2021年あけましておめでとうございます。
しまなみ海道 生口島 瀬戸田町の名店『日本料理まきの』さん。「おせちは面倒くさいけぇやらん」と言い続けておられた牧野大将が、2021年はおせちを作ってくださることになり大喜び♪
このお値段でこの価格、豊富なバラエティと卓越したクオリティ・・・本当にいいんですか、と恐縮してしまうおせち料理です。
元旦から幸せいっぱいの『まきの』さんのおせち、ご紹介しますね。
日本料理まきののおせち
つっくんとわたし、遊びに来るお友達の分も入れて、二段重を2つ(4人分)お願いしました。
美しく飾られたお重。いや、それよりも!!
えっ!この品数の多さ、いったいナニゴト!?
う、う、う、美しい。
どれほどの時間と手間暇をかけて作ってくださったのか、お箸をつける前から感謝の念がわき上がって、瀬戸田に向いて手を合わせてくなっちゃう。
店名の焼印が押された玉子焼。
日本料理人の包丁技に恐れ入る、芸術的な飾り切り。2021年の干支「丑」をかたどった遊び心あふれる万十(薩摩芋)。
子持鮎に子持昆布、縁起のよさもさることながら大好物食材♪
大好きなイクラに添えられたはご板長芋も可愛い。
真ん中は、上品なお出汁で炊かれた海鮮おこわ。
繊細な包丁に感動、松笠くわい。
ユーモラスな干支丸十。
このまま飾っておきたい精巧な美しさ。
ワインにもブランデーにも合いそう、柿バター博多。
牧野大将のお料理の美しさ・美味しさには毎回感動しますが、このおせち料理は更に感動が止まりません。
なんといってもベースのお出汁がはんなりと上品で、素材本来の味を活かした調理法が際立っておられます。
元旦からこんなに美味しい思いができて、2021年はいい年になるに違いない♪
牧野大将&奥様、本当にありがとうございます!!!
「来年は、うーん、やるかどうか分からん」と笑っておられましたが、なんとかお願いしてみなくっちゃ。
お友達の分は、大皿に盛りつけておいでを待ちましょう。
でべらーマン『藤本乾物』さんの炭焼き穴子をたっぷり入れた尾道雑煮も、新年には欠かせません。
「お料理屋さんにおせちを頼んでみたい夢が叶った!それも、まきのさん!!今年はお雑煮以外作らんでええけ、楽じゃわ~♪」
と思っていたら、大晦日になってつっくんから
「えー!筑前煮も作らんのん?まぁええよ、スーパーで買うけん」と言われ、急遽作った筑前煮も。
日本酒はここ数年のお気に入り「【R1BY限定品!】百十郎 SUKEROKU 純米吟醸 生原酒」。
蔵元:林本店
生産地:岐阜県各務原市
使用米:ハツシモ
母方の祖父が購入したときには47個セットだったという、赤穂浪士のお猪口。
わたしが引き継いだのは、5個だけ。呑兵衛だったらしい祖父が、割っちゃったのでしょうね(笑)。
皆様もどうぞよいお正月をお過ごしくださいませ。
マスクなしで笑い合える日が、一日も早く戻ってくるよう心から願っています。
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お店情報
日本料理まきの
〒722-2413 広島県尾道市瀬戸田町沢209−26
電話: 0845-27-3032
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