わたしにとって「お好み焼き」といえば、尾道のお好み焼き。
広島市内のものも関西のものも大好きですが、ソウルフードはやっぱり尾道焼きなんです。
NHK朝の連続ドラマ小説『てっぱん』で全国的に有名になった尾道焼き。
瀧本美織ちゃんが演じたヒロイン、「おのみっちゃん」こと村上あかりちゃん。
お母さん役の安田成美さんは、尾道の老舗人気店でお好み焼きの焼き方習われたとか。ドラマのなかで、上手に焼かれてましたよね♪
目次
尾道焼きの特徴は?
砂ズリ(砂肝)とイカ天(揚げイカ)が入るのが特徴です。
基本的な焼き方は、広島焼きと同じく、生地をクレープ状にのばした上にかつお粉をふり、キャベツ、麺などをのせていきます。
「ドラマのために作ったものなの?」
とよく聞かれますが、尾道旧市街地では昔っからのスタイルなんですよ。
豚・砂ズリ・イカ天を入れるのがスタンダード。
尾道近郊の海でとれた海産物(小海老、タコ、イカなど)があれば、ぼんぼん入れちゃいます。
ミホのオススメ店
お店によって具材、ソース、焼き方などバラバラ。
尾道ラーメンもそうですが、食べ歩いて自分の好みのお店を見付けましょう。
GoogleGuideはコチラ。
https://goo.gl/maps/TVBqKuyvguS2
新浜『あそう』
オープン当初から大好きなお店。
「尾道細麺のカリカリ焼き」と「かきおこ」(冬季限定)にハマりまくっております。
写真は「尾道細麺のカリカリ焼き」ベースに豚、ネギかけ、揚げイカ。
途中からマヨネーズと尾道やくみをかけて、味の変化を楽しむのもいいですね。ビールに合う合う♪
向島『鐵咲。(てっさ)』
2016年2月オープンの新店。
ふんわり蒸されたキャベツと一枚ごとに茹であげる生麺がめっちゃ美味しい、本格的な広島のお好み焼き。
大葉が爽やかな「鐵咲。焼」、厚めに切られたアボカドたっぷり「アボカドちーず焼」がお気に入り。
牛タン、ステーキ、出汁まきたまごなどアテも豊富だし、日本酒の品揃えもGOOD!
因島土生町『新天地』
島内に50軒以上のお好み焼き屋があるという、しまなみ海道のお好みアイランド因島。
「いんおこ(因島のお好み焼き)といえば、うどん」のイメージが強いけれど、こちらは生麺を使ってらっしゃるのでそばがオススメ!
生イカと生海老がごろごろ入る「新天地スペシャル」がお気に入り。
ほとんど押さえることなくふっわふわに仕上げてあるので、キャベツの甘みやもやしのシャキシャキ感がしっかり活きてます。
高須『一銭洋食くちはっちょう(口八丁)』
具材がシンプルなだけに、素材と大将の腕のよさが伝わるお好み焼きが揃ってます。
ふんわり甘いキャベツとカリッと焼かれた麺が美味しい「豚玉・そば」、ブラックペッパーがきいた砂ズリがクセになる「尾道焼き・そば・マヨネーズがけ」がお気に入り。
夜だけ登場する、お酒に合う一品料理も魅力的!
他、「村上」「のぐち」「いわべえ」も大好きです。
おうちで尾道焼き
好きな具材を入れて、自分好みのお好み焼きを作るのも楽しいですよね。
1.熱したてっぱんへ、水ときした小麦粉を薄~くクレープ状にのばします。(山芋・出汁入りの粉を使うと、薄くひけないので注意)
2.かつお粉をたっぷりかけ、ざく切りキャベツをどっさりのせます。
3.続いてゆで麺をON。(焼きそば麺を軽くレンジでチンすればOK)
4.天かす、ねぎ、薄切りにした砂ズリ(砂肝)、揚げいか、豚バラをON。
5.生地がきつね色になったら、広島焼きの一大イベント! 返し!!まぁ、少々ぐちゃぐちゃになっても、コテで修正できるので適当に(笑)
6.関西焼きとは違い、ここでギュ~ッと押さえます。
7.豚バラの表面がカリカリしてきたら、目玉焼きの上へ返します。
8.ソース、鰹節、青のりをかけて、出来上がり♪
冷えたビールを用意しておきましょう♪
ぶらり尾道散策&食べ歩きにいらしてくださいネ。