『アルケーネ』さんで美味しい洋食ランチをいただいたあとは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「竹原町並み保存地区」をお散歩。
江戸時代の建物が多く残り、粋な竹原格子や風情ある甍に目を惹かれます。
竹原町並み保存地区
平安時代、京都・下鴨神社の荘園として栄えた歴史から、「安芸の小京都」と呼ばれる竹原。そのシンボルといえるのが、落ち着いた風情を漂わす国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定された町並み保存地区です。製塩地として飛躍的に発展した江戸時代、豊かな経済力を背景に頼春水・春風・杏坪の兄弟、また、頼山陽ら、多くの優秀な学者を輩出しました。塩田と町人文化の隆盛が生んだ重厚な家々は、今日まで往時の姿を伝えています。
竹原観光協会ホームページより。
いたるところに案内板が設置されているので、地図なしでも迷うことなく散策できます。
冷え込みがキツかったからでしょう、日曜日の昼下がりだというのに、貸切状態。
この状態も風情があって素敵なのですが、やはりちょっとさみしくも感じます。
明治5年に建てられた塩田経営者の邸宅「旧笠井邸」。
「竹原 雛めぐり」の会場としても人気だそうです。さぞ綺麗でしょうね、雛めぐりの季節にも伺ってみたいなぁ。
多くのお店や案内板に飾られているお花は、竹原の方々の「おもてなし」の気持ちなのだそう。心が和みます。
竹で作られた工芸品や飾りがいたるところで見られ、町の風情に一役も二役もかっていますね。
初代郵便局の「書状集箱」は、現役。手書きのお手紙を投函したい。
レトロで可愛い洋風建築の「竹原市歴史民俗資料館」は、昭和初期に建てられたそう。
保存地区には竹原焼き(竹原のお好み焼き)で有名な『ほり川』さんをはじめ、カフェや食事処が多いので、食べ歩きするのも楽しそうです。
竹鶴酒造
大好きな『小笹屋 竹鶴酒造』さん。1733年(享保18年)から酒造りをしておられるのですね。
NHK連続テレビ小説『マッサン』のモデル、「竹鶴政孝」の生家としても有名です。
青々とした杉玉(酒林)に、今年も新酒への期待が高まりますね。
お米の旨味をしっかり残してコクがある『竹鶴酒造』の日本酒、今年もいっぱい燗酒でいただきたいものです。
西方寺・普明閣
映画やドラマのロケ地として人気の『西方寺』石段。
「普明閣」は、京都の清水寺を模して建造されたそうです。
ここからは竹原の町並みを一望できます。
遠くには大型ショッピングセンターも見えますが、保存地区周辺は美しい甍が並び、江戸時代から続く歴史の重みが感じられます。
明治か大正の建築でしょうか、屋根も窓もモダンなデザイン。
竹原市 観光情報
ひろしま竹原観光ナビ(竹原観光協会)
https://www.takeharakankou.jp/
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三原市~呉市までの海岸線「さざなみ海道」をサイクリングまたはドライブするのも、気持ちいいですよ♪
竹原市グルメ