2019年9月1日(日)~9月2日(月)富士山登頂ツアー!富士宮口五合目で高度順応し、いよいよ富士登山スタートです。
ワクワクもドキドキもいっぱい!
登山ガイド洋平さん指導のもと準備はしてきたし、スーパー晴れ女なので天候には自信がありますが、下山まで股関節痛が出ないかビクビクな気持ちも大きいのです。
5合目から8合目「池田館」までの道のり、ご紹介しますね。
登山ガイド上田洋平さんと行く富士山登頂ツアー
特典1:一眼レフで撮影したデータをプレゼント
特典2:専用Facebookグループにご招待!登山開始までの疑問点をきめ細かくサポート
特典3:登山計画書作成・提出代行
〇山小屋予約代行
〇高山病対策
〇歩き方指導
わたしと同じように「いつかは富士山」と思っておられる方は、是非こちらのツアーページをご覧になってみてくださいね。
富士宮ルート:富士宮口5合目から8合目「池田館」へ
今回チャレンジするのは「富士宮ルート」。
富士宮口五合目(標高約2,400m)、山頂までの標高差は約1,300m。全4コースのうち一番高い場所からのスタートとなりますが、そのぶん急な斜面が多いそうです。また、他のコースと異なり、登りと下りは同じコースを通ります。
富士登山に初チャレンジするにあたり、富士登山経験者の方のブログを読み漁ったのですが、「〇合目付近の岩場がしんどかった」「〇合目あたりが急でしんどかった」と書いてある割に、風景写真が少なくて初心者には分かりづらかったんですよ。
と決意して臨みましたが、はてさてどうなることやら?
一眼レフとレンズはさすがに重いので、SONY「Cyber-shot DSC-RX100M6」と一緒に出かけました。
※わたしが写っている写真は、登山ガイド&カメラマン洋平さん撮影です※
富士山富士宮口 表口五合目レストハウス
5合目ではレストハウスで昼食をいただき、洋平さんの指導のもと1時間くらいゆっくり過ごして高度順応。
5合目からの眺めが、すでに絶景です!
遠くに連なる山脈と綿菓子のような白い雲、いつまでも見ていたくなる風景。
青空の透明感も違って見えますね。
刻々と姿を変える雲の動きにも見入ってしまいます。
自然の雄大さにのみこまれそう。
「ここまで来れただけでいいや」なんて思いが頭をよぎりますが、いやいや、ここからがスタートなんでした。
富士箱根伊豆国立公園 富士山 富士宮口五合目。
上の方は雲がかかっていますが、8合目までは青空のなかを登っていけそうです。
弾丸登山STOP!持ち物も体調も、万全に整えてから登りましょう。
トイレ
5合目レストハウスのトイレ。登山道を少し登ったところにもトイレがあります。
トイレの利用料は、100円。
売店・食堂・自販機
自動販売機は、500mlペットボトルが300円。
レストハウス1Fが売店、地下が食堂になっています。
荷物の預かりは1個1,000円。食堂の営業時間は6:00~18:30(※期間によって異なるのでご注意ください)。
枝で作られた「食堂」案内が山らしい。
9時過ぎの食堂、すでに多くの人で賑わっています。まず席を確保してから、カウンターへ。
食事の注文・受け取りは、カウンターで行います。
お菓子や水も売られているので、補給食や水分が足りない方はここで買っておきましょう。この先どんどん高くなりますよ。
食堂のメニューは、名物「富士山カレー」1,000円の他、各種うどん・そば、ラーメン、おでん、牛丼、中華丼、おにぎりセットなど。
カップヌードルは350円。
山菜がのったラーメン。あっさり美味しそう。
わたしは「富士山カレー」。玉ねぎたっぷりでほどほどにスパイシー。美味しい日本カレーです。
かなりのボリュームに途中で満腹になりましたが、これから登山を控えているので頑張って完食!
ゆで卵でたんぱく質補給も忘れずに。
売店には登山杖も置かれています。各山小屋で焼印を押してもらえる(有料300円)ので、富士登山のいい記念になりますよ。
富士登山を前に気持ちが高ぶっているのでしょうね。富士山アルフォートトや富士山アポロが欲しくなる(笑)。
5合目~6合目
10:30集合。洋平さん(一番右)から登山のレクチャーを受け、ストレッチで体をほぐします。
登山道入口の案内板と注意事項。
「生きてるうちに一度は登ってみたい」と願っていた富士山へ、この階段から登山スタート!
標高2,400mの富士山表口5合目を、みんな笑顔で出発です。
この地点で鳥取県の大山山頂(標高1,729m)よりも高いところにいるんですね。日本一の山はやっぱりすごい。
山の空気は気持ちいい。
5合目から6合目までは柔らかい土のゆるやかな坂道。洋平さん指導の高山病対策&高度順応が効いているのでしょう、みんな体調に変化はなく元気です。
6合目の山荘が見えてきました。
6合目:雲海荘、宝永山荘
えっ?もう6合目?30分も歩かないうちに6合目へ到着。標高2,490m。
知識として「5合目から6合目まではすぐ」と知ってはいましたが、本当に近くてビックリ。
丁寧にガイドをしてくださりながら、ちょこちょこ一眼レフとスマホで撮影もしてくださる洋平さん。ありがとうございます。
6合目には「雲海荘」と「宝永山荘」、2つの山荘が並んでいます。
全キャリアのスマホが繋がるだけでなく「Fujisan Wi-Fi」が富士山のほぼ全エリアで使えるんですよ。素晴らしい。
どなたに訴えればいいか定かではありませんが、「Simanaimi Wi-Fi」の整備も是非お願いします!
トイレ
トイレの利用料は、200円。5合目より100円高くなりました。
売店・食堂・自販機
自動販売機は、500mlペットボトルが300円。5合目と変化なし。
ラムネ200円。
カップラーメンは400円。5合目より50円高くなりました。
どちらの山荘も、うどん・そば、ラーメンなど食堂メニューが豊富。
ちなみに『宝永山荘』は富士山で唯一生ビールが飲める山荘です。下山したらここで乾杯したいですねー!
6合目~新7合目
6合目からの登山道。
はるか上の方まで、登山者が連なっているのがよく見えます。一番上に見える白い建物が、今夜の宿泊所「池田館」。
さぁ、どんどん登っていきましょう。でもペースはゆっくりね。
6合目を過ぎると、だんだん坂道の傾斜が急になってきます。
宝永山を経由するプリンスルートの案内板。トイレや山荘の距離が遠くて大変らしいですが、チャレンジしてみたい。
こまめに休憩をとり、水分補給。登山ガイド洋平さんが参加者の様子を見ながらペース配分してくださるので、快適です。
宝永山。
岩に座ってしばし休憩。
新7合目『御来光山荘』前は石と土の階段。段差はそれほど大きくないので、足に影響が出るほどではありません。
もう山荘が目の前です。
新7合目:御来光山荘
新7合目『御来光山荘』到着。標高2,780m。
富士山山頂まで2.8km。
トイレ
トイレの利用料は、200円。
個室から出るときには左手の「自動施錠解除ボタン」を押さないと、ドアが開かないので注意。
売店・食堂・自販機
チェック忘れ。ごめんなさい。
新7合目~元祖7合目
まだまだ先は長い、がんばりましょう。
今日のゴール、8合目「池田館」が常に視界に入っているので、気力が湧いてきます。
新7合目を出発してすぐの、砂の坂道。
少し進むと、岩がゴロゴロした道に変わります。滑りやすいので、グリップのきいた登山靴じゃないとしんどいでしょうね。
雲の勢いがすごい。この日はいいお天気ですが風が強くて、景色がどんどん変化します。
一歩、一歩、足を休めるよう意識して歩きながら、ひたすら登る。
右手に見える宝永山が優美。
岩や石ころが増えてきて、だんだん歩きにくくなってきます。
人間の戸惑いをよそに、大自然はどこまでも静かで美しい。
モクモクとせり上がってくるくる雲にダイブしてみたくなっちゃう。しないけど。
このあたりから溶岩石も増えてきて、富士山が火山であることを実感します。(※学校では「富士山は休火山」だと習いましたが、気象庁が区分廃止したため、現在は「火山」だそうです)
大山で股関節痛を発症したときには「富士登山、やめておこうかな」とひるんだけれど、やっぱり来て良かった。この美しさと雄大さはここに来なければ体験できないもの。
宝永山を眺めながら、プチ休憩。
新7合目と元祖7合目の間に、標高3,000m地点があります。
自分の足で3,000m以上の山に登るのは初めて、未知の世界へ突入です。
登るにつれ、宝永山の全景が見えてきます。これほどはっきり見える日は珍しいそうで、ラッキー。
見下ろすと5合目レストハウスや駐車場が小さく小さくなっていて、「これだけ登ってきたんだ」と、自分で自分を褒めてあげたくなります。うん、褒めてあげてもいいですよね。自画自賛、思いっきり自分を褒めてあげましょう♪
元祖7合目:山口山荘
表口元祖7合目『山口山荘』到着。標高3,010m。
「新」やら「元祖」やらややこしいですね(笑)。これには色々、大人の事業があるようです。
誰も高山病になることなく、まだまだ元気です。
かなり気温が下がってきたので、防寒用のレインウェアと手袋をザックから取り出して装着。
トイレ
トイレの料金は200円。
売店・食堂・自販機
自動販売機は、500mlペットボトルが500円。
食堂のメニューはコチラ。
元祖7合目~8合目
元祖7合目~8合目は、急斜面の岩場が続いてかなりキツイ!
今夜のお宿8合目『池田館』が・・・、遠い・・・。
足場もゴツゴツしてきます。
待ってて、『池田館』。
手をつくほどではないにしても、急峻な岩場が続きます。
「明日にはこの急な岩場を下るのか。怖そうだな」と感じつつも、冒険のようで結構楽しい。
8合目:池田館
今夜のお宿、表口8合目宿泊所・御来光拝観所『池田館』に到着。標高3,250m。
全員そろってここまで来れました!!
トイレ
トイレの料金は200円。
売店・食堂・自販機
500mlペットボトルが500円。
まとめ
8合目『池田館』で一泊(仮眠ともいう)したら、山頂での御来光目指して真夜中に出発です。
宿泊記は別記事でお届けしますね。
『登山ガイド上田洋平さんと行く富士山登頂ツアー2019』記事一覧はコチラ。