2016年3月24日リニューアルオープン!
蛇やカエルなどの爬虫類はもともと大の苦手なんですが、「シロヘビって、可愛い」と感じた観光施設。
動きまわるシロヘビにだんだん愛着を感じてきて、何十枚もシャッターを切ってしまいました。
シロヘビや周辺の様子とともに、ご紹介しますね。
あ、シロヘビの写真が何枚も出てくるので、蛇が嫌い・苦手な方は閲覧注意です~。
岩国シロヘビの館
チケットとパンフレットをいただいて、いざ館内へ。
シロヘビとは
シロヘビは岩国市にのみ生息する蛇で、アオダイショウの突然変異と言われています。 白化が遺伝的に安定した例は世界的にも見当たらず、大変珍しく貴重なものです。
そのため、1924年 (大正13年) には生息地が国の天然記念物の指定を受けました。その後、学術的にも貴重であることが認められ、1972年 (昭和47年) にはシロヘビそのものが国の天然記念物となりました。
シロヘビは長さ180cm程度、性質はおとなしく人に危害を加えることもありません。 昔から開運の守り神と言われ、市民から愛護されてきましたが、生息地一帯は都市化が進み、昭和40年代まではよく見られた、自然界のシロヘビは数が少なくなりました。そのため岩国市では保護施設を設けて飼育、増殖を図っています。
岩国観光.comより。
館内の様子
岩国白蛇物語ブースでは、江戸時代の岩国の人々の様子が再現されています。
大きく成長したシロヘビの抜け殻。
シロヘビ百科・シロヘビの不思議ブースには、ゲーム機や体験機がいっぱい。
シロヘビの抜け殻に触ることもできるんですよ~。
シロヘビ生体展示ブースでは、赤ちゃんシロヘビと成体シロヘビが飼育されています。
赤ちゃんはちょっと赤みがあって、成長するにつれ白くなってゆくのだそう。
置き物のように動かなかったシロヘビさんが、顔を出した!
真っ赤な目はルビーのようですね。
おぉ~!動いてる!動いてる!
舌を出したー!
飼育員さんにお聞きすると「こんなに動くのは珍しいんですよ」とのこと。
すごい。めっちゃ動いてる。しかも結構速い。
「神の使い」といわれるだけあって、本当に美しい生き物ですね。
岩肌をつたって、反対側へ。
ぐるり一周して、目の前に戻ってきてくれました。
蛇は苦手なのに、ずっと観察してると可愛く感じてきたのが不思議。いい経験になりました。
周辺の様子
周辺の公園は綺麗に整備されていて、案内板も分かりやすい。
城下町の風情を感じつつ、楽しく散策できます。
ひときわ目を引く石づくりの壁と階段。
シロヘビの館向かいには、岩国市立美術館(エヴァンゲリオンと日本刀展開催中でした!)と、岩国城へ登るロープウェイ駅。
漆原友紀 原画展
『蟲師(むしし)』が大人気のマンガ家 漆原友紀さんは岩国市のご出身なんですって。
2016年7月16日~9月19日まで、原画展が開催されるそうです。
館内「岩国白蛇物語」のイラストは、漆原友紀さんの描き下ろしなので、ファンの方必見ですよ~。
『蟲師』、わたしも大好き!
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岩国錦帯橋
数分歩けば、日本を代表する木造橋「岩国錦帯橋」。
五連の反り橋が美しく、1922年 (大正11年) に「国の名勝」に指定されています。
この日はあいにくの雨模様でしたが、霧に煙る錦帯橋も風情があって素敵。
夏の間は、鵜飼も開催されているようです。
岩国市オススメ・グルメスポット
古民家を改装した素敵なアトリエカフェ『光風堂』さん。
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豪快な山賊料理が美味しいテーマパーク『山賊』さん。
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施設情報
岩国シロヘビの館
〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目6‐52
電話:0827-35-5303