2019年9月1日(日)~9月2日(月)富士山登頂ツアー!
ついに、御来光目指して、真夜中に8合目の山荘「池田館」を出発です。
自他ともに認めるスーパー晴れ女なので「御来光を見れる」と信じているものの、真夜中の暗さと寒さ、たちこめる霧の白さに不安も募ります。
富士宮ルート8合目「池田館」から山頂までの道のりと下山の様子、ご紹介しますね。
登山ガイド上田洋平さんと行く富士山登頂ツアー
特典1:一眼レフで撮影したデータをプレゼント
特典2:専用Facebookグループにご招待!登山開始までの疑問点をきめ細かくサポート
特典3:登山計画書作成・提出代行
〇山小屋予約代行
〇高山病対策
〇歩き方指導
わたしと同じように「いつかは富士山」と思っておられる方は、是非こちらのツアーページをご覧になってみてくださいね。
富士宮ルート:富士宮ルート8合目「池田館」から山頂へ
真夜中1:30、山頂での御来光目指して「池田館」を出発です。
寒い。寒い。防寒・防水対策をしっかりしていても、止まっていると震える寒さです。
ちなみにわたしは、上半身はサイクリング用アンダーウェア→スポーツ地Tシャツ→アンダーアーマーコールドギア→薄手ダウン→レインウェア。下半身はスポーツタイツ→登山パンツ→レインパンツ。
8合目から9合目へ
8合目「池田館」を出発するときは、霧で真っ白!
視界がきかない中、ヘッドライトの灯りを頼りに真っ暗な登山道を登ります。
洋平さんやグループの皆さんが一緒だし、登山者のヘッドライトの灯りがズラ~ッと並んでいるので不安はないものの、暗い道を登るというのはどうにも心細くてメンタルが消耗しますね。
足元を見るのに必死で、途中写真はなし。
9合目:万年雪山荘
真っ黒な登山道をヘッドライト頼りに登り、表口9合目「萬年雪山荘」へ到着。標高3,460m。富士山山頂まであと1km。
「立ち止まったら寒いね」と言い合いながら記念撮影。
ここで小休憩し、食べ物と水分を補給。
下を眺めると、ヘッドライトの列が続いています。
トイレ
トイレの利用料は、200円。
売店・食堂・自販機
500mlペットボトルが500円。
9合目から9号5勺、9号5勺から山頂へ
9号5勺のあたりから霧が晴れ、満点の星空が顔を出してくれました。この天候なら、御来光を期待できますね。
9号5勺「胸突山荘」については、下山コーナーでご紹介します。
御来光目指す登山者の列。
右上のオリオン座がご覧になれますでしょうか?
星空用の撮影設定をする余裕がなく、SONY「Cyber-shot DSC-RX100M6」フルオートで撮影。実際は満点の星空なんですよ。
空が白んできたころ、山頂の鳥居が見えてきました。良かった、御来光に間に合った。
富士山山頂&御来光
山頂には、すでに御来光を待つ多くの人が。自然が織りなす空色のグラデーションがみごとです。
富士山測候所。
岩場に場所を取り、御来光を待ちます。
寒さと強風に耐えながら待つうちに、雲海と空の境界線がオレンジ色に染まってきました。
ちなみにこの日の山頂の気温は4~5℃、風速は13mほどあったそうです!
自然の偉大さが迫ってくる、幻想的な雲の動き。
頑張って登ってきたからこそ目にできるこの風景。
一瞬、一瞬が、感動の連続で涙が出そう。
ついに!太陽がその頭を覗かせてくれました。
神々しい美しさ。霊峰富士だけで見れる御来光。
燃え立つような空の色が圧巻。
「富士山頂はずっと天候がよくなかったので、御来光が見れたのは1週間ぶり」だそう。洋平さんによると「御来光が見れる確率は3回に1回。これほど綺麗な御来光は珍しい」んですって。
本当に幸せです。神様、洋平さん、ありがとうございます!
富士山の歴史と信仰について。
頂上:富士館
富士山山頂にある「富士館」。標高3,700m!
建物右手から入館できます。
トイレ
山荘の裏側にあるトイレ。利用料は、300円。
売店・食堂・自販機
御来光後の食堂は、あふれるような人だかり。寒いから、あったまりたいですよね。
・山頂しょうゆカップラーメン 800円
・特製ワンタンスープ 600円
・特製コーヒー 500円
・特製ミルク紅茶 500円
山頂しょうゆカップラーメン 800円。
人生でカップラーメンをこれほどありがたいと思う日がくるなんて!(笑)
真っ暗な道を登り、震えながら御来光を待ったあとのカップラーメン、最高!!
頂上:富士山本宮浅間大社 奥宮
カップラーメンで胃と心を満たしたあとは、「富士山本宮浅間大社 奥宮」を参拝。
富士山頂上守護ステッカー、各種お守りが並んでいます。
おみくじは100円。
登頂記念にステッカーを。
富士山山頂から5合目まで、下山
御来光とその前後は快晴だったのに、また濃い霧がかかってしまいました。
空は青空なのに、山の天気の不思議。
日本最高峰「剣ヶ峰」までは行かず、下山スタートです。
9合5勺:胸突山荘
9号5勺「胸突山荘」、標高3,590m。
石で組まれた山荘。
視界は霧で真っ白です。
トイレ
トイレの利用料は、200円。
トイレへ入るたび、足首と太腿に「バンテリンコーワゲルEX」を塗りこんで、筋肉痛予防を行いました。
売店・食堂・自販機
500mlペットボトルが500円。
9合5勺から9合目
9合目の鳥居。
このあたりもまだまだ白いですね。
9合目:万年雪山荘
9合目「万年雪山荘」でティーブレイクすることに。
売店・食堂・自販機
ゆっくり寛げる食堂。
500mlペットボトルが500円。Tシャツ、お菓子、ビール他、色々販売されています。
注文・受取はカウンターで行うセルフサービス方式。
400円のココアにほっこり。
9合目から8合目、8合目から元祖7合目
まだ霧が濃いけれど、青空も見えてきました。
足に痛みが出ないよう気を付けながら、ひたすら下ります。
視界が開けてくると、気分も爽快に♪
「よくこの道を登ったよね、頑張ったよね」
「5合目まで頑張ろうね」
と励まし合いながらの道のりなので、精神的にも肉体的にも負担が少ないように感じます。
が、8合目「池田館」では、「今日で山荘閉館なので、トイレも閉鎖しました」とショックな事実が。
頑張って元祖7合目「山口山荘」まで下りると、ここもトイレ閉鎖済!
「ブルータス、お前もか!」と言いたい気持ちになりつつ、新7合目「御来光山荘」を目指します。
元祖7合目から新7合目
元祖7合目から下は、綺麗な青空に恵まれました。
はるか遠くまで広がる青空と雲海。
5合目レストハウスと駐車場も見えてきました。ゴール地点を視界にとらえたのが嬉しくもあり、「まだこんなに距離があるのか」と悲しくもあり(笑)。
3,000m地点まで下りてきました。
洋平さんにトレッキングポールの使い方を教えていただいたお蔭で、心配していた股関節痛も出ず、元気に下山。
休憩時に洋平さんがくださった「井村屋 煮小豆ようかん」の美味しかったこと!
「綺麗な御来光を拝めた」満足感も大きいのでしょう、それほど疲れを感じることなく下山できています。
新7合目:御来光山荘
新7合目「御来光山荘」へ到着。
気温が高くなってきたので、ここでレインウェアなどを脱皮。
トイレ
トイレのドアが閉鎖されていてドキッとしましたが、スタッフさんに申し出ると売店からトイレへ案内していただけました。利用料は、200円。
ここでトイレに行けなかったら、6合目までトレランよろしく駆け下りないといけないところでしたよ~(笑)。
富士宮ルートは7月10日~9月10日が夏山シーズンのはずなのに、どこの山荘も店じまいが早いです。
新7合目から6合目
「ここまで下りてきたら、下山できたようなものですよ」と洋平さん。
よし、あと少し頑張るゾ!
宝永山は今日も美しい姿を見せてくれました。
抜けるような富士山ブルー!
6合目:宝永山荘
6合目「宝永山荘」まで下山。ここで昼食をとることに。
食堂
6合目まで下ると、食堂のメニューもいっきに豊富になりますね。定食まであるのが嬉しい。
一品、ソフトドリンク、アルコールもあり。生ビールもあるって、最高じゃないですか。
富士宮やきそば 700円。
紙皿でもプラ容器でもなく、ちゃんとしたお皿に盛られているのが嬉しい!
モッチモチした麺に魚粉がたっぷりで、とても美味しゅうございました。
5合目まで下山
膝や足首に疲労を感じるものの、全員笑顔で下山できました。
初めての富士山で、まさか登頂できるなんて。そしてこれほど美しい御来光を拝めるなんて。
洋平さん、素晴らしいガイドをありがとうございました!!
バス乗り場へ、最後の階段。これで富士山を下りきったー!!やったー!!がんばったー!!
帰路の新東名高速道路では、素晴らしい夕陽が見れました。
下山後まで「素晴らしい」が続く富士山登頂チャレンジ、幸せに包まれて終了です。
まとめ
6月下旬に突如決まった富士山登頂チャレンジ。
登山ガイド洋平さんのきめ細やかな指導と優しさのお蔭で、初チャレンジにして登頂を果たして、みごとな御来光を拝み、怪我もなく元気に下山できました。
「一生に一度は富士登山してみたい」と漠然と思っていたわたしに、チャンスを与えてくださった洋平さん、快く一緒に参加してくださった方々に、心から感謝申し上げます。
帰宅後は3日ほど太腿がビッキビキになりましたが、最高の「一生の思い出」ができましたよ。
「いつかは富士山」とお考えの方、ぜひ上田洋平さんガイドツアーに参加して、いい思い出を作ってくださいね^^
『登山ガイド上田洋平さんと行く富士山登頂ツアー2019』記事一覧はコチラ。