1日1組限定の『おのみち海賊』さん、11月の初訪問で大感激し、早速忘年会でリピートさせていただきました。
どなたをご案内しても満足していただけること間違いなしだけれど、そっと秘密にもしておきたい隠れ家。
でもやっぱり皆さまにこの素晴らしさを体験していただきたいので・・・。
素晴らしいお料理とおもてなし、ご紹介しますね。
おのみち海賊のメニューは?
1日1組限定の『おのみち海賊』さん。
人数は2人~12人。詰めれば18人まで可能だそうです。
コースは3,500円~10,000円の範囲で応相談、時間帯はランチでもディナーでもOKとのことですよ♪
メニューも時間帯も「可能な限り要望にお応えします」とのことなので、優しい大将へ問い合わせてみてくださいね。
1回目訪問の様子はコチラ。
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おのみち海賊、ミホが食べたのは?
アルコールはセルフで
「一人でやってるので、アルコールは基本セルフでお願いしますね」と、大将。
冷蔵庫の中には、各国のビールやワインがぎっしり。
好きなお酒を、好きなグラスでいただけるって、呑兵衛心をくすぐりまくりですねぇ。
焼酎、ウィスキーは、呑んだ分だけ精算されるシステムです。
「冷酒と熱燗は、お申し付けください」とのこと。
乾杯のビールは、ドイツ『プランク醸造所』「Plank-Bier Dunkler Weizenbock(プランクビア ドゥンケルヴァイツェンボック)」。
深入り麦芽のコクがしっかり感じられて、7.8%のアルコール度数もあいまって、呑みごたえのあるビール。
大将オススメ、『木内酒造』「常陸野ネストビール NIPPONIA(ニッポニア)」。
日本オリジナルの原料で作られたビールは、アルコール度数8%。
柑橘の爽やかな香りと程良い苦みのバランスがよくて、美味しいなぁ~。
〆にいただいたのは、ベルギー『リーフマンス醸造所』「リーフマンス (Liefmans)。
熟成チェリーの香りと甘み、華やかなルビー色、デザートビールにぴったりな可愛いビールです。
ビールの合間に日本酒も数種いただいたので、少し粘っこさを感じていた口内がスッキリ♪
おまかせコース
今回も4,000円のおまかせコースをお願いしました。
ぷりっぷりの鮮魚が盛られた、おつくり盛合せ2人前。
名釣師あっちゃんさんにいただいたカワハギを持ち込み、捌いていただきました。ありがとうございます。
雅な貝合わせや竹細工の人形、ラインストーンがキラキラな亀などが飾られ、華やかな大皿。
「美味しい」以外にも話題が広がって、場が盛り上がりますねぇ。
隣のテーブルの盛合せには、タイの水上マーケット船やふぐの土鈴が飾られていて、これまた楽しい世界。
続いて登場したのは、塩釜焼き。
Ustream番組「喜助栗助よもやま噺」忘年会に合わせて、「喜」「栗」を描いてくださっていて感激!
大将が丁寧に塩釜をはがしていってくださいます。この作業を見るのもご馳走ですね。
綺麗にパッカーン!
昆布ときのこの旨みが染み込んだふわふわ白身、最高の美味しさです。
メインは、贅沢な海鮮鍋。
「海賊船おのみち号」と大きく書かれたオリジナルの土鍋がすごく可愛い。
「今日はジョロウガイが入ったので、お楽しみに」
正式名称は「サラガイ(英名/Northern great tellin)」というそうですが、地方によって「ジョロウガイ」「ヒメガイ」「マンジュウガイ」などと呼ばれてるのが面白い。
海鮮の具材は、鱧、穴子、おこぜ、ジョロウガイに、とれたてカワハギ。
カワハギの肝醤油、ねっとり濃厚クリーミーでたまりません。
淡泊なカワハギの白身にたっぷりのせていただくのは、まさに至福の味わいですね。
上品なお出汁で煮てある土鍋には、海老、ホンビノス貝、豆腐、椎茸、しめじ、エノキ、長ネギ、春菊などが入ってます。
ぶんぶく茶釜のタヌキをイメージしてあるというポン酢入れ、やっぱり可愛い。
〆は雑炊。
おなかいっぱいだけれど、さまざまな魚介の旨みがとけだしたお出汁の雑炊は絶品で、ついつい完食。
美味し過ぎるって、罪だわぁ~(笑)。
今回も「本当に4,000円でいいの?」と全員が確認しちゃった素晴らしい内容。
大将、ありがとうございました。
おのみち海賊、雰囲気や接客は?
インテリアにもすごく凝っておられて、壁際には歴史を感じるハードカバー本やコースターが飾られています。
季節のお花も活けられていて、ホッと落ち着きますね。
海賊船を連想するモチーフもいい感じ。
大好きな竹久夢二関連のものも多く、ウロウロ歩きまわって鑑賞しちゃいます。
予約の段階から、お迎え、食事中、食後の談話まで、大将の至れり尽くせりな心配りに感動しまくり。
お店情報
おのみち海賊
尾道市長江1-7-7
電話:090-4148-2843