濃厚オレンジゼリーのような食感としっとりした甘さが大人気の、高級柑橘「紅まどんな」。
都会では高値で販売されているようですが、産地である愛媛県周辺では規格外品をお安く購入できるんですよ。
自宅からほど近い尾道市向島内『丸富青果選果場』でも、ここ数年「紅まどんな」の取り扱いが増えています。
オススメの選果場、ご紹介しますね。
「紅まどんな」とは?
旬;11月頃~1月頃。12月頃が出荷最盛期。
南香と天草の交配品種。たいへん薄くてやわらかい外皮とじょうのう膜(薄皮)を持ち、果肉もゼリーのようになめらかで果汁たっぷりです。糖度が高く酸抜けも早いことに加え、大玉で紅の濃い美しい外観から、年末の贈答品として人気が高まっています。
外皮が薄くむきにくいため、カットフルーツとしてお召し上がりください。愛媛県立果樹試験場(現:愛媛県農林水産研究所果樹研究センター)で開発され、2005年3月に品種登録されました。品種名は「愛媛果試第28号」。「紅まどんな」はJA全農えひめの登録商標です。愛媛県のオリジナル品種で、一定の品質基準をクリアしたもののみが「紅まどんな」として出荷されています。JA愛媛
尾道市向島:丸富青果選果場
選果場があるのは尾道市向島「三幸小学校」のすぐ近く。
しまなみ海道ブルーライン沿いで、真っ赤な向島大橋がよく見えるポイントです。
「紅まどんな」以外にも、各種みかん、ポンカン、ネーブル、八朔、はるみ、デコポン、いよかんなど取り扱われてます。
箱買い、地方発送もできますよ。
みかん300円、はれひめ300円。
1月中旬には、甘平(かんぺい)、プリンス清美、ネーブルも並んでいました。
いよかんも!
キウイフルーツ250円、レモン200円。
愛ある愛媛のかんきつ食べ頃カレンダー。
選果場のスタッフさんもとても優しくて、柑橘のことをいろいろ教えていただけます。
しまなみ海道ドライブの際に、ぜひお立ち寄りくださいませ。サイクリング(ロードバイク)の場合は、宅配便をご利用になるといいと思います。
紅まどんな
「紅まどんな」1袋、400円!!!
尾道市街地の果物屋さんなら1個が400~500円。都会では1個800円~1,000円で販売されていることもあるようなので、超お買い得です。
スマイルカットされた「紅まどんな」試食コーナーあり。上品な甘さとなめらか食感に感動し、まとめ買いして帰りました。
種がなく、ゼリーのようなぷるぷる食感なので食べやすいし、品のいい甘さと豊かな果汁、爽やかかつ甘やかな香りがほんと素晴らしい。
ふだん果物をあまり食べないわたしでも、「紅まどんな」は別格です。
数日後、つっくんが箱買いしてきましたが、それもすぐなくなっちゃいました。
「紅まどんな」に関する記事一覧はコチラ。
甘平(かんぺい)
旬:1月下旬頃~2月下旬頃
「西之香」と「ポンカン」の交配品種。名前の通り扁平な果実ながらも、薄い果皮が弾けそうなほどぎっしりと甘い果肉が詰まっています。極薄のじょうのう膜(内袋)ごとほおばると、「シャキッ」「プチプチ」とした食感を味わうことができます。大玉なので食べごたえも満点!また、果皮は温州みかんのように簡単に手でむくことができ、種もないのでとても食べやすい果実です。
食べごろは1月下旬から2月。様々なかんきつが勢ぞろいする時期に愛媛が自信を持ってお届けする自慢の逸品です。愛媛県立果樹試験場(現:愛媛県農林水産研究所果樹研究センター)で開発され、2007年8月に品種登録されました。「紅まどんな」と同様に愛媛県のオリジナル品種として、県内のみ栽培が許可されています。JA愛媛
1袋400円。
紅まどんなと同価格で販売される「甘平」(かんぺい)。
紅まどんなと同じくゼリー状に近い食感で、甘味が強め。とても美味しいけれど・・・、個人的には紅まどんなのほうが大好き。
プリンス清美
旬:1月上旬~2月上旬
1袋400円。
温州みかんとオレンジから生まれた清見に、もう一度オレンジをかけあわせたのが「プリンス清美」。
皮が薄いのでみかんのように手でむけて楽ちん。糖度が高くてしっかり甘く、「和製オレンジ」と呼ばれているのがよく分かる味わいです。
種があるので、召し上がる際は気を付けてくださいね。
ネーブル
旬:1月~3月
1袋300円。
輸入ネーブルは一年中出回っていますが、瀬戸内海産のネーブルはより風味も甘味も強いと感じます。
おへその部分が大好き。
お店情報
丸富青果選果場
〒722-0073 広島県尾道市向島町道越12517−1
電話:0848-45-1155