2023年1月から、JR尾道駅から徒歩5分のシェアキッチンで毎週火曜日ランチタイムにのみ営業されている『Bistro Chéri(ビストロ シェリー)』さん。
心躍る美しいお料理と美味しさが評判を呼び、2023年夏にわたしが知ったときには「予約できるのは3ヶ月先」の人気店になられていました。
一度伺うと、大ファンになること間違いなしのお料理と優しいサービス。
予約が取れるのは半年以上先になると思いますが、魅惑のフレンチご紹介しますね。
Bistro Chéri のメニューは?
ランチセット:1,800円(※2024年1月から2,500円に改定予定)
洋風テイストのフルーツ大福:1個300円(テイクアウト可能)
Bistro Chéri 、ミホが食べたのは?
ナイフ、フォーク、お箸も添えられているのが嬉しい。
月替わりのランチセット。この日は「晩秋」。
ドリンクは、自家製エルダーフラワーコーディアルの炭酸割り。
エルダーフラワーの甘やかな香りに包まれつつ、炭酸水のスッキリした飲み口でいただきます。
ビールやワインなどのアルコールメニューは置かれていないそうで、ちょっと残念。
〇秋茄子とパン・デビスのソテー
生姜とベルベーヌ香る茄子皮のマリネ 赤ワインのレデュクションソース
Instagramでも拝見していましたし、メニューリストでも確認しているというのに、サーブされた瞬間「え?この華やかで美しいお料理が、ほんまに茄子?いつも焼き茄子や田楽で食べてるあの茄子?」と、脳内軽くパニック。
整然と重ねられた茄子とパン・デビスに、香草の香り高い酸味のあるレデュクションソースが素晴らしいマッチング。繊細な味わいと豊かな香りが、秋の訪れを感じさせます。
茄子皮のマリネは生姜とベルベーヌ(レモンバーベナ)がほのかに香り、茄子のポテンシャルの高さを感じさせてくれます。
茄子よ、大好物なのに今までナメてたかも。ごめんね。
〇バゲットと自家製タプナード
オリーブとアンチョビの風味がきいた自家製タプナードは、瓶売りしていただきたい美味しさ。
香ばしく焼かれたバゲットと相性最高です。
〇鶏胸肉の香草パン粉焼き
椎茸と味噌漬けレバーペースト マッシュルームのソース
これほどまでにしっとり柔らかく、鶏の旨みを感じられる鶏胸肉は初めて!
マッシュルーム香るソースの濃厚な味わいが、淡白な鶏胸肉とのバランス抜群でいくらでも食べられそう。
コク深い味噌漬けのレバーペーストがこれまた美味しくて、赤ワインがぐいぐい進みそうなお味です。椎茸とレバーペーストが合うのも新発見かも。
洋風テイストのフルーツ大福は、みかんとチョコレート。
フルーツ大福専門店を出されても、人気店になること間違いなし!
ホットコーヒー ペルー フレンチロースト。
前菜からデザートまで、季節の移ろいを感じさせる料理の数々に心が躍りました。
「いつなら次回予約取れますか?」とお聞きしたところ、「5月なら」とのことで半年先の予約を入れて帰りましたよ。予約が取れるなら毎月伺いたいものです。
Bistro Chéri 、雰囲気や接客は?
お店の場所は、JR尾道駅から徒歩約5分、土堂小学校近くのシェアキッチン『Little Setouchi 尾道西土堂』内。火曜日のランチタイムのみ営業されています。
専用駐車場はありませんので、電車かバスを利用するか、お車の方は近隣のコインパーキングに駐車されてくださいね。
店内は、テーブル席とカウンター席。
南側の窓からは、尾道の町並みと向島を眺められます。
シェフの外山さんは、第5回ひろしまシェフ・コンクール優勝者!
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/78/hiroshima-chef5-wasyoku4.html
柔らかい雰囲気の癒し系な方で、お話ししているとほっこり心が和みます。
店名の「Chéri」はフランス語で「大切な人」という意味だそう。
「将来は独立して、自分のお店を持ちたい」とのこと。ぜひ尾道で!!!
『Bistro Chéri』さんに関する記事一覧はコチラ。
店舗情報
Bistro Chéri(ビストロ シェリー)
〒722-0032 広島県尾道市西土堂町3−2(Little Setouchi 尾道西土堂)
営業:毎週火曜日12:00~L.O 14:30
https://www.instagram.com/cheri_hiroshima/