2025年1月に尾道市向島へ移転オープン後、予約が取れない大人気店となっておられる『Bistro Chéri』さん。
春の余韻と初夏の訪れが静かに交差する、新緑美しい5月。
旬の食材の組み合わせと絶妙な火入れで描き出した一皿一皿が、思い出深い時間になりました。
毎月通いたくなること請け合いの魅惑のフレンチ、ご紹介しますね。
Bistro Chéri のメニューは?
2025年5月のランチメニュー「新緑」3,000円(税込)。
旬の食材を使い、毎月テーマを変えてコースを組んでおられます。
グラスワインメニュー。
Bistro Chéri 、ミホが食べたのは?
5月のコースー新緑ー
カトラリーは、フォーク、ナイフ、お箸。お箸があるので、ナイフとフォークに慣れていない方も安心です。
果実味と酸味のバランスがよく、すっきりした飲み口のスパークリングワイン「シャルリー シャルドネ ペティアン ヴィニフィエ パージュンコ 2023」。
エチケットもとても素敵。
生産者:ドメーヌ・ジョベール
生産地:フランス/ボジョレー
葡萄品種:シャルドネ
前菜。
塩麹でマリネしたウフ・モレ
新じゃがいも/チョリソー/鶏出汁のエミュルション
とろ~り半熟卵に、鶏出汁の泡ソースがふんわり。
塩麹のやさしい塩味と煮切り酒の香りが広がり、じんわり体に沁み入るような感覚に包まれます。
じゃがいものフォンダンは驚くほどなめらかで、甘酸っぱく煮詰めたチョリソーがいいアクセントに。温かなサラダ仕立てで、春から初夏へと向かう空気を感じる一皿でした。
ふっくら香ばしい、自家製カンパーニュ。
南国の果物を思わせる果実感と、爽やかな飲み口の「ラ・ルヴェ 2018」。
生産者:アレクサンドル バン
生産地:フランス/ロワール
葡萄品種:ソーヴィニヨン・ブラン
魚料理は、鱸のエスカベッシュ仕立て 長芋/木の芽/香味野菜。
揚げたてサクサクの鱸に、香味野菜と木の芽の香り。クランチーな食感も楽しく、食べ進めるごとにハーブや木の芽の香りが鼻に抜け、余韻までとっても心地よくうっとり。
春掘り長芋のコンフィも、ホクホクで主役に負けない存在感!
ほんのりスパイシーでなめらかな舌触り、ミネラルとタンニンのバランスもよい「マチュー デュマルシェ 2023」。
生産者:マチュ
生産地:フランス/ローヌ
葡萄品種:シラー55%/グルナッシュ45%
肉料理は、豚ヒレ肉のロースト ホワイトアスパラ/甘夏/ソースロベール。
ロゼ色に焼かれた豚ヒレはしっとり柔らかく、噛むたび甘夏のキャラメリゼがほのかに香ります。まるで蝶々の羽のような甘夏のビジュアルも素敵ですよね。
大好きなホワイトアスパラガスは、丁寧に皮と根本で出汁をとったエアリーなソースまで絶品。
フルーツ大福 キウイ/山椒/ライム。
山椒を加えたチョコレートガナッシュがキウイの甘酸っぱさと調和し、そこにライムの香りがふわり。
珈琲を美味しくいただいて、ごちそうさまでした。
今回も感動しまくりのおまかせコース、最高に美味しゅうございました。
美味しいは幸せ、6月のコースも楽しみだなぁ♪
Bistro Chéri 、雰囲気や接客は?
完全予約制で営業されています。予約方法などは、公式Instagramでご確認くださいね。
お店の場所は、尾道市向島『オンリーワン』などの商店並び。お店前に、車数台駐車可能です。
サイクルラックも設置されているので、サイクリングランチにもオススメ。
店内は、全20席弱のテーブル席。
温かみのあるシンプルな空間で、初訪問でもゆったり寛いで過ごせます。
シェフはワンオペで営業されていますが、お料理の手際が良くて所作も美しく、動きもスマートで、待ち時間を感じません。
柔らかい雰囲気の癒し系なお方で、お話ししているとほっこり心が和みますよ♪
唯一の難点は、予約が取りにくいこと。
どうにかして毎月通いたいので、1ヶ月前の予約開始日を狙ってDMしよっと。
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店舗情報
Bistro Chéri(ビストロ シェリ)
〒722-0073 尾道市向島町兼吉551
営業日:木・金・土・日(※完全予約制)
ランチ2部制
1部 12:00〜、2部 14:00〜
定休日:月・火・水
https://www.instagram.com/cheri_hiroshima/
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