愛してやまなない奈良県『久保本家酒造』の「生もとのどぶ」を、お料理それぞれに合わせたお燗でいただけるという素晴らしい会議に参加させていただきました。
しかも、なんと!
『久保本家酒造』から加藤杜氏ご夫妻がおみえになっての本格的な日本酒会なのです。
銘酒「生もとのどぶ」とともに、絶品餃子を食べまくってきましたよ♪
「生もとのどぶ」のディープな魅力、ご紹介しますね。
尾道でどぶ会議
酔っぱらう前に、加藤杜氏にご挨拶させていただき、ツーショット写真もお願いしちゃいました。
板橋雅弘さんの小説『ほっこり庵』を読んで以来どぶにハマってまして、加藤杜氏にお会いしたかったんです。
夢が一つ叶って感動。
とっても気さくであたたかいお人柄の加藤杜氏。
奥様は燗付け師でいらっしゃり、今夜のお燗を担当してくださるとのこと。楽しみ過ぎます。
左から加藤杜氏、夏らしい涼やかな着物で参加の「でべらーマン」藤本さん、「でべらーマンの日本酒バー」でおなじみ三原『大久保商店』の大久保さん。
乾杯のご発声は、『四一餃子』の大将。
年季の入った「生酛のどぶ」の前掛けがいい風合いで、四一さんと大久保さんの長いお付き合いが伝わってきます。
爽やかなどぶサワーで、かんぱーい♪
「大人のカルピス」のようで、夏の夜が始まる期待感に満ちた一杯。
一品目は、四一さんで人気のパクチーサラダ。
細くて柔らかく、香りは控えめなパクチーに、ゴマ油風味のドレッシングで東南アジア気分。
加藤杜氏の奥様から「どぶサワーとサラダがよく合うから、一緒に食べてみてね」と教えていただき、清涼感のあるハーモニーにビックリ!
2品目は牛スジと大根、コンニャクの煮込み。
煮込みに合わせた最初のお燗は、「11号 +12」を50度くらいで7分あたためて、すぐ酔っぱらっちゃわないように1割加水してあるそうです。
燗酒も煮込みもまろやかで優しくて、ほっこり。
「お仕事おつかれさま。ゆっくり楽しんでね」と癒していただいてるようです。
「できれば平杯は自分でお持ちください」と案内をいただいてたので、尾道在住の陶芸家 吉野瞬クンの新作をタオルで包んで参加しましたよ。
3品目はしっかりした味付けのチャーシュー。
「12号 +13」はスッキリサラサラで、先ほどの「11号 +12」と全然違う!
同じように醸しても、タンクによって日本酒度も風味が異なり、またお燗の仕方によっても大きく変化するのですね。
このスッキリさが、チャーシューの醤油辛さと肉々しさを引き立ててお箸が止まりません。
じゃん。
餃子、シソ餃子、しょうが餃子。
丁寧に丁寧に仕込まれている肉汁たっぷりなタネも、焼き餃子と揚げ餃子の中間のようなパリっとサクサクな部分とモチモチな部分が混在している皮も最高。
でべらーマンと餃子。
餃子には16号のお燗をあわせてくださいました。
もう1種のお燗は、「こちらは生姜入りのお燗なので、生姜餃子と合わせてね」とのことで、みんな必死に生姜餃子を探します。
「でべらーマンの日本酒バー」でも大人気の、大久保さんのブルスケッタ。
明太子の醤油漬けにエシレバターがこれでもかと贅沢に使われています。
お燗は「10号と13号をブレンドしてみました」とのこと。
お料理によってキラキラと味わいを変えてくる奥様のお燗付けは、本当に魔法のよう。
ここでまさかの餃子2皿目!
四一餃子さん、サービス良すぎ(笑)。
〆は大久保さんの和牛たっぷりカレー。
あぁ、やっぱり「生もとのどぶ」と最高の相性だわ~!
スパイシーな濃厚カレーに負けないどころか、和牛の旨みもスパイスの香りもしっかり受け止めて、美味の世界を広げてくれる「どぶ」は本当に素晴らしい。
「カレーと餃子がものすごく合うぞ!」
と声が上がり、早速真似してみましたよ。
カレー餃子、最高!
どぶとの相性も最高!
「最高に美味しいもの同士って、ケンカせずお互いを引き立て合うんだなぁ」と改めて実感しました。
デザートのパイナップルには、熟成感のあるどぶのお燗。
あぁ、また新しい世界の扉が開かれました♪
岩牡蠣をサービスでいただいて、本当にありがとうございました。
岩牡蠣ダイスキ、ねっとりミルキーで美味しかったぁ~。
参加者皆さん「日本酒と美食を愛する陽気な呑兵衛」ばかりで、おしゃべりも雰囲気もぶち楽しゅうございました。
約2年前から大好きな「生もとのどぶ」ですが、今回その奥深さ・懐の深さ・アレンジの多様性などなど、感動尽くし!
おうちでも色々とアレンジ&研究してみますね。
加藤杜氏ご夫妻、大久保さん、四一餃子さん、本当にありがとうございました!!
是非また「尾道でどぶ会議」開催してくださいませ~♡
餃子専門店 四一餃子の通常メニュー
<ひとくち餃子 6コ入>
・餃子
・シソミックス餃子
・シソ餃子
・しょうが餃子
・3色餃子
<てっぱんお好み焼き餃子>
個数いろいろ
他、豚骨スープ、水餃子、チャーシュー丼、など。
アルコールメニューも、とっても魅力的!
餃子専門店 四一餃子、雰囲気や接客は?
尾道商店街なかほどにある餃子専門店。
レトロな建物を活かしたモダンな外装・内装が尾道商店街にしっくり馴染んで、いい味を出しておられます。
オーナーご夫妻が優しく迎えてくださるので居心地もすごくよく、ついついお酒をおかわりして長居したくなるお店。
お昼から尾道商店街で日本酒が楽しめるのも、ポイント高いですよん♪
お店情報
四一餃子(よんいちぎょうざ)
〒722-0032 広島県尾道市土堂2丁目3−21(尾道商店街内)
電話: 0848-23-3770