「鍋」を愛する人々が、尾道市で毎月1回、月替わりの鍋を楽しむ尾道鍋研究会。
2023年1月新年例会は、毎年恒例「幸せを呼ぶ『ふく』コース」。
場所は尾道鍋研究会ではおなじみ、向島『居酒屋せいちゃんち』さん。
向島で味わう本格ふぐコース、ご紹介しますね。
2024年1月新年例会 お料理ラインナップ
幸せを呼ぶふくコース メニュー。
まずは、生ビールでかんぱーい♪
今回は通常の飲み放題メニューに「ひれ酒」も加えていただきました。
お通しは、お盆の上に幸せが散りばめられています。
手前左から:ゲンチョウ南蛮、里芋と小イカ炊き合わせ、一口ローストビーフ、銀杏、わけぎちりめん、しらさえび旨煮、おのみち潮風生姜の酢のもの、ふぐの一貫にぎり。
左上:白子茶碗蒸し。とうとの身、海老、椎茸。
右上:煮凝りゼリー。
「料理は五感でいただくもの」を実感しますね。
味覚だけでなく、視覚・嗅覚・聴覚・触覚すべてから「美味しい」の洪水が止まりません。
白子の茶碗蒸しは濃厚でトロトロで、舌も心もとろけちゃう。
いい塩梅のお出汁がしゅんだ煮物、海老のなかで一番好きなしらさ海老の濃い甘み、信じられない程のポテンシャルを秘めた岩子島わけぎ。
甘酸っぱいゲンチョウ南蛮も、尾道ならではのお味ですね。
ふぐの煮凝りにウニのせ、なんて贅沢なんでしょう。
ぷるぷるコリコリの歯ごたえと、噛むほどに広がる旨みにうっとり。
2杯目はハイボール。
フグカマの炭火焼き。
お肉もお魚も、骨の周囲の身は格別な美味しさですよね。
炭火で香ばしく焼かれて旨みが凝縮し、えもいえぬ味わいです。
添えられた花形の蕪漬けも綺麗で美味。
日本酒は『新政』の「NO.6」。(別料金)
サプライズな一品、白子と自家製カラスミの手巻き寿司。
海苔は福山市内海町『マルコ水産』さんの極上海苔。
せいちゃん、これはずるい。嬉し過ぎる美味し過ぎるサプライズに感激。
この一皿で、日本酒一升飲めちゃいそうな美味しさです。
ふぐ料理といえば、絶対にはずせないのが、ふぐのひれ酒。
この香り、この旨み、冬の幸せを満喫!
てっさ。
ええっ?なに、この豪華なてっさ!
「スタッフが頑張り過ぎました~♪」と嬉しそうにしてるせいちゃんの笑顔が眩しいぜ。
お客様の「美味しい」のために、時には採算度外視なサービスも厭わないこの姿勢。人気店であり続ける理由がよく分かります。
せいちゃんの笑顔も眩しいけれど、美しいてっさも眩しいわ。
淡白なふぐと濃厚なウニがお互いを高め合って、最高の美味しさ。
岩子島の名産品わけぎは、ふぐにもウニにも相性抜群。
てっさといえば小葱かアサツキだと思ってましたが、わけぎの方がより美味しい!わけぎ、すごい!
今夜の主役、てっちりの具材登場。
大胆にカットされたふぐに、一同目が釘付け。
せいちゃんちのてっちりは、特製地魚白湯スープでいただきます。
ふぐのアラとお野菜に火を通し、てっさをしゃぶしゃぶしていただきます。あぁ、幸せ。
〆はもちろん、雑炊。
この雑炊のためにてっちりをいただくと言っても、過言じゃないですよね。
ふぐと野菜のエキスが溶け出たスープ、それも地魚白湯スープの雑炊!
おなかいっぱいでも、するするお腹に入ってしまいます。
デザートのプリンは、撮り忘れ。
今回も、参加者全員「超美味しかった!」と大満足な例会になりました。
せいちゃん、スタッフの皆さま、いつも本当にありがとうございます!!
せいちゃんちについて
広島県尾道市向島にある海鮮居酒屋。
店主せいちゃん自ら漁に出て、お客様の「美味しい!」のために、瀬戸内海の旬の魚介類を仕入れておられます。
人気メニューは、地魚刺身盛り合わせ、地魚寿司、山盛オニオンリング、地魚白湯ラーメンなどなど。
地魚のあらや小魚をじっくり煮込んだ地魚白湯スープがベースの「地魚白湯魚煮込み」や「地魚白湯吸い」も必食ですよ。
尾道駅前渡船の向島側で下船後、徒歩約10分。尾道市街地から徒歩圏内です♪
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お店情報
尾道地魚専門 神原食堂 & 居酒屋せいちゃんち
尾道市向島町田尻5423
電話:0848-44-2258
https://seichanchi.com/
通信販売:https://shop.seichanchi.com/