「わぁ、初夏らしくて素敵!」
お部屋に入ったとたん歓声をあげてしまったのは、予約が取りづらいことで有名な人気店『かけはし』さん。
鱧、鮎、岩牡蠣と、夏の味覚オンパレードな大満足コース!
視覚・味覚・嗅覚、ココロも存分に満たされるお料理とおもてなし、ご紹介しますね。
目次
郷土味かけはしのメニューは?
昼夜ともコース料理のみ。昼の部は3,500円~、夜の部は5,400円~。
お酒は日本酒を中心に、焼酎、ワイン、梅酒、ビール、ソフトドリンク。
入手困難な山口県・旭酒造『獺祭』(だっさい)も揃ってます。
四合瓶(720ml)で40,000円する「獺祭 純米大吟醸 その先へ」、飲んでみたいわぁ~。
郷土味かけはし、ミホが食べたのは?
まずはビールでかんぱーい♪ 泡がとってもクリーミー。
先付
あじさいが添えられて、しっとり上品な夏を感じます。
大女将が詠み、若女将がしたためる句も、お楽しみのひとつ。
素敵なガラスの器は、山芋のすり流し。
素麺瓜の酢のもの。丸い赤玉は、スイカをくりぬいたもの。
姫さざえ。
珍味、タコの子。
目も舌も大喜び、いつ伺っても『かけはし』さん最高です。
獺祭 発泡にごり酒スパークリング50
山口県岩国市『旭酒造株式会社』の「獺祭 発泡にごり酒スパークリング50」。
しゅわしゅわなにごり酒、初夏のお料理と相性バッチリですねぇ。
おつくり
穴子の薄づくり。
盛合せ。
しらさ海老、鯵、タコなど。
おつくりが2皿出てくるだけで感激なのに、包丁づかいと盛り付けの美しさ、素材の良さに、感激が増すばかり。
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
少し甘みのある口当たりと、華やかな香り。あぁ、旨し。
鱧と焼き茄子
鱧をいただくと「夏が来た」実感がわきますね。
オクラとジュンサイも入っていて、涼やか。
鮎
続いても夏の味覚、鮎!
丸々太った鮎をふっくら仕上げてあり、身の香り高さが素晴らしい。
若鮎なので骨もまだ柔らかく、頭から尻尾まで丸ごといただきました。
竹鶴 小笹屋
広島県竹原市『竹鶴酒造』の「小笹屋」。
お米のコクがしっかり感じられる銘酒。
竹鶴会長さんオススメの熱燗も大好きですが、冷酒も美味し~ぃ!
アコウ
蓋をとるのがもったいないほど、素敵な器。
薄味の昆布出汁であっさり煮てあるのは、肉厚なアコウ(キジハタ)。
歯を跳ね返すような弾力と、深い旨みがたまりません。
アコウの旨みを吸った焼きネギとお豆腐も美味しいわぁ~。
岩牡蠣のフライ
迫力満点!
岩牡蠣は生でいただくイメージが強いけれど、揚げると旨みが凝縮されて、これまた美味しいですね。
のせてあるマイクロトマトが可愛い。
「牡蠣が苦手な方へ」と出てきたのは、でべらの揚げ物。
予約の際にアレルギーと好き嫌いをしっかり確認される『かけはし』さんのおもてなし、すごいです。
竜眼 五一わいん 酸化防止剤無添加
長野県塩尻市『林農園』「竜眼 五一わいん 酸化防止剤無添加」。
爽やかスッキリで、和食とよく合う白ワインです。
ぶどう品種:竜眼
鯖寿司
脂ののった肉厚な鯖と、絶妙な炊き加減の酢飯。
「この鯖寿司、まるごと一本食べたい。鯖寿司専門店でもやっていける」と感じる極上品。
「鯖が苦手な方へ」と出てきたのは、華やかなちらし寿司。
赤出汁をいただいて、ほっこり。
プリン
濃厚なプリンまでしっかり完食して、ごちそうさまでした。
あぁ、今回も大満足&大満腹。本当にありがとうございました。
郷土味かけはし、他の季節のお料理はこんな感じ
郷土味かけはし、雰囲気や接客は?
1階には個室が3室(2名~8名まで対応可能)、2階はお座敷(20名まで)。カウンターも数席あり。
玄関、お部屋、お手洗い、いたるところに季節の草花が活けてあり、心が和みます。
予約時の電話応対、お出迎えからお見送り、お料理を出すタイミングや声がけなど、行き届き過ぎるほどの目配り気配り心配り、とにかくおもてなしが素晴らしいんです。
宴席・接待・御祝・お結納などの目的、苦手な食材やアレルギーなど、その人その人に合ったお料理を仕立ててくださるので、どんな方でも安心してご案内できますよん。
唯一困るのは、冒頭にも書いた「予約が取りづらい」こと。早めの予約を心がけましょう。
お店情報
〒722-0036 広島県尾道市東御所町3−12
電話: 0848-24-3477
http://kakehashi.hp.gogo.jp/pc/