尾道市役所のすぐ近く、尾道水道沿いに佇む、明治時代創業の老舗割烹旅館『竹村家』さん。
小津安二郎監督『東京物語』の尾道ロケ地としても有名で、今も根強い小津監督ファンが国内外から訪れておられます。
2020年プロ野球開幕にあわせて販売された「カープ応援弁当」を、YouTube生放送番組『喜助栗助よもやま噺』スタジオでいただきました。
竹村家さん&カープファンにはたまらない、ご紹介しますね。
料理旅館竹村家のカープ弁当
カープ弁当 一人前3,200円(税込)。
趣のある日本建築は有形文化財に指定されています。
真っ赤な風呂敷が眩しい、カープ応援弁当5個。
お手ふきもカープ仕様!
「この度は竹村家のカープ応援弁当をご注文くださいまして、誠にありがとうございます。
今日の敵(テキ)は巨人、勝つ(カツ)のはカープ!石にしがみ付いても(あわび)頑張って欲しいです。
折・ナフキン・風呂敷を赤に、おしぼりはカープ柄、赤出汁。
すべてに願いを込めました。一戦一戦気を引き締めて皆で応援いたしましょう。本日はありがとうございました。」
粋な心意気のメッセージカードに、いただく前からテンションが上がります。
折の上には、カープファンなら誰もが歌える「宮島さん」の歌詞カード!
カープのピックがささったカツに、多種多様なお料理が詰まったお弁当。蓋を開けた瞬間から、一同感激。
お友達は「カープピック子どものお弁当に使いたいけ、全部ください」と持って帰りましたよ^^
だしまき玉子、緑が美しいもっちり生麩、あわび、枝豆、ステーキ、カツ、タコ、魚のつみれ、鱧の湯引き梅肉ソース添え、など。
梅の翡翠煮、白身魚の酢の物、野菜の炊き合わせ、かき揚げ、茄子の和えもの、ごはん、梅干し。
一品一品に細やかな手間暇がかけてあり、薄味で上品でとっても美味しい。
特に梅の翡翠煮の美しさと美味しさに感激。子どものころ祖母が毎年作ってくれてたのが懐かしいな。
立派な容器に入れられた赤出汁。
旨みたっぷりの赤出汁には、コチの切り身入り。
レトロなデザインの「ビヤホール 西洋料理 竹村家」のシールが貼られたお菓子箱。チロリアンテープ調のマスキングテープも可愛い。
「明治35年、創業当時竹村家は洋食屋でした。昔フライパンで焼いておりました焼菓子に、オレンジとシナモンを加えました。どうぞご笑味くださいませ」。
昔懐かしい、優しい味わいのクッキー。
お弁当、赤出汁、クッキー、どれも体が芯から喜ぶお味でした。さすがの『竹村家』さん、またゆっくりお食事に伺いたいものです^^
4月にいただいた「お花見弁当」も美味しゅうございました。
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お店情報
竹村家(たけむらや)
〒722-0045 広島県尾道市久保3丁目14−1
電話:0848-37-1112