【飲食店向け】酒類のテイクアウト販売ができる「期限付酒類小売業免許」を申請しよう！

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2020.04.10

【飲食店向け】酒類のテイクアウト販売ができる「期限付酒類小売業免許」を申請しよう！

※2020年4月17日(金)14:00更新。「専用申請書式」ができています。※

新型コロナウイルス（SARS-CoV2）感染拡大防止対策で、様々な影響を受けておられるであろう飲食店の皆様。

2020年4月9日(木)、国税庁から「在庫酒類の持ち帰り用販売等をしたい料飲店等の方へ（期限付酒類小売業免許の付与について）」が発表されました。

税務署へ申請して「期限付酒類小売業免許」を取得すれば、半年間の期間限定ですが、酒類のテイクアウト販売が可能になります。

売上減少に悩んでおられるお店さん、ぜひご一読ください。

1 期限付酒類小売業免許とは？
2 酒類のテイクアウト販売を行うには？
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期限付酒類小売業免許とは？

国税庁ホームページはコチラ。

　
お役所言葉に不慣れな方用に、分かりやすい言葉で書いてみますね。
　

①コロナのせいで売上が落ちている飲食店が、在庫酒類の販売で資金確保をしたい場合、期限付酒類小売業免許を迅速に付与します。
②2020年6月30日(火)までに申請書を提出してください。
③期限は免許付与から半年間(6ヶ月間)です。
④自治体等から何か要請があれば、従ってください。

酒類のテイクアウト販売を行うには？

相談窓口は、酒類指導官が設置されている地域の税務署です。

「最寄りの税務署」ではありませんので、ご注意ください。

各地の相談窓口は以下のとおりです。尾道市の場合は、西条税務署酒類指導官部門が相談先です。

082-422-2191へ電話すると、音声ガイダンスが流れます。「３」(職員への問合せ)を選ぶと総務課に繋がり、「期限付酒類小売業免許のご担当者をお願いします」と伝えたら、酒類指導官部門へ転送してもらえましたよ。

西条税務署　酒類指導官部門
　電話：082-422-2191（代表）
　地区：西条、竹原、三原、尾道、福山、府中

期限付酒類小売免許の注意点

https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/17/62.htm

こちらも、分かりやすい言葉で書いてみますね。
　

①酒類の仕入れ・販売・販売数量を、ちゃんと帳簿につけてください。販売数量は報告しなくてはいけません。
②いつもの酒屋さんから仕入れてあげてください。
③販売できる酒類は、在庫か、いつもの酒屋さんから仕入れたものだけです。
④販売できる地域は、お店がある都道府県内だけです。インターネット通販はしてはいけません。
⑤1店舗ごとに、酒類販売管理者を選任してください。

※料飲店等期限付酒類小売業免許申請のポイント(PDF)

根拠法令等：
酒税法第9条、第10条、第11条、第46条
酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律第86条の9
法令解釈通達第2編第9条、第10条、第11条、第46条関係、第8編第1章第86条の9関係

期限付酒類小売免許の申請書類書式・提出先

2020年4月10日(金)10:00、西条税務署に確認いたしました。
2020年4月17日(金)14:00、西城税務署から「専用書式ができた」と教えていただきました。
　
＜必要書類は3点＞
　①料飲店等期限付酒類小売業免許申請書(Word)
　　記入例(PDF)
　②料飲店等期限付酒類小売業免許申請書（次葉１・２）(Word)
　　記入例(PDF)　
　③法人の場合：登記事項証明書(最寄りの法務局で取得)
　　個人の場合：代表者の住民票(最寄りの市役所等で取得)
　
＜提出先＞
最寄りの税務署
　尾道：尾道税務署
　福山：福山税務署

参考：料飲店等期限付酒類小売業免許の申請様式及び記載例

期限付酒類小売免許の免許付与後に提出する書類

書式ダウンロードはコチラ。
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/kansensho/0020004-077.htm

①料飲店等期限付酒類販売業免許申請書（次葉３）
　記載例
②料飲店等期限付酒類販売業免許申請書（次葉６）
　記載例
③料飲店等期限付酒類販売業免許の免許要件誓約書
　記載例
④地、建物、設備等が賃貸借の場合は賃貸借契約書等の写し、その他契約書等の写し
⑤地方税（申請者が法人の場合は、「地方法人特別税」を含む。）の納税証明書（未納税額がない旨及び２年以内に滞納処分を受けたことがない旨の証明）