大正2年(1913年)創業の老舗蒲鉾『桂馬蒲鉾商店』。
全国的に大人気店となった今も、毎朝4時から社長ご自身の手で魚を捌き、蒲鉾・天ぷらを作っておられます。
伝統と歴史を守りつつも、蒲鉾スウィーツやイタリアンとのコラボなど新しい試みに盛んにチャレンジされ、続々と新作をうみ出されていて素晴らしい。
今回は、初夏限定の貴重なエソの子や、新商品を楽しみました。
エソの子煮
初夏の味エソの子を、生姜と一緒に煮てあります。1パック80g、350円。
ぷちぷちの食感と、濃厚な旨みで、日本酒のアテにピッタリ!
あぁ、美味しい。1パック丸ごと、一人で食べちゃいたい(笑)。
朝入荷した新鮮なエソを使い、保存料や化学調味料は一切入れずに作られてるので、消費期限は当日。
「安心安全」な桂馬さんならではですね。
新作:ワケギつまみ天
大人気の「つまみ天」に、ワケギ入りが登場したんですって。
尾道はワケギ出荷量日本一!
地元名産野菜が、老舗蒲鉾店で使われるって、嬉しいですね。
安心の原材料。
ワケギ入り、ごぼう入り、コーン入りなど、いろんなお味を楽しめる「つまみ天」。
ワケギの香りとほのかな苦みが、上品な蒲鉾のいいアクセントになっていて、すごく美味し~ぃ!
鱧の皮焼き
大好きな鱧の皮焼き。
籠に入った包装紙を開けると、
お醤油で味付けされた焼き鱧皮が現れます。
酢のものや煮凝りに使うと美味しいのですが、
いつも・・・
日本酒のアテとしてすぐなくなってしまうのが困りもの(笑)。
桂馬蒲鉾商店について
前述のとおり、創業100年をこえる老舗蒲鉾店。
瀬戸内以西の鮮魚にこだわり、グチ・鱧・エソ・イカなどを、天然昆布の出汁と天然海塩のみで調味されています。
化学調味料・保存料などは一切使用しておられないので、赤ちゃんの離乳食として愛用するママも多くいらっしゃいます。
色付けは、抹茶・クチナシ・ベニバナ・コチニールそ・イカスミなどの天然素材を使用。
「dancyu (ダンチュウ) 2014年 12月号」では、檀太郎さんが「目指せ桂馬!」と蒲鉾づくりにチャレンジされています。
桂馬蒲鉾商店、ミホのオススメ
まずは定番の上蒲鉾、ごぼう天、柿天、金丸などを召し上がっていただきたい!
「グチの骨煎餅」は、ビールのアテに最高ですよ~。蒲鉾づくりに使われるグチの骨を、パリカリ煎餅に仕上げてあります。
「はも皮山椒煮」も大好物。
プレミアムお魚ソーセージ「おのみちサルシッチャ」は、尾道U2でも購入できるそうです。
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彩りつまみ天も、ちょっとしたおやつやお酒のアテにピッタリ。
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お店情報
桂馬蒲鉾オンラインショップ
https://www.shop-keima-kamaboko.co.jp/
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サイクルラックがあるので、サイクリストも安心して立ち寄れます。サイクリング中の栄養補給・おやつにもオススメ。
まとめ
物心つく前から、祖父母・両親から食べさせてもらっていた桂馬の蒲鉾。
子どもの頃から、おやつ、おかず、祝い事に桂馬蒲鉾があると嬉しかったものです。
冷蔵庫に入っていた柿天やごぼ天をつまみ食いしては怒られたり、商店街へ買い物に出たときにおねだりしたり、桂馬さんにまつわる思い出が山のようにあります。
伝統の変わらぬ味と、時代を先取りした楽しい試み、これからも両立してファンの心と舌を楽しませてくださいね。