横山大観コレクションと日本庭園で有名な「足立美術館」。
伺うのは十数年ぶり、新緑の季節は初めてとあって、初訪問のように心がときめきます。
アメリカの日本庭園専門誌で13年連続で「庭園日本一」に輝く日本庭園は、新緑の輝かしさに圧倒!
山陰旅行の際には絶対ハズせないスポット、ご紹介しますね。
足立美術館
展示室は、近代日本画、現代日本画、陶芸、童画の4ゾーンから成り立っています。
「横山大観の作品、もっとあったように思うんだけどなぁ」と感じていたら、ちょうど北海道立近代美術館で「足立美術館所蔵 横山大観展」が開催されていたようです。ガーン。
でも、大好きな上村松園さんの作品を2点観ることができ、感激。
「娘深雪」(1914年作)と「待月」(1944年作)。
松園さん特有の、髪の生え際や薄物の透け方の美しさ、肌や布の柔らかい質感に、時間を忘れてうっとり。
尊敬する宮尾登美子さん著、松園さんの一生を描いた序の舞 (中公文庫)は、何度も何度も読み返している大好きな小説なのです。
日本庭園
5万坪の広大な敷地に、枯山水、苔庭、池庭、亀鶴の滝などが配置されています。
秋の紅葉、冬の雪化粧もぜひ観てみたいものですね。
「綺麗!綺麗!」を連発しながら撮影するわたしの図(笑)。
足立美術館 情報
〒692-0064 島根県安来市古川町320
電話: 0854-28-7111
https://www.adachi-museum.or.jp/
茶室 寿楽庵
椅子席で気軽にお抹茶を楽しめる『寿楽庵』さん。見学料・抹茶料 1,000円(税込)
純金の茶釜で沸かしたお湯で立てるお抹茶は、招福・延命にいいとされているそうです。
島根県内の窯元のお茶椀で、お抹茶をいただきます。
みんなが声をそろえて「ものすごく美味しい!」とうなった、松江市『三英堂』さんの「日の出前」。
陶芸家・河井寛次郎先生命名の伝統銘菓で、手間のかかる「しののめづくり」(寒天を使わない)でつくっておられるそう。
密度が濃く、味わいはあっさりしていて、すごくなめらかな舌触り。
お土産に一棹購入して帰りました。
インターネット通販もされてるので、おとりよせしちゃおうかな。
茶室 寿楽庵 お店情報
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