「尾道といえば、尾道ラーメン」といっても過言ではないほど、全国的に有名で、ファンが多い尾道ラーメン。
わたしも幼少期からの大好物です。
尾道ラーメンって、いつからあるの?
どんなスープや麺なの?
オススメのラーメン店は?
皆さまの疑問にお答えしていきますね。
目次
尾道ラーメンの歴史
もともとは、1920年代に中国福建省から来日した人物が考案したものだと言われています。
実は、1900年代のラーメンブームが起こるまで、地元では「尾道ラーメン」という呼称はありませんでした。殆どのお店が「中華そば」か「ラーメン」と、シンプルな表示をしていたと記憶してます。
テレビ番組やグルメ雑誌から「尾道ラーメン」という言葉が生まれ、尾道のお隣福山市の「阿藻珍味」さんが箱入りの土産品を販売して以来、爆発的な人気に!
「尾道ラーメン」の幟をかかげる新店が多く生まれましたが、今でも頑なに「うちのは中華そばじゃ!尾道ラーメンじゃない」とおっしゃる店主もいらっしゃいます。
尾道ラーメンって、どんなラーメン?
お店ごとの個性があるので一概には言えないのですが、一般的に「尾道ラーメンの特徴」といわれているものをご紹介しますね。
〇小魚出汁のきいた醤油スープに、豚の背脂が浮かんでいる
〇麺は細めの平麺
〇具はメンマ、ネギ、あっさり薄切りのチャーシュー
ひとくちに「醤油スープ」といっても、出汁の取り方、濃さなどお店それぞれ。何店も食べ歩いて、自分好みのラーメンを見付けるのが楽しいですよ♪
近年は瀬戸内海の素材を活かした鯛ベースや塩ラーメンも増えてきてるので、要チェックです。
ミホのオススメはどこ?
休日ともなると、人気店は大行列!各店の定休日をチェックしたうえで、平日に食べ歩くのがオススメです。
因島『西華園』(せいかえん)
しまなみ海道の橋を渡って行く価値あり。
一見シンプルながら、奥深い味わいのあるスープに感動します。
尾道ラーメンも激旨ですが、わたしは台湾ラーメンがお気に入り。
ピリ辛加減とネギだくがたまりません♪
▽
尾道商店街『東方記』
薬膳火鍋と本格麻婆豆腐が絶品の中華料理店。
「医食同源」がコンセプトのこだわり店主が作る尾道ラーメンは、薬膳スープがベースになっています。
わたしのお気に入り、薬膳尾道ラーメン。
ほのかに八角や海鮮干物の香りもして、ほんと体によさそう♪
尾道中浜通り『オノミチ潮ラーメン でんやす』
瀬戸内海産の鯛、鮮魚、海老の旨みが優しく染みわたる潮ラーメンと、細部までこだわりぬいたトッピングに感激しまくりです。
純米吟醸酒と合う潮ラーメン。
わたしのお気に入り「特製すまし潮ラーメン」。
山葵の辛みとカラスミの風味が秀逸な〆茶漬けまで、しっかり楽しみましょう。
尾道新開『一楽』
絶品「中華ちまき」が有名ですが、ラーメンのクオリティも高くて、カリサクジューシーな鶏唐揚げも美味しいのです。
中華そば、うめだいこん(ラーメン)、担々麺、大好き。焼きそばも人気です。
写真は担々麺ハーフ。
行かれる際は中華ちまきも是非召し上がってくださいね。
尾道新開『クラウン』
「日本一狭い厨房で、絶品中華料理を作るお店」として有名。
煮干し出汁のきいた中華そばが定番ですが、味噌バターラーメンも大人気。
餃子、ピータン、酢豚、塩味のあっさり天津飯もオススメです。
尾道海岸通り『尾道ラーメン喰海』(くうかい)
尾道のなかでは、ダントツあっさり派。
スープは、「小魚系」「とんこつ・鶏がら・野菜等」のダブルスープ!
わたしは「塩レモンラーメン」「夏の冷たいトマト塩レモンラーメン」「ネギラーメン」が大のお気に入りです。
ラーメン王石神氏プロデュースの「炙り角煮ラーメン」や、新登場の「餃子ラーメン」も大人気!
東尾道『萬來軒』(ばんらいけん)
「濃い~ぃラーメンが食べたい」と思ったら、迷わずココ!『喰海』とは対照的に、どっしり濃厚な醤油スープが特徴です。
わたしは尾道ラーメンベースの担々麺と酸辣湯麺がお気に入り。
あとで何倍でも水が欲しくなりますが、ほんとクセになる美味しさです。
尾道新開近く『拉麺またたび』
呑んでつまめる呑兵衛好みなラーメン屋さん。
化学調味料不使用・無添加の、あっさりさっぱり優しいお味のスープが特徴。
わたしのお気に入りは『メンマ拉麺』。
チャーシュー、鶏、ドライフルーツなどが入る汁なし混ぜ麺「香麺」も気になる~!
おとりよせ(通販)
「尾道まで行くのは遠いなぁ」という方は、各店の味をお取り寄せでお楽しみいただけます(^^)
とはいえ、やっぱりお店でいただくのが一番! ぶらり尾道散策&食べ歩きにいらしてくださいネ。
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