初訪問の飲食店で、こんなに感動・感激したのは久しぶり!!
2014年オープンからずっと気になっていた1日1組限定『おのみち海賊』さんへ、やっとお邪魔してきました。
キャー!キャー!
一皿ごとに歓声が上がった素晴らしいお料理とおもてなし、ご紹介しますね。
おのみち海賊のメニューは?
1日1組限定の『おのみち海賊』さん。
人数は2人~12人。詰めれば18人まで可能だそうです。
コースは3,500円~10,000円の範囲で応相談、時間帯はランチでもディナーでもOKとのことですよ♪
メニューも時間帯も「可能な限り要望にお応えします」とのことなので、優しい大将へ問い合わせてみてくださいね。
おのみち海賊、ミホが食べたのは?
アルコールはセルフで
「一人でやってるので、アルコールは基本セルフでお願いしますね」と、大将。
冷蔵庫の中には、各国のビールやワインがぎっしり。
好きなお酒を、好きなグラスでいただけるって、呑兵衛心をくすぐりまくりですねぇ。
焼酎、ウィスキーは、呑んだ分だけ精算されるシステムです。
一杯目は、日本のビール「ルビーナイル」。
早稲田大学エジプト考古学と、京都大学植物遺伝工学コラボによるクラフトビール!
しっかりコクがあって、美味しい。
製造社が「黄桜株式会社」というのも、非常に興味深いですね。
二杯目は、イギリスビール「OLD TOM」。
猫のキャップが可愛いストロングエールは、チョコレートのようなコクと程良い苦みがいい感じ。
「冷酒と熱燗は、お申し付けください」とのこと。
おまかせコース
今回は4,000円のおまかせコースをお願いしました。
銘々皿からして素敵!
おつくり盛合せ3人分。
鮮度のよさはさることながら、親亀と子亀のモチーフや、一人ずつ分けて盛られた心遣いなど、感激ポイントがいっぱい。
隣のテーブルは飾り付けが違うというのも、すごい。
この日のメンバーは、広告会社の方、フォトグラファーの方、ブロガー(わたし)。
みんな箸を付ける前に、夢中で写真撮影しちゃいます。
続いて登場したのは、鯛の塩釜焼き!
「艶」と「色」で、「ミホさんの艶やかさにかけてみました」とおっしゃっていただき、またまた大感激。
大将が丁寧に塩釜をはがしていってくださいます。見てるほうもドキドキ。
文字の周囲に綺麗に包丁が入り、
綺麗にパッカーン! 桜色に輝く鯛の登場です。
皮をはぐと、昆布のいい香りがするホクホクふわふわな白身が現れて、一同ツバをごくり。
「遠慮のかたまり」なんて日本語はどこへやら、争うような勢いで堪能させていただきました。
おなかに詰め込まれた昆布とキノコの旨みを吸った身は、えもいえぬ美味しさです。
ひれ酒ならぬ、塩釜焼きの皮酒。鯛の風味と塩味がきいた熱燗、最高。
この日のメインは、海鮮鍋。
「海賊船おのみち号」と大きく書かれたオリジナルの土鍋がすごく可愛い。
海鮮の具材は、鱧、穴子、おこぜ、と超豪華。
上品なお出汁で煮てある土鍋には、海老、ホンビノス貝、豆腐、椎茸、しめじ、エノキ、長ネギ、春菊などが入ってます。
初めていただくホンビノス貝に、ワックワク。
そういえば、オコゼをお鍋でいただくのも初めてな気がします。
開きました、ホンビノス貝!
ハマグリのような肉厚さと、アサリのような旨みがあって、ぷりぷりした食感も美味しい。
大好物の牡蠣も投入され、熱燗が進んじゃいます。
ポン酢が入ってる容器も可愛過ぎる。ぶんぶく茶釜のタヌキをイメージしてあるそうです。
〆は雑炊。
さまざまな魚介の旨みがとけだしたお出汁の雑炊、呑んだあとの五臓六腑に染みわたります。
「これで4,000円でいいの?」と全員が確認しちゃった素晴らしい内容。
大将、本当にありがとうございました。
忘年会、新年会、懇親会もろもろ、また伺いまーす!
おのみち海賊、雰囲気や接客は?
インテリアにもすごく凝っておられて、壁際には歴史を感じるハードカバー本やコースターが飾られています。
竹久夢二大好きなので、席に着く前にかなりの時間ウロウロしてしまいました♪
テーブルセッティングも美しい。
大将が一枚一枚手づくりされている、絵手紙ショップカード。
予約の段階から、お迎え、食事中、食後の談話まで、大将の至れり尽くせりな心配りに感動しまくり。
お料理もおもてなしも素晴らしい隠れ家レストラン、これからちょくちょくお邪魔しようっと♪
お店情報
おのみち海賊
尾道市長江1-7-7
電話:090-4148-2843
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