数年前からおかざき真里さんのハイスケールマンガ『阿・吽』にハマりまくり、弘法大師空海に夢中になっております。
そうなると気になるのが、高野山、四国八十八箇所をはじめとする空海ゆかりの地。
「いつかめぐりたい」「もっと勉強してから行こう」と思っていたのですが、このたび嬉しいご縁をいただいて、お友達のお遍路に同行させてもらえることになりました。
初お遍路に向けて準備すべきものなど、ご紹介しますね。
目次
四国八十八箇所とは?
四国八十八箇所(しこくはちじゅうはっかしょ、「四国八十八ヶ所」とも表記される)は、四国にある空海(弘法大師)ゆかりの88か所の寺院の総称で、四国霊場の最も代表的な札所である。単に八十八箇所ともいい、あるいはお四国さん、あるいは本四国ともいわれている。
四国八十八箇所を巡拝することを四国八十八ヶ所霊場会では四国巡礼といい、似たような呼び方として四国遍路、四国巡拝などともいう。
◆お遍路基礎知識(四国八十八ヶ所霊場会公式)
◆遍路心得・注意点(四国八十八ヶ所霊場会公式)
◆札所参拝手順(四国八十八ヶ所霊場会公式)
わたしはこちらの本を購入しました。
四国八十八箇所霊場めぐりのきっかけは?
冒頭にも書きましたが、最澄と空海の生涯を描くおかざき真理さんのマンガ『阿・吽』にドハマりしたのがきっかけです。
もともと母方の家が真言宗なので、高野山へは何度も訪れたことがあるのですが、今までのわたしは「織田信長のお墓がある!」とか「上杉謙信や武田信玄のお墓もある!」とか戦国武将ばかりに興味がいって、空海に対しては「すごく偉いお坊様」としか認識がなかったんですよ。とほほ。
『阿・吽』をきっかけに空海のことを学ぶようになり、「また高野山へ行きたいな」「四国八十八か所もめぐってみたいな」と考えるようになったんです。
でも「もっとちゃんと勉強してからかな」「いやいや、いつ死ぬか分からないんだから、行けるときに行っとくべき?」って迷ってもいたんですよ。
ある日facebookを眺めていたら、お友達が「あと4ヶ寺、近いうちにお参りする」って書いてるじゃないですか。しかも、真言宗のお寺さんの奥様と一緒に!
これは乗っからない手はない!
「もしよかったら、わたしも一緒に行っていい?」とお願いし、同行させてもらえることになったんです♪ やったー♪ ご縁が繋がった♪
『阿・吽』byおかざき真里!最澄と空海、日本を変えた天才僧侶2人の人生に迫るハイスケールなマンガ!
弘法大師空海を知りたい!『空海の風景』(司馬遼太郎著)&『空海の風景を旅する』(NHK取材班)
四国八十八箇所霊場めぐりに必要なもの、服装は?
無知なわたしは京都や尾道の「お寺めぐり」と似たようなものだと思っていたのですが、専用のグッズやしきたりが色々あるのです。
服装は?
カジュアルなものでいいけれど、黒は避けたほうがよく、できるだけ白っぽい服装がいいとのことです。ズボン、ジャージなど、下のものは白じゃなくてOK。
お遍路さんの正式装束が白なのは、自分の命がどこで絶えても構わないという「死装束」の意味もあるのだそうです。
必要な持ち物は?
「八十八箇所まわろうと思ってるなら、用意したほうがいいよ」と教えていただいたものたち。
納経帳(いわゆる朱印帳)と、御本尊御影帳。
「御影帳」は「おみえちょう」と読み、各札所の御本尊様が御姿が描かれたお札を納めるものです。
同行二人(ドウギョウニニン)と書かれた「山谷袋」(ズダ袋)。いつも弘法大師と一緒に巡礼しているという意味なんですって。
経本「お遍路さんの勤行次第」。
ろうそく・線香セット。
輪袈裟。
納札入れ(箱型)。
納札(おさめふだ)。
「数珠は普段使っているものでいい」そうなので、念のために2つ。
参拝するお寺の数×200円(本堂・お大師堂)、参拝するお寺の数×300円(納経)が必要になるので、100円玉を多めに用意しておいたほうがいいですね。コインケースに入れておくのがよさそう。
ピッタリ山谷袋におさまりました。
便利な「入門セット」も用意されていますよ。
四国八十八ヶ所霊場情報
四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ
http://www.88shikokuhenro.jp/
四国八十八ヶ所霊場めぐり スタートに向けて
真言宗のお寺さんの奥様と一緒なので、なんとも心強いスタートです。
お友達がまわれていないお寺が7番~10番なので、わたしは7番からのスタートとなりますが、「何番からまわってもいい」そうですし、ラッキーセブンから始めるというのも縁起が良さそうでいいですよね。
風景写真を撮ったり、四国グルメに舌鼓を打つのも楽しみです。
1寺1寺、ご報告していきますね!
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