経済評論家の勝間和代さんが「仕事のスキルを全力投球して家事を超効率化」された集大成!
「そうか、家事もどんどん効率化していい時代になってるんだよね」と、目からウロコがポロポロ剥がれ落ちてゆきました。
ロジック(仕組みや原則)が分かりやすく説明されているので、自分の生活スタイルや感性に合わせて、自在に「勝間式」を取り入れていけます。
「勝間式 超ロジカル家事」、ご紹介しますね。
目次
はじめに&序章:超ロジカル家事のススメ
昨年2016年には、勝間さんの「2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム」のお蔭で、遅まきながら断捨離の重要性に目覚め、不要な物をかなり処分することができました。
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今回も勝間さんの教えで「家事を時短できそうだな」と期待しながら手に取って、大正解!
家事に殺される前に
仕事のスキルを全力投入して家事を超効率化
日本の家事はここ数十年、実はほとんど進化してない
序章前の「はじめに」から、衝撃的な文章がガンガン脳を刺激してきます。
このブログにはあまり書いてませんが、周囲の方はご存知のとおり、わたし自身も仕事には効率化・省力化・時短をものすごく求めるタチなんです。
パソコンやネットが得意になったのも、20代後半のころ「もう毎日残業したくない!休日出勤したくない!」と強烈に思ったから。
なのに・・・。
家事の”超”効率化については、ほとんど考えたことがなかったんですよね。
勝間さんが書かれているとおり「できるだけ家事は丁寧にしなきゃ」と思い込んで、「かけた時間=愛情」のように感じてました。
最新家電を導入して家事をAI化する
「不便」「めんどう」を放置しない
勝間さんが愛用されている商品が紹介されてるので、すごく分かりやすい。
①家の外で働くことで稼げる時間が増える
②ムダ遣いが減って、お金が貯まる
③健康的になる
④育児や趣味など精神的余裕が生まれる
⑤仕事の段取りも上手になる
よーし、勝間式 超ロジカル家事で、家事も時短しちゃうゾ!
第1章:ロジカル料理編
この本で一番学びが多かったのが、料理編。
食いしん坊で外食も調理も大好きなわたしですが、料理は多少の時短をしながらも基本的には「手間暇かけて丁寧に」作っています。
①調理時間が劇的に短縮できる
②調理家電を活用するのでほったらかしで料理ができる
③材料ごとに最適な温度、時間が設定できるので間違いなくおいしく仕上がる
④自炊がラクになるので外食しなくなり、食費が安くなる
今まではたまに大型電気量販店などで調理家電をチェックするくらいだったので、勝間さんのAI家電活用術にただただ脱帽。
「そうか。そうよね。家事も効率化していいんだよね」と、今までの思い込みがどんどん変わってゆきます。
家電にかける金額は「投資」だと考え、効率化で作った時間を仕事や趣味にまわせば、確かにすぐ「回収」できそうです。
やり方を教えてもらうのも非常にありがたいですが、こうして無駄に凝り固まっている概念を変えていってくれるのが勝間さんのご著書の素晴らしいところ。
たまに「あ、わたしもこれやってる。これ使ってる」共通点があると、すごく嬉しくなったりね。
よく買う・買わない野菜・肉・魚介類や単価計算、水出汁の取り方なども詳しく紹介されていて「へぇ!うちも実践してみよう」と思うことがいっぱいです。
あと、わたしは何でも「どうせ買うなら最新機」と思っちゃうのですが、「料理家電は型落ち品で十分」にも納得できました。感謝。
お料理が苦手な方なら絶対美味しくなる原則や厳選調味料、スーパーへ買い物に行く時間も取りにくい方ならネットスーパー活用術もすごく為になると思います。
ただわたしの場合、お料理をすること、キッチンに立っていることがストレス解消にもなっているので、
・丁寧に時間をかけて作る日
・効率的に時短して作る日
をうまく使い分けていくのがよさそうかな。
第2章:ロジカル掃除&洗濯編
家がキレイ=自己肯定感が高まる!
本当にそうですよね!
家がピカピカに掃除されていると、それだけですごく気分が良くて家事がはかどるように感じます。
「床面積の広さと貯蓄額は比例する」とも言われてますし、できる限り室内を綺麗に片付けてお掃除をしておきたいもの。
でもね。
わたしが家事のなかで一番手を抜きがちなのが、ズバリお掃除。
「まぁ、汚くても死なないし」とサボりがちなので、この本をきっかけに性根をたたき直します。
気になってはいたけど「走ってもらうスペースも少ないし」と買い控えてた「ルンバ」と「ブラーバ」!
この2機に走ってもらうために、断捨離を進めて床面積を広くするゾー!
洗濯に関しては関西で一人暮らしをしていたころから省力化しまくってまして、今も1部屋を室内干し用、もう1部屋をウォークインクローゼット状態にして「なるべくたたむ手間をかけない」ようにしています。
第3章:超ロジカル収納編
収納破産を乗り越えた勝間さんならではの内容!
断捨離に関しては「2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム」のほうが詳しく書かれているので、物を減らしたい方へぜひこちらも読んでみてください。
買う前に捨てることを考える
ものがなければ収納する必要はない
「もったいないから」「また使う”かも”しれないから」「痩せたら着れる”かも”しれないから」等々と理由をつけて捨てていない物を、イッキに整理しちゃうチャンスです。
服、食器、本、リネン、日用品、「勝間さんはここまで徹底されてるんだ」とビックリしますよ。
もちろん「すべて勝間さんのおっしゃるとおりにやればいい」わけではなく、自分に合いそうなものは積極的に取り入れ、そうでないものは保留でいいと思います。
「学ぶは真似ぶ」、まずは成功者の真似をして、自分に合うやり方・あり方を見付けていけばいいのではないでしょうか。
わたしの場合、勝間さんご推薦の電子書籍より、まだまだどうしても紙の本が好きですしね^^
本の厚みと重さを感じながら「ページをめくる」行為が大好きなので、これはしばらくアナログでいくつもり。
でも「一度読んだらもういいな」と感じた本は、早め早めで売っちゃうようにしよう。
ブックオフに売ってみたところ、予想より高額買取してくれました。おすすめです!
第4章:超ロジカル家計術
交通網が発達していない田舎暮らしにとって「ムダの代表選手は車」はどうしようもありませんが(※勝間さんも「都会のケース」と書いておられます)、家計の管理や貯金・保険については地域を問わず該当する内容です。
恥ずかしながら「投資貯金」はまったく未知の分野だったので、早いうちに検討してみよう。
第5章:超ロジカルファッション編
女性なら気になって仕方がないファッション編。
わたしはこの章を読んで、ついに20年分ほどの「また着れる”かも”」「高かったから」「想い出があるから」と保管していた洋服・バッグをバッサリ処分できました!
昨年「2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム」を読んだときには決心がつかなかったので、1年かかって進歩できたみたい。
ちなみに売れそうなものは売って、それ以外は破棄。
売ったのがダンボール2箱、捨てたものはゴミ袋7つになりましたよ。。。
まだ靴が残ってるので、近いうちに断捨離します。
スティーブ・ジョブズがいつも黒いタートルネックとジーンズだったのは、「洋服を選ぶ時間がもったいないから」なのは有名な話。
着ることのない洋服をずらっと並べて「今日はどれを着よう。困った、着る服がない」なんて悩んでるのは確かにバカバカしいですよね。
「買う・着る・処分する」のサイクルを上手にまわしていけるようになろう。
勝間さんのように着数や色を限定して無地のものだけを買う境地にはまだまだなれそうにありませんが、「モノを少なくする」ことは続けていきます。
第6章:超ロジカル健康管理編
最大のお金のムダ遣いは不健康
そう!そう!そうなんです。
うちは母方に癌が多く、母と伯母の入院費等々でわたしの貯金額がゼロになった過去もありました。
わたしがかなり健康オタクで、「未病をなおす」ために毎月ゴッドハンドのカイロプラクティックに通ったり、安心な食材・調味料を使うのはまさに「病気にかかりたくないから」なんです。
勝間さんが実践されている「7つの健康習慣」、まだできていない部分を習慣化していこう。
おわりに
私は料理のプロではなく、家電を多用するなど、従来のやり方と大きく異なる点もあるので、賛否両論あるでしょう。
(中略)
大事なことは、私と同じように料理で困っている人の負担やストレスが少しでも軽減されること
この本のお蔭で負担やストレスが軽減されたり、わたしのように家事に対する概念がくつがえされる女性が多いと思います。
「家事を楽にしたい」
「もっと自分の時間が欲しい」
と感じておられる方、超オススメです!
ミホが買ったもの、欲しいもの
この本を読んで実際に買ったもの、今後買いたいものをピックアップしてみます。
「ヘルシオ」と「IH圧力鍋」は早いうちに買ってしまおう。
買ったもの
魚焼きグリルを活用するために、ミニトレイを2つ購入しました。
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欲しいもの
以前から欲しかったシャープのスチームオーブン「ヘルシオ」。
20万円くらいするイメージでしたが、ネットで探してみると2、3万円台からありますね!
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象印の「IH圧力鍋」も意外とお手頃!
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かきまぜまでやってくれる水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」。
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やっぱり欲しい!自動お掃除機「ルンバ」。
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勝間さんの超オススメ著書