尾道を代表する名刹『浄土寺』が建てられている瑠璃山頂上には、尾道水道を一望できる展望台があり、フォトグラファーや写真愛好家から夕陽や花火の撮影スポットとして人気が高まっています。
対岸の向島やしまなみ海道の多島美も見渡せ、デートにもオススメ。
浄土寺奥の印、巨石群、不動岩など山頂付近には見どころ多し。
浄土寺山展望台からの夕陽の様子、ご紹介しますね。
浄土寺山展望台
駐車場に車を停め、尾道三山のひとつ、標高178.8mの浄土寺山山頂にある展望台を目指します。
<尾道三山>
浄土寺山(瑠璃山)
西國寺山(愛宕山、摩尼山)
千光寺山(大宝山)
山道も展望台付近も普段は人気がないので、行かれる際は男性も一緒のグループがいいと思います。
住吉花火の日などは、カメラマンの場所取りでとても混み合うそうですが。
進むうちに浄土寺山の巨石群が次々と姿を現します。
尾道の巨石ミステリー「神々の神話」についてはコチラ。
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展望台に到着、夕暮れてゆく尾道水道と尾道市街地、向島が一望できます。
向島より南にある島々も見えますね。
時間が過ぎるにつれ、青色、水色、オレンジ色のグラデーションが濃くなってきます。
ホワイトバランスを変えると、さまざまな色合いが楽しめますね。
紫がかってきた山際も美しい。
深まりゆく青と紫の間で輝く金色。
日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」を実感できる、寺社仏閣と家々が密集した尾道の町並み。
この日は雲が多くて尾道水道が金色に染まるのは見れませんでしたが、山際が金色に輝くのは綺麗に見えました。
尾道と向島を結ぶ3航路の渡船、行きかう漁船、クルーザーなど、江戸時代から北前船の寄港地として栄えた商都尾道は、今も船の往来が賑やかです。
尾道水道が金色に染まる夕暮れ、尾道住吉花火もここから撮影してみたいなぁ♪
浄土寺山展望台 情報
駐車場付近の道は離合が難しいくらい狭く、普通車以下しか入れませんのでご注意くださいね。
<持ち物・服装の注意点>
・虫よけスプレー(夏)
・かゆみ止め(夏)
・懐中電灯(夕刻・夜・早朝)
・歩きやすい靴
浄土寺について
616年に聖徳太子が創建したと伝えられています。
「本堂」「多宝塔」は国宝、「山門」「阿弥陀堂」は国重要文化財、境内一帯は国指定文化財。
そして、浄土寺といえば鳩。
事前に予約すれば、本堂内陣・阿弥陀堂内陣・庭園等を拝観することもできますので、詳しくはホームページでチェックなさってくださいね。
ブラタモリ #73 尾道ロケ「なぜ人は尾道に魅せられるのか?」では、鳩の謎が解き明かされました。
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浄土寺 情報
浄土寺(じょうどじ)
〒722-0043 広島県尾道市東久保町20−28
電話: 0848-37-2361
https://www.ermjp.com/j/temple/