福山市沼隈半島に、尾道市の飛び地として存在する浦崎町。
浦崎町へのアクセスは、陸路なら尾道市街地から福山市松永経由で入り、海路なら尾道市向島町歌港から渡船で浦崎町戸崎港へ渡ります。
わたしはのどやかな渡船ルートが大好きで、浦崎の海岸線をゆっくり楽しむのがお気に入り。
ドライブにもサイクリングにもオススメなスポット、ご紹介しますね。
厳島神社
戸崎港から海岸沿いを境ガ浜・鞆の浦方面へ走っていると、右手の防波堤越しに朱塗りの鳥居が見えてきます。
こちらは、浦崎半島満越(みつごえ)の厳島神社。
石碑奥の建物は、浦崎神楽を舞う舞台のようです。
石づくりの鳥居と赤い鳥居、常夜灯の配置がとても美しいですね。
常夜灯と赤い鳥居。
干潮時には砂浜に降りて鳥居と海を眺めることができます。
「尾道型」といわれる、玉にのったスタイルの狛犬。
狛犬が大好きで、出会うと写真を撮らずにいられません。
ぷりんとしたお尻と巻き上がった尾がキュート。
貿易船北前船の寄港地として栄え、高い石工技術を誇っていた尾道には、多くの石像・石段・石灯篭などが残っています。
今度、じっくり狛犬撮影めぐりをしてみたいな。
尾道のモンサンミッシェル 沖の観音
厳島神社から境ガ浜へ向かう途中にあるのが、沖に浮かぶ観音堂「沖の観音」。
大切に守ってきた人々の思いが伝わってくる観音堂と、常石造船所の大きな船・スタイリッシュな境ガ浜マリーナの対比に、歴史の重みと進歩の気概を感じますね。
昔々、漁師さんが何度も網にかかる仏像をお祀りしたのが観音堂の始まりだそう。
普段は海の中に浮かぶ小島ですが、潮がひいてくると周囲に砂浜が姿を現し、干潮には歩いて渡ることができるんですって。
この観音堂にお参りすると願いが叶うといわれていて、わたしのお友達のなかにも「ほんまに願いが叶ったよ」という人が何人もいらっしゃいます。
干潮時を狙って再訪せねば~!
夕陽のスポットとしても有名で、息をのむほど美しい写真があちこちで発表されています。
晴れた日の夕方にも訪れてみたいものだわ。
海岸線から眺めているだけで心が平らにならされてゆく観音堂、大好きな場所の1つです。
尾道市向島町余崎港「金剛福寺」もオススメ。
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尾道~浦崎・境ガ浜サイクリング
サイクリングもオススメですよ~。
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