歌人吉井勇が「白滝の山に登れば眼路広し、島あれば海、海あれば島」と詠んだビュースポット白滝山。
しまなみ海道に浮かぶ因島にある、標高227メートルの岩山です。
山頂付近には約700体の石仏が点在し、夕暮れどきには瀬戸内海の多島美がきらめく夕陽を満喫できます。
登山口から歩いて登るもよし、駐車場から10数分だけ登るもよし。
パワースポットとしても有名なので、GWのお出かけ候補にオススメです。
目次
白滝山、駐車場から観音堂まで(裏参道経由)
ふむふむ、山頂までは徒歩で約7分ね。
山頂付近図を確認し、登山スタート!
新緑が美しいなか、坂道と階段を登っていきます。
五百羅漢の説明もあり。
結構な階段が続きます。
オレンジ色に染まりつつある景色に感動しながら、上へ上へ。
舗装されていない箇所も多いので、歩きやすい靴でお出かけくださいね。
白滝山、観音堂付近
因島村上水軍6代当主村上吉充が、1569(永禄12)年に建立した観音堂。
因島重井町に伝わる悲恋伝説「恋し岩」。
「50貫ってどれくらいの重さかねぇ?」と調べてみたら。
1貫(カン) = 1000 匁(モンメ) = 3.75 kg (キログラム)
50貫なら、50 × 3.75kg = 187.5kg!
す、すごいですね。
白滝山、山頂&展望台付近
石仏案内図を確認。
さまざまな姿形の石仏と出会えます。
柔和なお顔を見ていると、心が洗われていきますね。
展望台へ向かう小道には、両脇に石仏がずらり。
因島大橋、向島、高見山が見える北側の景色も美しい。
展望台付近。
夕陽を浴びてオレンジがかった石仏。イタリア・アッシジの夕暮れを思い出します。
鐘楼。
空も海もオレンジと紫に染まり、息をのむ美しさ。
展望台からの定番写真。
あらためて「瀬戸内海ってなんていいところなんだろう」と感動し、小柳ルミ子さんの「瀬戸の花嫁」が脳内リピート♪
白滝山、観音堂から駐車場へ(表参道経由)
急な石段を下って下山。
膝の羅漢像。
膝をなでると下半身にいいらしく、しっかりなでさせていただきました。
白滝山、駐車場付近
平山郁夫画伯のスケッチポイント!
駐車場横の休憩所からも、綺麗な景色が眺められます。
桜はとっくに終わってましたが、ツツジが満開でした。
あら、ここにも石仏が?(笑)
白滝山(しらたきさん)ヒルクライム!
しまなみ海道サイクリストの間では、ヒルクライムスポットとしても人気です。
GWにしまなみ海道サイクリングにお越しの健脚な方、チャレンジされてみては?^^
白滝山(しらたきさん)情報
尾道観光情報「おのなび」
https://www.ononavi.jp/sightseeing/showplace/detail.html?detail_id=313