「鍋」を愛する人々が、尾道市で毎月1回、月替わりの鍋を楽しむ尾道鍋研究会。
2018年8月例会のお題は「海老」。
場所は尾道鍋研究会としては初めて、しまなみ海道 生口島(瀬戸田)の名店『日本料理まきの』さん。
7月は西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)による断水の影響で休会となったので、2ヶ月ぶりの鍋研です。
ゴージャスで極上の海老尽くしコース、ご紹介しますね。
2018年8月例会お料理ラインナップ
女性陣から「キャーッ♡」と声があがったテーブルセッティング。
前菜やお刺身の品数、彩りと盛り付けの美しさ、そして使われている海老の量、そりゃ「キャー♡」言いたくなりますよね。
小海老と季節野菜のカクテル。
キュートな星形キュウリとさくらんぼのような薄皮ミニトマト「プチぷよ」は、我らが『ミーシャンズファーム』(岩子島)産。
真っ白な淡雪(メレンゲ)の上に、紅葉形のニンジンとイクラの赤、キュウリの緑が映えて、イタリア国旗のよう。
ニンジンとキュウリの下には、小海老と海老味噌♡
「CHABLIS 1ER CRU LES VAILLONS 2015」(シャブリ プルミエ・クリュ レ・ヴァイヨン 2015)。
醸造元:ダニエル・ダンプ
生産地:フランス/
葡萄品種:シャルドネ 100%
黄金を帯びた白ワインは、ミネラルも飲み口も柔らかく上品で「これぞシャブリ」な、王道の味わい。
小海老がのった立派なあん肝。
ねっとり濃厚でまろやかな舌触りのあん肝と、プリンと弾けて甘みのある海老のマリアージュ。ハイ、日本酒プリーズ!
豊かな香りとスッキリした飲み口、辛口「純米大吟醸 礼 Rei」。
蔵元:生熊酒造
生産地:広島県福山市宝町
使用米:山田錦
車海老、鯛、シマアジのおつくり。海老は生とボイルしたもの2種。
弾力があって甘みの強い身の美味しさもさることながら、海老味噌の深い味わいは格別ですよね。ハイ、日本酒もう一杯!
雲丹のせ車海老と川海老の塩焼き。鯛皮せんべいとさつまいもの薄切り揚げ添え。
車海老に雲丹をのせるなんて、もう誰ですか、こんな贅沢なことを考えたのは(笑)。
小鍋は『しまなみカレー ルリヲン』(因島)さんのトマトカレーをベースに、牧野大将がアレンジを加えられたそう。
煮立ってきたところへ、冷凍卵の黄身だけを加えます。しばらく前からネットで話題の冷凍卵、初体験。
こうして見ると、『ミーシャンズファーム』のミニトマト「プチぷよ」と同じくらいの大きさですね。
お野菜と海老がゴロゴロ入ったトマトカレー鍋、めっちゃ美味しい!!
モチモチしてクリーミーになった黄身も、いい感じですね。冷凍卵、おうちでも作ってみよう。
「ミホさん、明日お誕生日じゃろ?甘いものは苦手って聞いとったけぇ、パイケーキで御祝するね」って、特別なパイをいただきました。牧野大将、ありがとうございます。感激!
なんとも上品なベシャメルソースには、小海老と厚切りベーコンがどっさり入ってます。
海老パイへ海老トマトカレーをかけるという贅沢。なんて嬉しいお誕生日イヴなんでしょう。
海老団子と松茸のおすまし、蓮の実とタピオカ入り。2018年秋、初松茸。
さぁ、いよいよ本日のメイン、「海老鍋」の登場です。
メイン具材は、海老!海老!海老!この量で4人分!
大ぶりな海老団子、厚揚げ、白ネギ、きのこなど。
「鍋にもサラダにもどうぞ」のお野菜たち。『ミーシャンズファーム』の超薄皮ミニトマト「プチぷよ」と星・ハート形キュウリ、ニンジン、冬瓜、白いのはお芋かな?(未確認)。
海老の殻でとったお出汁で、ぷりぷりの海老をささっとしゃぶしゃぶして、
海老味噌ダレをつけていただきます。
あま~い海老に濃厚な海老味噌をたっぷりつけて、
うふふふふ。至福。
〆は、葉山葵のせにゅうめん。
おなかいっぱい胸いっぱい。「尾道海老研究会」、もとい「尾道鍋研究会8月例会」で、一年分の海老欲が満たされたように感じます(笑)。
牧野大将&女将さん、本当にありがとうございました!!
日本料理まきの
繊細かつ極上、さらに創意工夫が素晴らしいお料理に魅了されまくっている名店です。
ジョーク好きで楽しいご主人と、優しくて可愛い女将さんがいつも笑顔で迎えてくださり、初訪問の方も常連さんのように落ち着けます。
ランチタイム・ディナータイムともに予約で満席のことが多いので、行かれる際は早めに予約をされてくださいね。
お店前に大きなサイクルラックが設置してあるので、しまなみ海道サイクリング時のサイクリングルメ、サイクリングランチにもオススメです。
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お店情報
日本料理まきの
〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢209−26
電話: 0845-27-3032
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