうやって食べるの?」
facebookやGoogle+、Twitterなどにでべらのことをアップすると色んな反応をいただきます^^
この愛嬌あるお魚が「でべら」なんですよ(^^)
尾道の冬の風物詩「でべら」について、ご紹介しますね。
目次
でべら、種類は何?
尾道の冬の風物詩「でべら」。
「出平鰈(でべらかれい)」と呼ばれていますが、正式には「タマガンゾウヒラメ」。
カレイなの?ヒラメなの?
と聞きたくなりますよね(笑)
写真を見てみましょう。
「左ヒラメに右カレイ」
なので、やっぱりヒラメなのでしょうね。
でべら、なぜ「でべら」と呼ばれてるの?
手を広げたような形なので「手平」、「デメヒラメ」がなまって「デベラ」、「デベラ」がさらになまって「デビラ」など、諸説あるようです。
「でべら」、なんとなく語感がいいですよね♪
でべら、歴史は?
尾道近郊では、江戸時代から食していた模様。
昭和2年には、昭和天皇に「でべら」が献上されたそう!
お刺身を召し上がった昭和天皇が「美味」とおっしゃったと漁師町の吉和で語り伝えられているそうです。
でべら、どうやって干すの?
漁であがったでべらを、一匹づつウロコ・内臓を取り、洗ったら縄を通して、3~4日天日干しにします。
でべらの旬は冬。
大寒の頃が一番美味しいと言われてます。
冬になると、尾道の海岸端ではでべらを干す風景が見られます^^
乾物屋さんの前では、家庭用なのか洗濯ハサミで干してあることも♪
でべら、どうやって食べるの?
美味しい食べ方、いっぱいあるんですよ~♪
お刺身、昆布〆
冬だけの贅沢な食べ方!
お刺身、昆布〆など生でいただくのは格別です。
炙りでべら
金槌か木槌ででべらの骨を叩いて柔らかくし、さっと炙っていただきます。
味付けは砂糖醤油、ポン酢、七味マヨネーズなどお好みで♪
揚げでべら
素揚げにし、レモンと塩をかけるだけ。パリパリサクサク、絶品です!
でべら酢の物
軽く炙ったでべらを、キュウリと和えて酢の物に。夏に嬉しいさっぱりな一品。
でべら茶漬
中骨をのして柔らかくしたでべらが入ったお茶漬けの素。
ワカメ、アラレが入っていて味付きなので、お湯を注ぐだけで美味しくいただけます。
おうどんにトッピングするのもオススメですよん。
でべら酒
呑兵衛にはたまりませんっ♪
軽く炙ったでべらに熱燗を注いでいただきます。
フグのひれ酒よりも甘みがあり、癖になる美味しさ。
でべら、どこで買えるの?
≪藤本乾物≫
住所:〒722-0035 広島県尾道市土堂1−11−13
電話:0848-22-4920
営業時間: 10時00分~19時00分(水曜日定休)
https://www.facebook.com/Fujimoto.Kaisan
でべらーマンって!?
尾道のニューヒーロー!?
藤本乾物の店主、藤本さんです(^^)
会えたらラッキー♪