昨年に続き、2021年11月3日(木)~尾道駅前『しまなみ交流館』他にて、「しまなみ海道 秋の音楽休暇村」が開催されました。
『しまなみ交流館』での開催は、フランス パリでご活躍中のヴァイオリニスト小島燎さんプロデュースによる「プレ・コンサート」と「四季」テーマのオープニング・コンサート。
音楽・演技・絵画が一体となったそれはそれは素晴らしい舞台でした。
感動のオープニング・コンサートの様子、お届けしますね。
しまなみ海道 秋の音楽休暇村2021 概要
2020年メインコンサートはコチラ。
プレ・コンサート
なんとなんと、スペシャル・サプライズ・ゲストとしてフランスの至宝ヴァイオリニスト ジェラール・プーレ氏がご登壇!
『尾道ベッチャー祭』宮入を観てから駆けつけると、プーレ氏の演奏にぎりぎり間に合いました。柔らかく伸び伸びした美しい旋律に心が洗われましたよ。
オープニング・コンサート
「北半球の四季・南半球の四季」
ヴィヴァルディ『四季』
ピアソラ『ブエノスアイレスの四季』
(ナレーション、地元ゆかりの画家による絵画の投影つき)
今年も小島燎さんから撮影・掲載許可をいただきましたので、会場の様子をお楽しみくださいませ。
小島燎さんのご挨拶でコンサート開幕。
我らが「太郎ちゃん」こと、俳優 堀崎太郎氏が登場!
地元アーティストの絵画をバックに奏でられる美しい音色。
太郎ちゃんの美声によるヴィヴァルディ「四季」 ソネット朗読のお蔭で、季節の移り変わりがよく分かります。
わたしのようにクラシックに詳しくない方は、太郎ちゃんのナレーションと絵画のお蔭で「あ、今はまだ春なんだな。あ、もう夏なんだな」と理解できて、すごく楽しめたはず。
春・夏のメインを務められた美しいヴァイオリニストさん。
秋・冬のメインを務められた、若きイケメン ヴァイオリニストさん。
舞台は北半球から南半球へ移り、アルゼンチンタンゴのリズムに乗ってめぐる四季。
「ブエノスアイレスの四季」は、小島燎さんがメインを務められました。
小島燎さんが奏でるヴァイオリンは美しく繊細で、ときに力強くときに哀しく、ダイレクトに感情を揺さぶってきます。
前回「『ブエノスアイレスの四季』にもナレーションを付けてほしい」要望が多かったそうで(わたしもリクエストしました)、今回からは太郎ちゃん自作の詩によるナレーション付き!めっちゃ嬉しい!
いやもう、太郎ちゃんの表現力・演技力・演出力に、ただただ圧倒されまくり。
特に後半はピアソラの魂が太郎ちゃんに乗り移ったかのようで、シャッター押す手が震えました。
大好きな画家 矢野ミチルくんの作品投影に、テンションマックス!
儚くも華やかなミチルワールド、やっぱり大好き。
アンコールは写真・動画撮影がOKとなり、会場の皆さんスマホで撮影されていました(^^)
小島燎さん、ご出演の皆さん、スタッフの皆さん、素晴らしい舞台を本当にありがとうございました。
今から来年開催が楽しみでなりません。
ヴィヴァルディ 「四季」 のソネットについては、こちらの記事で英訳・和訳を紹介してくださってます。
http://sakura-minnesotajournal.blogspot.com/2015/02/blog-post_9.html
関連イベント・近隣イベント
駅前芝生広場では「Onomichi Bonjour Marché」が開催されていました。こちらにも行きたかった。
JR尾道駅では「山陽線130周年記念イベント」が大盛況だったそうです。
爽やかな秋晴れのもと尾道市内アチコチでイベントが開催され、やっと「少しはお出かけしていいんだ♪」ムードが戻ってきて嬉しいですね。
会場情報
しまなみ交流館(テアトロシェルネ)
〒722-0036 広島県尾道市東御所町10−1
電話: 0848-25-4073
主催者情報
一般社団法人コジマ・ムジカ・コレギア
理事長 小島 燎
電話:080-1944-2388