「松山に泊まるなら、松山検番から芸者さんを呼ぼう」
「美味しいもの食べていっぱい飲もう」がなんとも贅沢な会食となった松山ナイト。
お座敷遊びと会席料理が楽しめる料理旅館、ご紹介しますね。
料理旅館 栴檀のメニューは?
お昼 3,800円~(4名~)
夜 5,000円~(2名~)
料理旅館 栴檀でのお料理・お座敷遊び
乾杯の盃と、美しい先付。
ふぐ皮のにこごり、銀杏、牡蠣の燻製など。器も食材も季節感があって素敵。
座が少しくつろいできたところへ、綺麗どころがご搭乗。
この夜は「松山検番」さんへ地方さん一人、立方さん二人をお願いしていたのです。
黒と金がシックな塗り椀には、松茸と真薯のお吸いもの。
向付は海老、鯛、マグロなどのお刺身盛り合わせ。
煮物はブリしゃぶ。
洋風な焼きもの。
お酒が進んで盛り上がってきたころ、芸者さんの舞が始まりました。
ゼネコンで秘書をしていた時代、京都のお座敷を手配する機会は数多くあったのですが、自分自身がお座敷遊びを体験するのは初めて。
おねえさんたちの行き届いたおもてなしや、美しい所作にうっとりしてしまいます。
宮尾登美子さんの名著『陽暉楼 (文春文庫)』を思い出しつつ、一体どれほどの時間と努力を重ねたらこれほどの舞が舞えるのだろうと感心しきりです。
続いて始まったのは、野球拳!
なんと松山市は野球拳発祥の地なんですね。
野球拳といえば負けた側が服を1枚ずつ脱いでいくものだと思っていましたが、松山市の野球拳はおちょこ一杯飲まされます。
お酒は一滴も召し上がらないのに、みごとな「日本の酔っ払い」を演じきったHさん、すごいです。(おちょこの中身は確かジンジャエール。笑)
おねえさんに踊りを教えていただきつつ、わたしも参戦させていただきましたよ♪ そして勝ちましたよ♪
参加者全員ウッキウキで楽しんでおられる傑作写真がたくさんあり、「ミホさんのブログになんでも載せていいよ」とおっしゃっていただいたのですが・・・。
皆さんの名誉のためにネットアップは控えてさしあげよう(笑)。
大ぶりなあん肝に、日本酒が進みます。
野球拳に続いては、菊の花。
人数分の盃を伏せておき、1つだけに小さなお花を忍ばせます。
「きくのはな〜♪きくのはな〜♪」と合掌しながらお盆をまわしていき、1人ずつ杯をひっくり返していくのですが、
わたしは6人目。
まだまだ大丈夫だろうと盃をひっくりかえしたところ、
みごと小花を当ててしまいました。あらまぁ~。
盃6杯のぬる燗、ありがたくしっかりいただきましたとも。
「これ、呑兵衛にとっては罰ゲームというより神ゲームじゃん」と嬉しくなったのはここだけの話(笑)。
楽しい時間はあっという間、おねえさんたちとはこれにてお別れ。
お座敷遊びって敷居が高いものだと思っていましたが、松山検番の皆さんはとってもフレンドリーで、心から楽しませていただきました。
きのこの炊き込みご飯、お味噌汁、お漬物。
瑞々しい果物をいただいて、ごちそうさまでした。
松山検番の皆さんがとっても楽しかったので、「年1回の同窓会旅行は、全国の検番めぐりをしよう!来年は長崎だ!」なんて話になってましたが、皆さん覚えてらっしゃるかしら?(笑)
料理旅館 栴檀、雰囲気や接客は?
道後温泉や松山市街地からは少し離れた場所にあり、門構えにも室内にも風格を感じる料理旅館。
お部屋からは手入れの行き届いた中庭を楽しめ、しっとりとした日本旅館の趣を感じられます。
松山旅行に行かれる際、『栴檀』さんでお座敷遊びオススメです^^
お店情報
料理旅館 栴檀(せんだん)
〒790-0852 愛媛県松山市石手1丁目3−28
電話: 089-977-2055
http://www.sendan-dougo.com/welcome.html
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