尾道市の北隣 世羅郡世羅町で、地産地消のジビエや野菜のお料理をいただける『べじたぶる四季』さんへお邪魔してきました。
素敵な古民家は、第1回全国高校駅伝大会で区間賞を取り、世羅高校の初優勝に貢献された谷敷正雄さんの生家なんですって。
ジビエ料理でいただけるのは、世羅郡で捕獲・処理された猪と鹿のお肉。ジビエ肉を扱って50年超の『いわた屋』さんから仕入れておられます。
世羅の素敵古民家でいただくジビエ料理、ご紹介しますね。
べじたぶる四季のメニューは?
〇ぼたん鍋(ひとり鍋)セット 2,750円(税込)
〇猪焼肉(一人前)セット 2,750円(税込)
〇鹿焼肉(一人前)セット 2,750円(税込)
セットには、小鉢3種(日替わり)、世羅米ご飯(おかわり自由)、コーヒー付。
各セットのテイクアウトも可能です。
アラカルト
〇イノシシソーセージソテー 550円
〇おにぎり(塩、こんぶ、おかか、梅) 1個150円
ドリンクメニュー。アルコール、ノンアルコール、ソフトドリンク各種あり。
べじたぶる四季、ミホが食べたのは?
まずは、ビールでかんぱーい♪(写真撮り忘れ)
蕗の煮物、若竹煮。
春の息吹を感じる蕗と筍を、ほんのり甘めな優しい味付けで煮てあります。
燻製猪のサラダは、蜂蜜とビネガーの甘みと酸味のバランスがとてもよく、猪肉の旨みをしっかりと感じられます。
薔薇の花のように盛り付けられた、ぼたん鍋。
白菜、ニンジン、白ネギ、干し椎茸、豆腐、春雨など、猪肉以外の具材もたくさん。
お野菜はオーナーご夫妻が栽培されたものがほとんどだそうです。
猪肉はまったく臭みがなく、肉質は柔らかく脂身は甘みがあって美味しい!
赤味噌・白味噌・八丁味噌、3種の味噌をブレンドした少し甘めなスープに、一味唐辛子を少し加えていただくのが超好みなお味でした。
写真を撮り忘れてしまいましたが、世羅米のご飯はおかわり自由。つっくんは「世羅米美味しい!」と感動しながら、3~4杯は食べていたと思います。
この美しい赤身肉は、鹿肉。
せっかく伺うなら「猪も鹿も食べたいよね」と、ぼたん鍋コースに鹿焼肉を追加で予約しておいたのです。
焼肉は、こちらの陶板で焼いていきます。
焼肉用のお野菜は、カボチャ、しめじ、ニンジン、ピーマン、玉ねぎ、キャベツ。
鹿焼肉にも、小鉢3種を添えてくださいました。
猪肉と卵の燻製、キュウリの酢のもの、ポテトサラダ。お話好きで気さくな女将さんのお人柄そのままな、温かみのある家庭的なお味。しみじみと美味しい。
臭みもクセも全然なく、柔らかくて滋味深い鹿肉。
鹿肉にはアミノ酸の一種「アセチルカルニチン」が多く含まれていて、ストレス軽減や疲労回復効果があるんですって。素晴らしい。
自家製お野菜もほんと美味しい。
生麩入りのお吸いもの。いいお出汁。
世羅米のおにぎり。
ふんわり柔らかくにぎられたおにぎり、自家製のお漬物と梅干しに、心癒されます。世羅米、美味しいなぁ~。
べじたぶる四季、雰囲気や接客は?
お店があるのは世羅郡世羅町宇津戸。世羅と聞くと遠くに感じてしまいますが、こちらはJR尾道駅から車で30分ほど。
おしゃべりしながらドライブしていると、あっという間に到着しちゃいます。
案内看板は敷地内にしか出されていないので、初めて行かれる方はGoogleMapなどナビをご利用くださいね。
車は敷地内に複数台駐車可能です。
お料理は風情あるお座敷でいただくのですが、座椅子をセッティングしてくださっているので、足がお悪い方・正座が苦手な方も安心ですよ。
女将さんのお人柄が本当に素敵で、気さくに色々なお話を聞かせてくださったり細やかにでもさりげなくお気遣いくださったりで、なんだか親戚の家にお邪魔しているように寛がせていただきました。
尾道市街地から約30分のドライブで味わえる、里山ジビエ料理と古民家滞在のプチ旅行気分、オススメです。
ぜひお出かけになってみてくださいね。
店舗情報
べじたぶる四季
〒722-0411 広島県世羅郡世羅町宇津戸490
電話: 090-1686-5633(完全予約制)