標高98mの岩ヶ峰山頂にある『伯方ふるさと歴史公園』。
伯方島へは何度も訪れているのに、「しまなみ海道スタンプラリー」が開催されるまでその存在を知りませんでした。
日本で唯一、中世前期の山城を復元したという木浦城からは、伯方島の造船所や燧灘を眺められます。お城も展示館も、なんと入場無料!
ドライブやサイクリングにオススメなスポット、ご紹介しますね。
伯方ふるさと歴史公園
「伯方港に隣接する小高い丘に中世の山城を復元した居館と郷土資料館があります。居館の最上階にある展望台から燧灘が一望できます」
燧灘(ひうちなだ)は、香川県の荘内半島と愛媛県高縄半島の間を占める海域(Wikipedia情報)。
駐車場からは、伯方島の造船所としまなみブルーの海と空を眺められます。
この景色は、平山郁夫画伯「しまなみ海道五十三次スケッチポイント」のひとつ。
造船と海運の町はかた。
中世前期の連郭式山城を復元した「木浦城」。中世前期の城は残っておらず、復元された例も他にないので、こちらが唯一のものだそうです。
立派な佇まいの木浦城(きのうらじょう)。
1Fは展示場、2Fはシアタールーム、3Fは展望台になっています。入場料は無料!
2Fシアタールーム。あ、うん、無料だし、こんなものですよね(^^;)
3F展望台からの眺めは絶景!
「水がはってあるのは製塩の跡地かなぁ?」と思ったら、養殖場でした。伯方島は養殖場としても栄えているのですね。
ふるさと歴史公園展示館。こちらも入場料は無料!
懐かしい郵便ポスト、年代を感じる秤。
展示館内には、伯方島の製塩に関わる器具や資料、造船関連の資料や模型、あらゆる書簡などが展示されています。
食器、農具なども多数。
大旦那用の箱膳。当時の食文化に興味が沸きますね。
鎧兜も展示されていました。
「見ごたえがある!」と感動するほどではありませんが(失礼)、「無料でここまでの施設と設備を維持してるのはすごいな」という印象です。
駐車場も施設もすべて無料なので、伯方島に行かれる際は立ち寄ってみてくださいませ。
「しまなみ海道スタンプラリー」のお蔭で初訪問できました。
公園情報
伯方ふるさと歴史公園
〒794-2305 愛媛県今治市伯方町木浦甲546
電話: 0897-72-2374
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