西日本豪雨災害による断水が続くなか、いち早く炊き出しや飲料配布などの活動をされている企業・団体・寺社・個人の方が多くいらっしゃいます。
縁あって、ゆんたくグループさんとエコネット太基さんの活動に少しだけ参加させていただきました。
両社への感謝の思いをこめて、ご紹介しますね。
そして、自然災害を受けてのわたしの想いを、少し綴ってみました。もしも今「何もできない自分」に落ち込んでいらっしゃるならば、よかったらご一読ください。
目次
ゆんたくグループ&エコネット太基の活動
ゆんたくグループ:東広島河内町の公民館で、カレーの炊き出し
ゆんたくグループ『あしびなー』(三原市)店長のご実家が被災され、社長・スタッフの皆さんで東広島市河内町まで物資を持って行かれた際のこと。
公民館に避難されている50人ほどの高齢者がとても疲れておられ、「あたたかい食事が食べたい」と切望されていたのだそうです。
既に自衛隊が入っていて飲料も食物も不足はしていないものの、公民館での寝泊りやレトルトの食事は疲弊してしまいますよね・・・。
山下社長やスタッフさんが、福山市・尾道市の方々に食材やお皿の提供をよびかけたら、短時間で集まったそうです。
御礼欄にわたしの名前まで記載していただいて、恐縮です(^^;)
米卸業『株式会社オクモト』さんが提供してくださったお米の量がすごい! 無洗米もたくさんあるので、断水時に助かりますね。
イベント用に準備していたお皿&スプーンを提供してくれた尾道市岩子島『ミーシャンズファーム』のミサカくん(友人)、ありがとう!
ミサカくんは自分の畑が土砂崩れにあって大変なときなのに、「お皿とスプーンの在庫ない?」と電話したら、「炊き出しに使うんなら金は要らんで!全部持って行き!」と快く提供してくれました。
やばい、感激で惚れそう。惚れないけど(笑)。
7月12日(木)の昼時を目安に準備していたら、河内町役場から「12日は合同葬儀をすることになったので、できれば11日の夜に来てほしい」と連絡が入ったそうです。
「かしこまりました!」と即対応できるゆんたくグループの機動力がすごい。
河内町の公民館では、避難されている方、近所の方、100名以上にカレーがふるまわれ、とても喜んでいただけたそうです。
やましん社長&スタッフの皆さま、本当にお疲れ様でした。営業再開されたら、ミサカくんと一緒に呑みに行くねっ!
エコネット太基:飲料水・生活用水を因島へ!
2018/7/12 には、ゆんたくグループから、故郷因島への給水活動をされている『エコネット太基』村上敦宣社長へ、ミネラルウォーターを提供されました。
村上社長は毎日『株式会社タカハシ』さんで給水されてから、因島へお水を配りに行かれてるのです。
7月11日には、300リットルのタンクを6回配布されたそうです!
福山市今津町の『株式会社タカハシ 福山本社』では、給水だけでなく、トイレ&リフレッシュルームを解放してくださっています!
給水所まで行けない方、赤ちゃんがいるママなど水に困っている方は、男気あふれる村上社長を頼ってくださいませ。
村上社長をはじめ尾道ライオンズクラブ メンバーさんの活動、本当にありがたいです。
尾道市豪雨災害を受けて・・・
これほど長い断水は初めてで、飲用水・食事・お風呂・トイレととても大変なのですが、人の優しさとあたたかみに感動感謝の毎日でもあります。
以下に「尾道市の給水情報」「尾道のお風呂情報」など紹介させていただいてますが、井戸がある方は「うちの井戸を使って」、水道水や地下水が出る方は「うちのお風呂に入って。洗濯もして」と、助け合いの輪がどんどん広がっています。
わたし個人に関しても、全国のお友達から「足りないものがあれば送るよ」「尾道を離れられるなら、うちに泊まりにおいで」と連絡をいただき、涙がこぼれそうな毎日。
思い返せば、わたしは1995年に阪神・淡路大震災を大阪で経験し、東北大震災のときにはお世話になった会社や人々が被災されました。
災害が起こるたびに思うのは、「わたしにも何かできることはないだろうか?」。今現在、多くの方がこう思われてるのではないでしょうか。
阪神・淡路大震災のときは入社1年目のひよっこで、わけも分からないまま泣きながら、部長に「会社を休んで、神戸にボランティアに行ってもいいですか?」と願い出たのを覚えています。
部長・課長からは「お前はアホか!お前がやらなあかんこと、お前しかでけへんことはココにあるんや!しっかり仕事せぇ!」とめちゃめちゃ怒鳴られました。
当時勤務していたのはゼネコン(総合建設業)。顧客の被害状況調査や対応・道路状況調査・災害物資の調達など、わたしがやらなければならない仕事が山のようにあったのです。
「部長も課長もひどい!」と思いながら仕事をするうちに、「あぁ、本当だ。わたしはココにいて、わたしにしかできない仕事をするのがベストなんだ」と実感。
現地に行くことだけが、災害支援じゃないんですよね。
今もそう。
ゆんたくグループさんと一緒に炊き出しのお手伝いに行きたいとも思ったけれど、当サイトを更新し続けることを選びました。
2017/7/7 正午に断水が開始されて以来、「お風呂は?給水は?食事は?」と不安なことを記事化しております。(以下に記事リンク一覧を貼ってます)
皆さん同じ不安や疑問を抱えておられたようで、まだ情報が少なかった208/7/8~2018/7/10には1日のPV(プレビュー数)が50,000近くまで伸び、「情報発信ありがとう。助かった」というお声も多くいただきました。
まだあと一週間ほどは、断水が続きます。
しまなみ海道サイクリングロードをロードバイクで快適に走れるようになるのも、もう少し先になりそうです。
せめて断水が解消するまでは、微力ながらも豪雨災害に関する情報発信を続けていきたいと思ってます。(2018/7/16頃から断水復旧見込み)
自分には何もできないとか、被災しなくて普通の生活をしているのが心苦しいとかいうお声もお聞きしますが、どうか気にせずに普通の生活を続けてください。
働ける人は働く、遊べる人は遊ぶ、外食できる人は外食する、家事ができる人は家事をする、そうやって経済と日常を止めないようにしていくのも、立派な支援だと思います。
自粛ムードが高まり過ぎると、サービス業や交通機関の方々などが二次被害を受けてしまいますもの。
それに、慣れていない人が現地へボランティアに行っても、かえって足手まといになって迷惑をかけてしまうことになります。
どうしても罪悪感がぬけなくて、かつお金に余裕がある方は、寄付という手段もあります。
笑える人は、笑顔でいましょう。
今ちょっと辛い人は、口角をあげてみましょう。人間の体はけっこう単純にできていて、口角があがっただけで「自分は今楽しいんだ♪」と判断して元気が湧いてくるんですって^^
今すごく辛い人は、無理して笑う必要はありません。ゆっくり心が癒えるのを待ちましょう。
大変な日々はまだ続きますが、助け合いながら、がんばり過ぎずにがんばりまっしょい(^^)
森本ケンタさんが、素晴らしいブログを書かれています。ぜひコチラもご一読くださいませ。
尾道市豪雨災害 対策情報
尾道市 断水復旧スケジュール
尾道市防災情報(総務課)メール&LINE@を登録しておきましょう。
断水対策グッズをまとめてます(随時更新)。
尾道で入浴可能な施設をまとめてます(随時更新)。
尾道市の給水情報をまとめています(随時更新)。
尾道市 無料Wi-Fi情報。
尾道市 罹災証明書の申請方法。
尾道市 交通情報。
尾道の美容院営業情報です。
尾道市の飲食店営業情報、毎朝更新してます。