「綺麗な写真が撮りたい!」とミラーレス一眼や一眼レフを買ったものの、設定の仕方や基礎用語が分からずフルオート撮影している方が結構多いですよね。
かくいうわたしも、フォトグラファー竹國照顕師匠に出会うまではSONYのプレミアムオートだけで撮っておりました(^^;)
竹國師匠の写真教室やフォトウォークで段々カメラや写真のことが分かってきたものの、細かい設定についてはまだ知らないことがたくさん。
そんなわたしが「ミラーレス一眼を買ったときに、この本が発売されてたら!!!」と思い、「いやいや、今読んでもめちゃめちゃ勉強になる」と感激した一冊をご紹介しますね。
目次
写真のことが全部わかる本
月間25万PVをこえる人気ブログ『studio9』の中原一雄(@photostudio9)さんが、ワークショップ形式でまとめられたフォトガイドブック。
〇上達やくそくBOOK
〇センス&知識ゼロからの写真のはじめかた、教えます
〇知っていると写真がうまくなる着眼点を伝授!
大袈裟ではなく、読み進むほどに表紙に書かれているコピーが実感できます。
今まで初心者向けのカメラ教則本を何冊も購入しましたが、「で?実際、わたしのカメラのドコをどう触ればいいの?」「初心者向けって書いてあるけど、初心者向けじゃないじゃん」「どう設定したら見本写真みたいになるの?」などモヤモヤを感じるものが多かったのです。
でも、この本は本当に分かりやすい!!
全体を通してイラストとビフォー・アフター写真、解説付きの細かい設定方法が満載なんですもの。
初級・中級・上級まで、ステップアップ式で写真のことを学んでいけます。
ミラーレス一眼か一眼レフが既にお手元にある方は、本を読みながらカメラの設定をしていけばより実践的だと思いますよ^^
初心者カメラ女子には、コチラがイチオシ!
初級:自分だけの視点を持って目の前の世界を切り取ろう!
「そう!そう!初心者のときに、こんなことを知りたかったの!」という内容が、手取り足取り、痒い所に手が届くように掲載されています。
カメラの構え方、基本的な構図、画角とは何か、ポジションとアングルの取り方などなど。
更にコラムでは「カメラとレンズのメンテナンス」についても解説されていて、本当にありがたい。
中級:カメラとレンズの仕組みを知ればもっと楽しくうまくなる
露出、露出モード、露出補正、ISO感度、ホワイトバランス、シャッタースピードなど、具体的な設定を学べます。
どの項目もカメラの設定画面や、細かい設定付きのビフォー・アフター写真が添えられているので、文字よりも先に視覚から学べるのが貴重。
特にホワイトバランスについて「蛍光灯」「太陽」「くもり」で色味がどのように変化するのか、視認できるのが素晴らしい。
初心者の憧れ「ボケ」項目では、「玉ボケ」や「前ボケ」の撮り方まで学べますよ。
光条や光の軌跡の撮り方、各レンズの特製まで紹介されているのがすごい。
上級:プラスワンのアイデアであなたの写真はさらに輝く!
マクロレンズや魚眼レンズの特性や様々な裏技、三脚の使い方、レンズフィルター、フィルター、多重撮影の方法だけでも盛りだくさんなのに。
スナップ、風景、夜景(スローシャッターや星空、花火まで!)、動体(流し撮りも!)の具体的な撮影法が学べます。これだけ高度になってきても、超分かりやすい。
更に「RAW現像」(Lightroom)についてまで、かなり詳しく説明されています。もう神!
まとめ
カメラを買いたいと思っている方、買ったはいいけれど使い方・撮り方がよく分からず「宝の持ち腐れ」になっている方、基本は分かるけれどちゃんと学びなおしたい方に、本当におすすめです!
ミホのカメラ&レンズ
カメラ:SONY ミラーレス一眼 α7Ⅱ
レンズ:SONY SEL24240
広角から望遠までこなしてくれる万能レンズ。
レンズ:SONY SEL50M28
小型・軽量で日常使いに最適なフルサイズ対応の高性能標準マクロレンズ。
カメラ:SONY Cyber-shot DSC-RX100M6
ちょっとしたお出かけやサイクリングのお供に最適!