念願の「とびしま海道サイクリング」を楽しんできました。
瀬戸内海の多島美を眺めながら、7島7橋をめぐる絶景ライド!
太刀魚ラーメン、伝統の鍋焼きうどん、可愛いカフェなどグルメも満載。
大感激&大満足のとびしま海道、ご紹介しますね。
目次
とびしま海道とは?
とびしま海道は広島県呉市の下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、愛媛県今治市の岡村島、小大下島、大下島から構成されています。このうち、下蒲刈島から岡村島間は6つの橋で結ばれていて、さらに下蒲刈島は、安芸灘大橋により本州と結ばれています。
とびしま海道の橋は安芸灘大橋のみが有料で、他は全て無料です。安芸灘大橋の本州側の起点から、岡村島岡村港までの距離は最短ルートで約30kmです。この区間はサイクリングロードとして整備されていて、路側帯にブルーラインが引かれています。海沿いの爽やかな区間が多く、サイクリングに適しています。なお、一部エリアにはレンタサイクルやサイクルステーションがありますが、長距離を走るのであれば自転車は持ち込むのがよいでしょう
とびしま海道地図より
とびしま海道へのルートは?
わたしたちは、しまなみ海道・大三島「宗方港」からフェリー利用で向かいました。
宗方港前には大きな駐車場があるので、ここまで車載で来て、フェリーへは自転車だけで乗るのがオススメです。剛脚・健脚の方は、宗方港まで自走でどうぞ。
赤い桟橋が可愛い宗方港。
待合所にはストーブがたかれています。昭和な雰囲気に和みますね。
待合所前にはサイクルラックが設置してあるので、乗船までゆっくり寛げますよん。
とびしま海道 注意点
1.しまなみ海道のように至る所にサイクルオアシスがあるわけではないので、パンク修理キット、飲料水・補給食はちゃんと持っておきましょう!
2.「とびしま海道には坂がない」「しまなみ海道より楽」とおっしゃる先輩サイクリストさんが多いけれど、結構坂道あります。斜度のきつい坂、長い坂もあります。
<初心者サイクリストの教訓>
健脚サイクリストはみんな、嘘つきだー!(笑)
「すぐそこじゃけ」「ゆるい坂じゃけ」「君なら登れるって」などの甘言は、たいてい嘘です。気を付けましょう。
とびしま海道 往路
大三島 宗方港からフェリー乗船
元気に行ってきまーす!
3人とも初めてのとびしま海道サイクリングなので、ウッキウキ。
パシャパシャ写真を撮りまくってしまいます。
自転車はフェリー1F端に、太いゴムで固定してもらえます。
フェリーからの眺めは、まさに絶景。
とびしまブルーの美しさに目を奪われます。
岡村島 岡村港
快晴の岡村島へ上陸!
安芸灘大橋を渡った呉市川尻までは31km。よーし、レッツゴー!
岡村港を出発してすぐ小さな登りがあり、その先はリゾート感満点の「観音崎」が現れます。
「かっぱ/うさぎ岩」って何?
なるほど、海を眺める河童とうずくまったウサギに見えますね。
観音崎から先は心が洗われるような景色が続き、前方に岡村大橋、中の瀬戸大橋、平羅橋の3橋が見えてきます。
岡村大橋、中の瀬戸大橋
岡村大橋228 m、中の瀬戸大橋251m、共にニールセンローゼ橋。遠くから見ると、まるで双子のような可愛い2橋です。
岡村大橋の手前には『縁むすび人待(とまち)瀬戸』が。
鐘を鳴らし、願い夢木札を書くといい記念になりますね。
御札代100円を箱に入れ、お願いごとを書いてきました。
岡村大橋の中程は、愛媛県と広島県の県境!
橋上に大きく線が引かれていて、いい記念撮影スポットになっています。(※記念撮影をされる際は、くれぐれも車や自転車にご注意くださいね)
通りがかりのサイクリストさんがシャッターを押してくださいました。ありがとうございます。
平羅橋(へいらばし)
98.5m。PC斜張橋。主塔が1本のみって、珍しい!
塩害対策や工費節減を考慮した「我が国の斜張橋では初めてとなるプレキャストブロック工法」だそうです。
渡って振り返ると、中の瀬戸大橋ものぞめます。
大崎下島
大崎下島は復路でゆっくり観光・食事の予定なので、往路はサーッとすり抜けます。
島北部のブルーライン、舗装も景色もいい道が続き、向かい風がなければ「このまま飛べそう」なロードバイクの醍醐味を体感できますよ~。
豊浜大橋
大崎下島から豊浜大橋への登り道では、日本一のジャングルジムが出現します。
存在を知らなかったら「何か工事をしてるんだな」と、足場と勘違いしてしまいそうな大きさ。
「コレに登りたかったんよ!」と、しまなみ海道の赤い彗星つっくんが登っている図。赤いのでてんとう虫みたい(笑)。
543m。3径間連続トラス橋。
豊島
豊島港からは、豊浜大橋の全景を眺められます。
のどかな港町に、心ほっこり。
とびしま海道は、海の透明度がすごいですね。
さて、とびしま海道サイクリングルメ第1ステーションは、念願の豊島ラーメン(太刀魚ラーメン)。
太刀魚ラーメン・お好み焼き『マリちゃん』についてはコチラ。
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豊島大橋
愛称「アビ大橋」。903m。単径間吊り橋。
豊島大橋へは、斜度7%の坂道を登らねばなりません。はぁぁ。(登りが苦手)
橋を渡った左手に展望台があるので、ちょっと立ち寄り。
快晴のもと初とびしま海道体験できて、本当に幸せです。
このあと大浦トンネル(784m)を抜けるので、ライトをセッティングしておきましょう。
数ヶ所トンネルがあるとびしま海道では、CAT EYE リアライト ラピッドシリーズ3 オート点灯モデルが大活躍!
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上蒲刈島
とびしま海道のなかで、ブルーラインが一番長い島。
美しい海岸線が続きます。
ゆるやかだけど長~い坂道を登ったところに、タイロンさんオススメの『花美月』さんがありました。
次回は立ち寄りたいなぁ。
蒲刈大橋
右手に安芸灘大橋が見えています。
480m。3径間2連続トラス橋。
橋手前にある『であいの館』では、楽天No.1ジェラートショップ『ドルチェ』のジェラートをいただけます。
てことで、おやつ休憩♪
海人の藻塩ゴマ入りアイスミルクと、海人の藻塩。
美味しいものを写真を撮るとき、わたしったらこんなにニコニコしてるんですね(笑)。
「少し柔らかくしてからかき混ぜて、空気を含ませたらもっと美味しくなる」とドルチェ前工場長から直伝してもらった手法で、ゴマリフト。
藻塩もリフト。
お庭からの眺めも絶景です。
下蒲刈島
風情ある石畳の区間が続きます。
気分は、プチ・パリ~ルーベ!(笑)
安芸灘大橋
坂を上って大橋へ。斜度はゆるめだけど、つっくんにどんどん離されてゆく。。。
1175m。3径間2ヒンジ吊り橋。
自動車は有料ですが、自転車・徒歩は無料。「自転車は歩道走行」が義務付けられているので、ご注意ください。
安芸灘大橋を渡ったところでUターン!
大崎下島・御手洗地区の鍋焼きうどん目指してレッツ・ライド!
復路編はコチラ。
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