イギリス製の高級折り畳み自転車「ブロンプトン」に乗って、しまなみ海道いいとこどりのスポットをめぐるサイクリングツアーに、モニター参加させていただきました。
しかもこのツアー、サイクリングガイド付・バス併走・昼食おやつ付というなんともセレブな内容なのです。
さ・ら・に、登り道はすべてバス移動なので、登坂なし。
らくらく楽しいサイクリングツアー、ご紹介しますね。
目次
しまなみ海道 らくらくサイクリング バスツアー
詳細はツアー紹介ぺージをご覧くださいね。
コース紹介
「しまなみ海道 らくらくサイクリング バスツアー」の一日をレポートいたします^^
尾道駅集合
10:00、JR尾道駅南口タクシー乗り場付近集合。
ドライバー兼添乗員の宍戸さんが、優しい笑顔で迎えてくださってホッ。
サイクリングガイド「瀬戸内案内舎たびたす」の渡辺さんから、立ち寄り先情報や交通マナー・注意点を教えていただきながら、しまなみ海道(西瀬戸自動車道)で生口島までバスで「らくらく」移動します。
瀬戸田サンセットビーチ&島ごと美術館
約50分で生口島「瀬戸田サンセットビーチ」(しまなみレモンビーチ)へ到着。
折り畳み自転車の揚げ降ろしや組立はすべて渡辺ガイドさんがやってくださるので、わたしたちは「らくらく」。
多色展開の折り畳みミニベロ(小径車)ブロンプトン、ものすごく可愛い&コンパクト。
普段ロードバイクにばかり乗ってるので、初めてのブロンプトンにワクワクです。
ヘルメットのサイズ合わせや微調整も渡辺ガイドさんが丁寧にやってくださるので、安心安全。
続いて渡辺ガイドさんから、ブロンプトンの扱い方・ギア(変速レバー)の操作方法を教わります。
公道へ出る前に、「瀬戸田サンセットビーチ」内の駐車場で乗車練習。わぉ、ブロンプトン楽しい!
出発前に、瀬戸田「島ごと美術館」の「空へ」前で記念撮影。
事前に依頼すれば、プロカメラマンの手配もしていただけるそうですよ。
ブロンプトンに慣れてきたところで、いざ公道へ。行ってきま~す!
「普段運動していない人も初心者も大丈夫」なツアーなので、平地巡行速度は15km/hほど。ママチャリに乗れる方なら余裕な速度です。
瀬戸田「島ごと美術館」の「ねそべり石」にて。
ロードバイクだと20~30km/hくらいで走る(速い人は35~40km/hくらい)し、ビンディングシューズだとしょっちゅう止まるのが面倒くさいので、いつもスルーしてしまっていた「島ごと美術館」。
ゆっくり走って生口島の魅力にどっぷり触れられるって、すごく新鮮♪
南国気分が味わえる生口島の海岸線、しまなみブルーの海と空、瀬戸内海の多島美を、ゆっくりゆっくり楽しみながら進みます。
瀬戸田「島ごと美術館」の「波の翼」。
気持ちいいね、楽しいね!このツアー、女子旅にもってこいじゃないかしら。
「小早川氏と大内氏の戦い」で戦死した人々を供養するために建立された「一本松地蔵」さん。今も海難事故から人々を守ってくださっているそうです。
どこを走っていても、常にバスが併走してくれているので、ほんと安心。
まぁるいアーチとみかん色が可愛い高根橋が見えてきました。
昼食 しまなみロマン
瀬戸田港近くのレストランが、昼食会場。
『しまなみロマン』さんへ到着!
サイクルラックにズラッとかけられたブロンプトンも可愛いですねぇ。
数十分乗っただけなのに、乗り心地はいいし可愛いし扱いやすいしで「街乗り用に、2台目として購入しようかな」って考えちゃいます。
お楽しみのランチは「海鮮丼」。
瀬戸田「森崎農園」さんのベビーリーフの上に、海老、タコ、イカ、サーモン、しらすなどの海鮮素材がどっさり。
栄養補給バッチリ、これで午後も頑張れます。
しおまち商店街・耕三寺周辺
渡辺ガイドさんから瀬戸田の歴史を教えていただきつつ「しおまち商店街」へ。
残念ながらこのツアーでは立ち寄りませんが、大好きな『自転車カフェ&ライブバー 汐待亭』さん。
揚げたてコロッケ『岡哲商店』さん、絶品ローストチキン『玉木商店』さんを通り過ぎ、『瀬戸田耕三寺』前へ。
西日光と呼ばれる『瀬戸田 耕三寺』。境内にある大理石の丘「未来心の丘」も見ごたえ抜群です。
『瀬戸田 耕三寺』門前にある、人気の老舗菓子店『梅月堂』さん。
渡辺ガイドさんから「今日はモニター参加ありがとう」とレモンケーキのサプライズプレゼント!
キャー、嬉しい♪ 渡辺さん、ありがとうございます。
おやつ しまなみドルチェ
この日は交通量が多かったので、海岸線を避けてのどやかな柑橘畑のなかを進みます。
渡辺ガイドさんが常に安全に配慮してくださるので、「らくらく」安心。
ロードバイクを始めてから生口島へは何十回となく来ているけれど、この道を走るのは初めてで嬉し楽しい。
瀬戸田「島ごと美術館」の「地上と地下の間で」。なにこれ不思議。
元県立図書館 文化財「ひまわり」。全国唯一の図書館船として、昭和56年(1981年)まで活躍していたそうです。
南国情緒あふれる道を抜ければ・・・
おやつスポット『しまなみドルチェ』へ到着。しまなみ海道サイクリングにはハズせませんよね。
季節限定「桜」と、「抹茶」をダブルでいただきました。それぞれのお味も抜群なのですが、一緒に口にすると「桜餅」のようになるんですよ。わたしの春のお楽しみです。
『しまなみドルチェ』前のカップルシートで記念撮影。
おやつ後は再びバスに乗り、峠を目指します。
伊豆里峠(いずりとうげ)
わたしはまだチャレンジしたことがないけれど、「激坂」と評判の伊豆里峠ヒルクライムも、バスならあっという間に頂上到着で「らくらく」。
心が洗われるような絶景!
ゆっくりゆっくり、しまなみ海道の絶景を満喫しつつ、ダウンヒルを楽しみます。
ベルベデーレせとだ
瀬戸田「島ごと美術館」の「ベルベデーレせとだ」。毎年開催されている「瀬戸田 観月祭」会場として有名です。
折しもヒガンザクラが満開♪
ここから三度バスに乗り、多々羅大橋へ向かいます。
多々羅大橋
多々羅大橋手前で下車し、撮影タイム。
橋長1480mの斜張橋、わたしが「世界一美しい斜張橋」だと感じる大好きな橋です。
優しく気さくな渡辺ガイドさんとすっかり打ち解けて、話に花が咲きまくる参加者たち。
初めてのブロンプトンで多々羅大橋までの取付道路を登るのがちょっとしんどいかなと思っていたら、なんとまぁ!
取付道路の一番上までバスで運んでいただけるのですよ。ワープです、ワープ。
普段運動していない方も、自転車に乗り慣れていない方も、これなら全然しんどくなくて「らくらく」ですね。
大きな白鳥が羽を広げたかのような、美しい多々羅大橋。
「多々羅 鳴き龍」で止まって、みんなで手を叩きます。
わぁ、すごい、面白い! この感動は、ぜひ現地へ。
多々羅大橋真ん中あたりで、広島県尾道市から愛媛県今治市へ入ります。
よし、愛媛県今治市へ入ったゾ!
この日は風もなく、橋上走行も「爽快」のひとこと。「天空のサイクリングロード」と称される多々羅大橋の魅力を、存分に堪能できましたよ。
大三島へとくだる取付道路からも、満開の桜と多島美を満喫。春のサイクリングは最高ですね。
サイクリストの聖地 多々羅しまなみ公園
ツアーのラスト「多々羅しまなみ公園」へ到着。
抜けるような青空と多々羅大橋、ここはまさに「サイクリストの聖地」ですね。
「サイクリストの聖地碑」前で、最後の記念撮影。
道の駅でお買い物を楽しんで、バスで尾道へ戻ります。
ロードバイクだと宅配便で送るしかないお買い物も、バス併走ツアーなら気にすることなく楽しめて「らくらく」。
ツアー感想
ツアータイトルどおり、すべてが「らくらく」。
しんどい坂道や交通量が多くて危険な道は通らないし、荷物や着替えはバスに積んでおけるし、何よりサイクリングガイド渡辺さんが常に参加者の状態を気遣いながら走ってくださるので、安心感がハンパない。
それなりの参加費はかかるけれど、「しまなみ海道サイクリングを体験してみたいけど、いろいろ不安」な方のファーストチャレンジにピッタリだと思います。
「彼女(妻)に自転車の魅力を知ってほしい」と考えているサイクリストさんにもオススメ。
バスが併走してくれるので、疲れたら無理をしないでバスに乗り込めるのも安心ですよね。
ロードバイクで走り慣れている生口島・多々羅大橋ですが、ガイドさんに先導していただきつつ、ブロンプトンでゆっくりゆっくり走るこのツアーは新しい驚きと楽しみに溢れてました。
宍戸さん&渡辺さん、本当にありがとうございました(^^)
大平交通 情報
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