「尾道城が見たい!」とのリクエストをいただき、尾道城へ続くハードな石段道へ。
道々「あのお城は本物じゃないんですよ。尾道は中世から栄えた商都で、城下町じゃないんです。
尾道城は、昭和30年代後半に、当日の商工会議所会頭が個人で建築されたものなんですよ」
などガイドチックな説明も入れつつの、尾道フォトウォーク。
『たけさんぽ広島』尾道開催-②、お届けしますね。
目次
尾道城
昭和時代には「全国城の博物館尾道城」や水族館として人気を誇った尾道城ですが、倒壊の恐れがあるため2018年度中に解体されることが決定しています。
尾道駅前から尾道城へ行くには、尾道駅東側の坂道を登り、土堂小学校正門に向かって左の道へ進みます。
まず現れるのが、心臓破りのこの石段。
尾道を舞台にしたアニメ『かみちゅ』の聖地でもあるので、桜の季節や休日には多くの観光客でにぎわいます。
とはいえ、千光寺山に登るルートのなかで一番ハードなので、わたしもこの道を登るのは数年ぶり。
標高が上がるにつれ、 日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」らしい町並みが見えてきます。
新緑と尾道城。
新緑と尾道水道。
この日は2018年4月29日(日)。
「対岸に見えるのが、逃走犯が潜伏している島として有名になった向島です。わたしも住んでますが、毎日渋滞検問とヘリ轟音で大変なんですよ」って説明したけど、このときにはもう平尾受刑者は向島にはいなかったのですねぇ。
石垣から見上げる尾道城。
幼いころよく連れてきてもらったので、取り壊されるとなると一抹のさみしさがよぎります。
尾道城の入口脇には今も門番の人形が立っており、暗くなってから通りかかるとなかなかのホラーでございまするよ。
かつては子どもの笑い声が響いていたのに、今は天守閣のしゃちほこも落ちてしまい、廃墟マニアの間では「珍しい廃墟の城」として人気があるそうですね。
「千光寺公園西展望台」から眺める尾道市街地と尾道水道。
同じく「千光寺公園西展望台」から眺める尾道城と尾道水道。
#たけさんぽ広島 楽しかったー!天気も良くて写真たくさん撮れました📸 pic.twitter.com/iPHzT4H88W
— 平岡 雄太@DRESS CODE. (@yuta_black) 2018年4月29日
街と海と山を一望できる尾道城。こんな場所に城を建てるなんてセンス良い武家だなぁと調べてみたら、実はこれ最近建てられた博物館でした。まるで遥か昔からあったような収まりの良さ。#たけさんぽ広島 pic.twitter.com/JGVEXY5Dzn
— 堀口英剛 #モノマリスト本発売中! (@infoNumber333) 2018年4月30日
千光寺公園
千光寺公園は、ツツジが満開!
桜、ツツジ、除虫菊など、千光寺公園は季節ごとの草花を楽しめます。
赤、桃、白に咲き乱れるツツジ群。
瑞々しい新緑に威勢のいいツツジの紅が映えて、見ているだけで元気をもらえそう。
14時から始まった「たけさんぽ広島」、このあたりでもう16時。
千光寺山展望台と文学のこみちは飛ばして、千光寺へ向かいますよ~!(続)
「たけさんぽ広島」とは?
大阪在住のブロガー「たけさんぽ」のたけしさん(@_takesanpo)が主催されているフォトウォーク・イベント「たけさんぽ」。
第2回は「たけさんぽ広島」と銘打って、尾道で開催されたのです。
東京、千葉、名古屋、大阪、広島、熊本から、なんと総勢22名ものフォトグラファー&ブロガーの皆さんが、尾道へやって来られました。
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ミホ カメラ&レンズ
カメラ:SONY ミラーレス一眼 α7Ⅱ
レンズ:SONY SEL24240
広角から望遠までこなしてくれる万能レンズ。
レンズ:SONY SEL50M28