広島県福山市鞆町名産の薬味酒「保命酒」(ほうめいしゅ)。
江戸時代から続く伝統ある薬味酒で、16種もの生薬をみりん酒に浸け込んで丁寧につくられています。
昔ながらの製法にこだわって酒づくりをされている『入江豊三郎本店』さんにお邪魔して、貴重なコレクションを拝見しつつ保命酒ゲット!
幕末にはペリーやハリスをもてなす幕府主催饗宴で食前酒としてふるまわれたという保命酒、ご紹介しますね。
保命水の飲み方
<保命酒>
原料:もち米、麹米、焼酎
生薬:16種類
ショットグラスに注いでそのままでも美味しいし、
・お湯割り
・炭酸割り
・ジンジャーエール割り
などもオススメだそうです。
かなり甘いけれど、砂糖や人工甘味料は使っておらず、原料のもち米がもつ甘みなんですって。
飴や生姜湯、スイーツやカクテルにも入れてあるのもちょこちょこ見かけますね。
保命酒入りケーキ、福山『マロンドール』さんの「仙酔仙人」が、モンドセレクション菓子部門で特別金賞を3年連続受賞されているのが有名。
『マルト製菓』さんの「保命酒たいやき」も美味し可愛くて大好き。
福山市内のBARでは、保命酒入りカクテルを出すお店もいくつかあるそうです。呑んでみたいなぁ~。
入江豊三郎本店の商品
売れ筋NO.1は「十六味 保命酒」900m 1,550円。
「毎晩寝る前にショットグラス一杯ずつ飲めば、冬は冷え防止になるし、夏は夏バテ防止になりますよ」とのことなので、しばらく続けてみようっと。
これは可愛い!丹波焼 小狸徳利 200ml 1,200円。
丹波焼徳利に入った600mlタイプは2,100円。ちょっとした贈り物によさそうですね。
備前焼肩衝徳利 600mlタイプ 10,300円。
保命酒に合うよう開発された「鞆の浦サイダー」1本210円。
このサイダーも買ったので、ハイボールならぬホウボールを作ってみねば。
入江豊三郎本店
歴史の重みを感じる鞆の浦の街並みのなかでも、ひときわ重厚感のある建造物。
ゆるやかにたゆたう空気に、優しい癒しと歴史の重みを感じます。
店内には、雛祭りで有名な鞆の浦らしく小さなお雛様が飾られていて、ほっこり。
貝のお雛様も素敵。
貝合わせと百人一首。
備後福山藩の「献上徳利」だった岩谷焼(引野焼)コレクションも並んでいます。
お店情報
入江豊三郎本店
〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆534
電話: 0120-372-013
http://www.iriehonten.jp/
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