昭和33年創業の、老舗ホルモン専門店。
『新久千映のまんぷく広島 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)』で紹介されているのを読んで以来、気になって仕方なかった名物大将と新鮮ホルモン。
暖簾をくぐった瞬間から、いえ、お店に近づいていくときから、ホルモンが焼けるいい香りに食欲が刺激されまくり。
新鮮ぷりぷりのホルモン料理、ご紹介しますね。
ホルモン料理専門處 利根屋のメニューは?
アブラ(小腸)、ホルモン、センマイ、ハチノス・・・と、美味しそうなホルモンがずらり並んでいます。
広島名物コウネをはじめ、白肉(ミノ)、ヤサキ(ハツ、心臓)、ビチカブ(ギアラ、赤センマイ)はハズせませんね。
ホルモン料理専門處 利根屋、ミホが食べたのは?
まずはビールでかんぱーい♪
グラスもキンキンに冷えていて、呑兵衛心をくすぐられます。
「食べたい部位をいくつか言ってくれたら、5人で食べやすいようおまかせで作りますよ」と優しい女将さんに教えていただき、まずはコウネとアブラをオーダー。
酸味のある味噌ダレ。
座敷にはテーブルごとにガスコンロが置かれています。
「どんな感じで出てくるんかねぇ?」と話しつつ、ビールをぐびぐび呑んでいると、
大きな鉄鍋で、アツアツのホルモンと野菜が登場!
手前はアブラ、センマイと、キャベツ、玉ねぎ。タレをつけていただきます。
奥はコウネとネギ。塩味がついてるので、そのままどうぞとのこと。
うわぁ、コウネの肉の旨みと脂の甘みが、シャキシャキのネギとあわさって抜群に美味しい!
小腸の脂は酸味のある味噌ダレがさっぱりさせてくれて、いくらでも食べれそう。
肉質の良さ、焼き加減の絶妙さに一同感激しまくりです。
豪快な骨付きカルビ。
スパイシーなタレがしゅんだ骨付き肉は、ニンニクがきいていて、まさにビール泥棒(笑)。
コウネ丼。
ごはんの上にコウネとネギ、キムチ、目玉焼きがのっています。
半熟の黄身をとろ~り全体に行きわたらせて、パクッ。
キムチの旨辛さが加わって、めっちゃ美味しい!!
コウネ丼のキムチが美味しかったので、キムチ単品も追加。
白肉、ヤサキ、ビチを塩味で。
鮮度抜群のホルモンってこんなに美味しいんだなぁと、ひとくちごとに感動しちゃいます。
ラストは、ハチノスとホルモン。
食感も味わいも大満足、すべてのお料理がほんと美味しゅうございました。
ホルモン料理専門處 利根屋、雰囲気や接客は?
『吉田類の酒場放浪記』にも登場した老舗ホルモン専門店。
『新久千映のまんぷく広島』でも紹介されていて、すごく行ってみたかったお店なのです。
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5人いたので、鉄板カウンターではなく、奥の座敷へ案内していただきました。
壁一面に野球選手や有名人のサインが飾られていて、大好きな新久千映さんのものも発見!
古き良き昭和の雰囲気が色濃く残っていて、初訪問なのにゆったり長居したくなる雰囲気です。
お肉を注文するときは女将さんが優しくアドバイスしてくださるし、お酒を注文するときは元気で面白い店員さんが明るく対応してくださいます。
次回は是非とも鉄板カウンターに座って、大将ともお話ししてみたいなぁ♪
お店情報
利ホルモン料理専門處 利根屋
〒730-0022 広島市中区銀山町15−1
電話: 082-245-1924