「鍋」を愛する人々が、尾道市で毎月1回、月替わりの鍋を楽しむ尾道鍋研究会。
2017年11月例会は、「ジビエ(しましし)のすき焼き」。
猟ガール長光祥子さんが手がけておられる瀬戸田猪『しましし』を、あらゆる調理法で楽しませていただきました。
場所は尾道鍋研究会初、向島『せいちゃんち』さん。
寒い季節にぴったりなジビエ鍋、ご紹介しますね。
2017年11月例会お料理ラインナップ
「ジビエ(しましし)のすき焼き」を中心に飲み放題付のコースを組んでいただきました。
しまししについてはコチラ。
飲み放題メニューに、瀬戸田レモンサワーや自家製ジンジャエールが入ってるのが嬉しい。
定番日本酒メニュー(飲み放題外)には、10年以上前から「ミホの日本酒No.1」な「醸し人九平次」があるのが更に嬉しい。
別料金でいただいた「九平次」、やっぱり大好きだ~♡
前菜盛合せ。
左上から、岩子島わけぎとアサリのぬた、コチの唐揚げ、くわいチップス、あおりいかの沖漬けとクリームチーズ、銀杏塩焼き、黄身漬け。
続いて登場したのは・・・
おつくり盛合せ。
コロ鯛、しらさ海老、シマアジ、ハゲ(カワハギ)と肝。
尾道近郊ではカワハギのことを「ハゲ」と呼ぶのですが、最近は「このハゲェ~~~ッ!!」を思い出してしまうのが困ったもの(笑)。
自ら漁にも出る店主せいちゃんのお刺身は、鮮度も包丁づかいも抜群で本当に美味しい。
しまししのカツレツ。
目にした瞬間、参加者全員が「赤ワインください!」。
サクサクの衣に包まれて美しく揚がった赤身は、マスタードソースとバルサミコ酢ソース2種の味でいただきました。
しまなみ海道の柑橘を食べて育つしまししさん、柔らかくて旨みが濃くて素晴らしい。
メインの鍋料理が登場。赤身と脂身の赤白のコントラストにうっとりしちゃう、しまししロース。
しまししのツミレ、ごぼう、椎茸、春菊など。
しまししの脂身を焼くところから始まります。
しまししで出汁をとったスープを注ぎ入れると、芳醇な香りがたちのぼってもうたまりません。
しまししも野菜も美味しそうに煮えたところで、いただきまーす。
しまししを生卵にくぐらせて、パクッ。
うわ、せいちゃん、これは反則!
単体で激旨なしまししに、しまししスープの濃厚な旨みをまとわせて、さらに卵で武装させるなんて。
皆さんすごい勢いで赤ワインが進んじゃってるじゃないですか。
しまししの旨みがギュッと詰まったツミレも最高。
〆はうどん。
スープを何杯もおかわりしちゃったのは、わたしだけじゃないはず。
しまししジビエ鍋、ぶち美味しかった!めっちゃめちゃ美味しかった!
せいちゃん、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
尾道市瀬戸田のブランド猪「しましし」、是非せいちゃんちで召し上がってみてくださいネ。
尾道鍋研究会の過去記事「しましし ぼたん鍋」についてはコチラ。
せいちゃんちの店内、雰囲気
「旨し楽し」まさにそのとおり。いつ伺っても活気があって美味しくて、心も胃袋も満足させていただける名居酒屋です。
『せいちゃんち』の記事一覧はコチラ。
せいちゃんち お店情報
居酒屋せいちゃんち
尾道市向島町田尻5423
電話:0848-44-2258
https://seichanchi.com/