松山市の繁華街大街道で、異世界へいざなってくれるBAR『ル・クラブ (LE CLUB)』さんに出会いました。
内外装に始まり、アルコールのお味はもちろん、接客スタイルまですべてが好み過ぎるBAR。
「ル・クラブさんを再訪するために、また松山へ行かなくちゃ♪」とスケジュール帳をめくってます。
旅先で出会った素敵なBAR、ご紹介しますね。
入店までの期待感もすごい!
会食と二次会を終えて23時頃にホテルへ戻ったものの、事前に調べて気になりまくっていた『ル・クラブ』さんのことが頭を離れず・・・
元気に女ひとり酒へレッツゴー!
Googleマップさんに道順を教えてもらいつつ繁華街を歩き、徒歩3分ほどでたどりつけました。
うっすらとフェルメールの「青いターバンの少女(真珠の耳飾りの少女)」が浮かび上がるサインが素敵!
洗練されたロゴからも、オーナーさんのこだわりが伝わってきます。
地下へ降りる階段の壁には中世の絵画が飾られ、紋章入りの盾がかかる重厚な扉にしばし圧倒されちゃう。
これは危険!ディープな恋に落ちる予感満載。
入店前からすべてが好み過ぎて、ネットリサーチよりも実物が素敵過ぎて、扉を押すのを数秒ためらってしまいましたよ。
めちゃめちゃラッキーなことに1席だけ空いていて、神様に感謝しつつカウンターへ着席。
ル・クラブ のメニューは?
分厚いファイル状のメニューブックには、お酒の説明やこだわりだけでなく、ヨーロッパの逸話などもぎっしりと書かれています。
メニューの一部は、ホームページでご確認いただけます。
▽
http://www.leclub-matsuyama.com/framepage1.htm
ル・クラブ、ミホが飲んだ&食べたのは?
一杯目はグラス・シャンパーニュ。
泡と香りは繊細で優雅なのに、味わいはしっかりしていて気分が華やぎます。
Louis Nouvelot Saphir Brut(ルイ・ヌヴロ サフィール ブリュット) 。
生産地:フランス/シャンパーニュ
生産者:ルイ・ヌヴロ
葡萄品種:シャルドネ10%、ピノ・ノワール10%、ピノ・ムニエ80%
ジャックダニエルの樽で燻製した自家製いぶりがっことマスカルポーネ。
まさか四国でいぶりがっこと出会えるとは!
樽香かぐわしいいぶりがっこ、お酒泥棒間違いなし。
カニとクラマトジュースのブラディーシーザー。
ハマグリエキス入りのトマトジュース「クラマト」はもともと大好きなのですが、そこにカニが加わるってすごくないですか?
まさに贅沢なシーフードトマトスープをいただいてるかのよう。
はぁぁ、癒される~。
閉店まで粘っていろいろなお酒を楽しみたい気分でしたが、明日に備えてハイボールでフィニッシュ。
唇が触れるだけで割れてしまいそうなほど儚いグラス、香り高いハイボール。
ちょっと無理してでも伺って良かった!
大好きな松山がますます大好きになった夜でした。
ル・クラブ 、雰囲気や接客は?
店内は左側がカウンター、右側が半個室のテーブル席になってます。
カウンター奥の壁にはルーブル美術館所蔵『ナポレオンの戴冠式』(ジャック=ルイ・ダヴィッド画)、店内いたるところにアンティークの家具や武具が飾られていて、もう、もう、好み過ぎる。
お行儀悪いなぁと思いつつも、キョロキョロ眺めずにはいられません。
バーテンダーさん曰く「ヨーロッパ古城の地下にあるBARがイメージで、中世ヨーロッパとグラディエーターを融合した世界観なんですよ」とのこと。
BARの扉の中は非日常といいますが、『ル・クラブ』さんは非日常感が突き抜けていて、古き良き時代にタイムスリップしたかのよう。
リッツカールトンのような重厚感と高級感あふれる内外装ですが、接客はいたってフレンドリーで、初訪問からゆったり寛がせていただきました。
一見で予約もせずふらっと訪れたわたしをすごくあたたかく優しく迎えてくださり、つかず離れずの絶妙な間合いでもてなしてくださったことに感動の連続でしたよ。
松山へ行かれる際は、是非どうぞ。
お店情報
ル・クラブ (LE CLUB)
〒790-0002 愛媛県松山市二番町1丁目9−20
電話: 089-931-1995
http://www.leclub-matsuyama.com/
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