2020年3月26日(木)、しまなみ海道に浮かぶ神の島 大三島に『サイクリング総合施設 WAKKA』(わっか)さんがオープンされます。
愛車と泊まれる宿泊施設、愛車を持ち込めるカフェ、愛車と旅できる車&クルーザー、数々のサイクルレスキューと、まさにサイクリストのための総合施設。
内覧会&カフェプレオープンにお邪魔させていただき、「本当にサイクリストのことを考えてくれている施設だなぁ」と感動しましたよ。
立地と眺望の良さ、お料理の美味しさも抜群な『WAKKA』さん、ご紹介しますね。
目次
サイクリング総合施設 WAKKA 概要
しまなみ海道 大三島「道の駅 多々羅しまなみ公園」から、北西へ約1.5km。
ブルーライン(大三島外周コース)を走っていると、右手に大きな看板が見えてきます。
海沿いに建つ白い建物が、『WAKKA』さん。
「世界で一番美しい斜張橋」だと感じる多々羅大橋を一望できる、好立地。
ガラス張りの開放的な建物が、フロントです。
優美な盆栽が置かれたフロントデスク。
フロント内に、雑魚寝ができる畳コーナーあり。
わっかの目的
ー最高のサイクリングの思い出を作っていただくお手伝い
ー感動・安全・安心・便利・清潔、を提供する事
ー日本の自転車人口の増加
ー特に外国人サイクリストとシニアサイクリスト、ファミリーサイクリストをサポートする事
代表の村上社長ご自身がサイクリストで、「サイクリストによるサイクリストのための、痒い所に手が届く施設を作りたい」思いを形にされたそうです。
内覧させていただき、「本当にサイクリストのことをよく考えてくださっている」と感動の連続でしたよ。
プレオープン・内覧会
自転車に乗ったまま敷地へ入れるよう設計されています。
〇CAFE 11:00~14:00(プレオープン期間内)
〇内覧会 2020年3月22日~3月24日
〇オープン 2020年3月26日
入口には、御祝のお花がたくさん飾られていました。
カフェまで真っすぐに続く廊下。他に人がいなければ、自転車に乗ったまま進めます。
ゆっくり内覧させていただいていたら、大三島外周コースを走ってこられたお友達勢が到着。
入口に大きなサイクルラックが用意されていますが、
「CAFEに自転車を持ち込めます」。なんてありがたいんでしょう!
男女それぞれのトイレ、シャワーコーナー。
シンプルかつ分かりやすいデザインが素敵。
広々として清潔感のあるシャワーコーナー。2室あるので、効率よくシャワータイムを取れそうですね。
カフェ&広場
こちらがカフェコーナー。
解放感あふれるカフェは、1F、2F、3Fと3層構成。
レモン水、砂糖などはセルフサービス。
1F、2Fはオープンエアーのソファ席。
3Fはテーブル席と、
コンセント付のカウンター席。宿泊したら、ここでゆったりパソコン作業したいなぁ。
3Fにも、レモン水と砂糖などが用意されています。
自転車はシングルスタンドと、
WAKKAオリジナルサイクルラックが用意されています。
3Fへも自転車を持ち込めるよう、レールが設置されています。なんて行き届いているんでしょう。
プレオープンメニュー。
〇ベーグル(スープ・ポテト・ドリンク付) 1,000円
〇ごはん 500円
スウィーツ 500円
〇ドリンク 500円
と言って、周囲を驚かせたつっくん(笑)。
野菜ベーグル。大三島産無農薬野菜と手作り豆腐ディップ。
大三島産無農薬野菜の瑞々しさと味の濃さに、一同びっくり。豆腐ディップもビーツのソースもすごく美味しい。
ローズマリー香るホクホクのポテトフライもいいお味。
もっちもちのベーグルは、『WAKKA』さんからほど近いパン屋『パン屋 まるまど』さんのものだそう。
コンソメベースのきのこスープも、優しいお味でした。
魚ベーグル。自家製タルタルソース フライドフィッシュ。
身の厚い白身魚のサクサクフライに、クリーミーなタルタルソースと島野菜がたっぷり。うーん、美味しい!
ベーグル3種のなかで、一番ボリューミー。
肉ベーグル。こくあま仕立てのハニーチキン。
柔らかい鶏肉に、蜂蜜の甘みと粒マスタードの辛み、そしてピンクペッパーの刺激がナイスマッチ。
仙高ポークのわっか飯。今治ご当地グルメの焼き豚玉子飯をWAKKA風にアレンジ。
ベーグルに比べると、かなりのボリューム。がっつり食べたい方は、こちらがオススメ。
仙高ポークの柔らかさもさることながら、やっぱり島野菜がダントツ美味しい。
スープは、ベーグルセットよりもかなりあっさりめ。焼豚の味が濃いから、バランスを取っているのでしょうね。
カプチーノ。
ひとくちいただいた瞬間、深みのあるほろ苦さに感動。イタリアに旅行に来たかのようなクオリティで、めっちゃめちゃ好みなお味。
それもそのはず、数々のコンクールで入賞経験のあるバリスタさんがいらっしゃるんですって。
ドリップ珈琲も、香り高くて美味しい。
インスタ映えしまくりそうな、フラッピー(ストロベリー)。
スウィーツも果物も苦手なわたしが、「苺の酸味と甘みがすごく美味しい!もう少し、もう少しちょうだい」と、かなり奪ってしまいました(笑)。
ファームジュース(みかん)。みかんをそのまま絞ったようなフレッシュさ。
繊細なアートが美しい、キャラメルラテ。
宿泊施設
宿泊コーナーは、コテージ、ドミトリー、グランピング(準備中)、キャンプ場(準備中)。
コテージ
海に向かって立つコテージは、3棟。
大三島の自然を体いっぱいで感じられそうなデザインですね。
テラスが付いているのも素敵。自転車が2台かけられるラック付。
コテージからの眺望。大好きな多々羅大橋を眼前に臨むこの風景、テンション上がりまくりです。
この日は残念ながら曇天しまなみグレーでしたが、お天気加工アプリ「PICNIK」を使えば、この通り。
テラス席のテーブルは、バーベキュー対応可能。多々羅大橋を眺めながら、ビール&BBQが楽しめるって最高じゃないですか。
室内には、自転車ラックが1つ。愛車を屋外に置いて眠るわけにはいかないので、室内にも2つ用意してほしかったなぁ。2台とも持ち込んで、1台は床置きしておけばいいのだろうけれど。
室内はツインベッドルーム。
着心地よさそうなパジャマと、アメニティが用意されています。
枕元には、コンセント2つとUSB充電口1つ。
ベッドに横になりつつも、屋外のサイクルラックを確認できる仕組み。いやでも、屋外には置いておきなくないんですよね・・・。
サイクルラック、リラックス椅子、ミニ冷蔵庫。
テレビがないのはいいのですが、パソコン作業ができるデスクがないのはちょっと残念。あ、外のデスクでやればいいのか♪
ミニ冷蔵庫と飲みもの。
イギリスの次世代オーガニック・ハーブティー「pukka」のティーバッグがポイント高し。マグカップも可愛いですね。
洗面台と、肌触りよさそうなタオル類。
シャワールーム。浴槽はなし。
トイレ。
ドミトリー
4人用ドミトリーが、4棟。もちろんサイクルラック完備です。
入退室は、安心の電子錠。
サイクリングサポート
〇サイクリスト専用タクシー
〇サイクリスト専用海上タクシー
〇レンタサイクル返却代行
〇WAKKA手荷物/自転車 当日配送
〇出張修理
一番気になるのが、サイクリスト専用海上タクシー。夕焼けの時間帯に、愛車と一緒にクルージングしてみたい!
施設情報
サイクリング総合施設 WAKKA(わっか)
〒794-1402 愛媛県今治市上浦町井口4492−2
電話: 0897-72-9305
https://wakka.site/
大三島に関する記事一覧はコチラ。
『LaTICYCLING』に関する記事一覧はコチラ。