「わぁ、秋らしくて素敵!」
お部屋に入ったとたん歓声をあげてしまったのは、予約が取りづらいことで有名な人気店『かけはし』さん。
今回はグルメ会のお友達が1ヶ月以上前に予約を入れてくれ、総勢7人でお邪魔しました。
「月に一度集まって、めっちゃ美味しいものを食べる」、毎月楽しみでならないグループなのです。
目次
郷土味かけはしのメニューは?
昼夜ともコース料理のみ。昼の部は3,500円~、夜の部は5,400円~。
お酒は日本酒を中心に、焼酎、ワイン、梅酒、ビール、ソフトドリンク。
入手困難な山口県・旭酒造『獺祭』(だっさい)も揃ってます。
四合瓶(720ml)で40,000円する「獺祭 純米大吟醸 その先へ」、飲んでみたいわぁ~。
郷土味かけはし、ミホが食べたのは?
まずはビールでかんぱーい♪
先付
柿の白和えと、柿に見立てた卵黄の味噌漬け。
柿の甘みと果汁がアクセントになった、秋らしい味わい。
いい具合に味噌がしゅんだ卵黄。あぁ、これは日本酒が欲しくなる。
ヘタの部分は干し柿でした♪
箸置きも柿なのが、心憎いですネ。
おつくり
カワハギのおつくりと、肝和え。
まずはそれぞれのお味を楽しみ、続いては甘みがあるカワハギの身に肝をのせていただきます。
秋~冬の味覚、バンザイ!
鰹の藁焼き、〆サバ、赤ニシ貝、太刀魚、海老。
藁の香りがしっかりついた鰹に、酢加減が絶妙な〆サバをはじめ、どれも鮮度抜群で感動の美味しさ。
たまらず日本酒にチェンジです。お気に入りの福岡「樽汲み」。
松茸・蛤・アサリの土瓶蒸し
松茸が入ったお出汁と、すだちの香りがたまりません。
口にする前から期待値マックス。
一杯目は上品なお出汁を楽しみ、二杯目はスダチを絞って・・・。
「美味しい」。
盛り上がってた場がしばし静かになり、皆さんうっとりされています。
鰆の西京焼き
香ばしく焼かれたお味噌と鰆の脂の香りがもう!
身はふんわり、皮はパリッ、絶妙な焼き加減です。
ふっくらした銀杏も、独特の苦味に日本酒が進んじゃう。
ぐい飲みに入っているのぶどうの大根おろし和え。「お口直しにどうぞ」とのこと、爽やかな甘みがいいですね。
このあたりで、白ワインにチェンジ。可愛い女将さん推薦のこの白、まろやかで美味しゅうございました。
揚げ物
頭まで全部食べれちゃうメバルにビックリ。
いつもこのあたりでおなかいっぱいになるのですが、美味しさにつられてついつい食べちゃう。
ダイエット的にはNGですが、こんなに美味しいものをたっぷりいただけるって本当に幸せ。
出汁茶漬け
アラレと極細切りの海苔がたっぷり入った、〆の出汁茶漬け。
ごはんの量は「大・普通・小」から選べます。
もうおなかがはちきれそうなのに、これでコース終了だと思うと悲しくなるのは食いしん坊の性ですね。
お漬物も上品で極上の美味しさ。もう一度日本酒頼みたくなっちゃう(笑)。
自家製プリン
ねっとり濃厚なプリンが、また美味しいんです。
大満足の大満腹ですべて完食、ありがとうございました。
郷土味かけはし、他の季節のお料理はこんな感じ
2016年初夏。
2015年夏。
2013年冬。
郷土味かけはし、雰囲気や接客は?
1階には個室が3室(2名~8名まで対応可能)、2階はお座敷(20名まで)。カウンターも数席あり。
玄関、お部屋、お手洗い、いたるところに季節の草花が活けてあり、心が和みます。
予約時の電話応対、お出迎えからお見送り、お料理を出すタイミングや声がけなど、行き届き過ぎるほどの目配り気配り心配り、とにかくおもてなしが素晴らしいんです。
宴席・接待・御祝・お結納などの目的、苦手な食材やアレルギーなど、その人その人に合ったお料理を仕立ててくださるので、どんな方でも安心してご案内できますよん。
唯一困るのは、冒頭にも書いた「予約が取りづらい」こと。早めの予約を心がけましょう。
お店情報