ミホの上海食い倒れツアー!
2泊3日で2kg増量した上海旅行、初日ランチは初体験の「湖南料理」に案内していただきました。
辛味と酸味がきいた湖南料理にどっぷりハマり、1食でふだんの3食分以上食べてしまった気分。
辛いもの好きにはたまらない湖南料理、ご紹介しますね。
湖南料理とは?
日本では馴染みが薄い湖南料理。わたしも初体験です。
中国での一般的呼称は「湖南菜」(フーナンツァイ Húnán cài)または「湘菜」(シアンツァイ Xiāng cài)。
四川料理、貴州料理と同様に唐辛子を多用し、辛い中国料理の代表格とされる。極端なものでは、大きなトウガラシを小さなトウガラシとトウチで炒めた料理がある。四川料理と異なるところは、四川の「麻辣」(マーラー málà)に対して「酸辣」(スワンラー suānlà)といわれる、辛味のほかに酸味が効いた味にある。「鮮辣」の強烈な風味から「中国で一番辛い料理」と言われることもあるが、もちろん全ての料理が辛い訳ではない。湖南省出身の毛沢東がこよなく愛した料理として知られて、「毛家菜」(マオジアツァイ Máo jiā cài)という言い
方もある。強烈な味のためか湖南省の住人は気性が激しいといわれ、「湖南人と喧嘩をしてはいけない」という冗談が存在する。
日本の中華料理店でもよくある「酸辣湯麺」(サンラータンメン)は、湖南料理に分類されるそうです。
酸辣湯麺大好き&激辛大好きなので、楽しみだぁ~。
久久滴水洞、ミホが食べたのは?
まずはチンタオビール「青島啤酒 逸品純生」でかんぱーい♪
パプリカの炒めもの。ほどよい辛味で、ビールが進みます。
ピータンと豆腐のピリ辛ソースがけ。
ねっとりしたピータンと淡泊なお豆腐に唐辛子の刺激が加わって、昼間っから紹興酒が欲しくなるお味。
きくらげと香菜(シャンツァイ。パクチー)の炒めもの。
大好きな食材の組み合わせ、コリコリした食感も香りもすごくいい。
鶏肉の唐辛子炒め。
激辛好きとしては、このビジュアルたまりません!
とはいえ、見た目ほど辛くなくて、ビールと仲良しなピリ辛具合。あぁ、美味し~ぃ!
豪快なスペアリブ!
かぶっとかじりついて、骨までしっかりすばぶりたいですね^^
(尾道弁:すばぶる=しゃぶりつくす)
ホイルに包まれた串の中身は・・・?
海老ーーー!
カラッと揚がってるので、頭から尻尾まですべて美味しくいただけます。
海老の甘み、味噌の濃厚さ、ピリ辛ソースがおくちの中で合わさって幸せ。
ピリ辛豆腐。
四川料理の麻婆豆腐とは違い、湖南料理らしい酸っぱ辛さにハマります。
キャベツとお肉のほんのりピリ辛な炒めもの。
セロリの炒めもの。
あっさりした味付けのシャキシャキセロリ、ピリ辛な味付けが多いなか、いい箸休めになりますね。
海老の唐辛子炒め。
サクサクの衣をつけて揚げた海老を、大量の唐辛子で炒めてあります。
海老の甘みとプリプリ感って、ほんと唐辛子と相性抜群ですね。
とろとろに煮込まれた豚バラ肉。
ニンニクと唐辛子がきいていて、これまたビールが進みます。
「昼から会議もあるし、ビールは乾杯だけね」と言ってたけど、ムーリー!(笑)
体に良さそうな具材がたくさん入った薬膳スープ。
湖南料理の代表料理の1つ、酸豆炒肉末(豆とひき肉の炒め)。
うわぁ、この酸っぱ辛さとシャクシャクした食感、後からまたジワッと襲ってくる辛さ、めちゃめちゃ好きな味。
ビールもごはんも止まりません。
デザートの揚げまんじゅう。
表面カリッ、生地はふわっ。ピリ辛のあとの甘み、舌が喜びます。
大学芋ならぬ「大学バナナ」とでも呼びましょうか?
揚げて水飴を絡めたバナナが、美味し過ぎてビックリ。
今回いただいたお料理はどれも「激辛」というほどではなく、ビールや紹興酒のお供にちょうど良いピリ辛加減で、旨みがしっかりしていました。
ものすごく好みなお味なので、尾道近郊にも湖南料理店ができたらいいのになぁ~♪
久久滴水洞、雰囲気や接客は?
地下鉄1号線「陜西南路」駅から徒歩約5分の、便利な立地。
日本語を話せる店員さんは少ないようですが、メニューに日本語が併記されてるので安心です。
個室の照明も個性的で、思わずシャッターを押してしまいました。
お店近くにいた獅子像さん。
狛犬が大好きなので、中国獅子にもつい目が行ってしまいます。
中国獅子の多くは「阿阿」(阿吽ではなく、両方口が開いている)なのが興味深いですねぇ。
お店情報
久久滴水洞 茂名南路店
ジウジウディーシュイトン滴水洞(茂名南路店)
上海市茂名南路56号
電話番号 (021)62532689
営業時間 11:30〜22:30
https://www.shanghainavi.com/food/11/
関連ランキング:中華料理 | 淮海路