福山市「田島」寺山地区クレセントビーチに隣接した、リゾート感満点のイタリアンレストラン。
地元食材の旨みを炭火でじっくり引き出し、自家製塩や特製オイルでシンプルにいただく極上のお料理。
イタリアンのなかに「和」素材がみごとに調和していて、何度も驚きに包まれます。
「魚ときどき肉」の素敵なお店、ご紹介しますね。
目次
ZONO kitchenのディナーメニューは?
2016年9月23日のメニュー。
ディナーコースは3,500円。
メインの炭火焼、この日は「瀬戸内六穀豚」「熊本あか牛」2種類からの選択でした。
アルコール、ドリンクメニュー。
熊本阿蘇「あか牛」は、『緑の資産』久保田一郎さんより。
・熊本あか牛のタタキ 100g 2,000円
・熊本あか牛炭火焼 200g 4,000円~
・スペイン産生ハム S600円 など。
ランチの様子はコチラ。
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詳しいランチメニュー、ディナーメニューは、ホームページで確認できます。
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ZONO kitchen、ミホが食べたのは?
運転手だったので、残念ながらノンアルコールビールで、かんぱーい♪
ディナーコース(かなりアレンジ)
これは何!?
「亀の手(カメノテ)」と呼ばれる、甲殻類。岩場にくっついてるのをよく見かけるアイツです。
柔らかい部分をパキッと折ると、白い身が現れます。
食感はぷりっとしていて、貝のよう。
見た目のグロテスクさとあいまって、すごく美味しいのです。日本酒に合うだろうなぁ~。
さつまいものスープ。
「甘々だったら苦手かも」という心配は一切無用でした。
とろとろに煮込まれたさつまいもに、手づくりされている塩、胡椒、オリーブオイルがきいて、大人好みのお味。
さっぱりした白ワインが進みそうです。
太刀魚のカルパッチョ。
すりおろしたスダチの皮、香りも味わいもすごく爽やか。
太刀魚は皮を軽く炙ってあり、淡泊な白身と香ばしさ、2つの風味を楽しめます。
あぁ、白ワイン欲し~ぃ!
焼き野菜のマリネ。
白ゴーヤの帽子をかぶったミニトマトが、めっちゃ可愛い!
アイコ(オレンジのミニトマト)、パプリカ、シシトウ、茄子、ニンジン、カボチャ。
炭火で焼かれてマリネされた野菜たち、ギュッと甘みと旨みが凝縮されてます。
手づくりされているお塩が抜群に美味しいので、どのお皿も素材そのものの美味しさを実感できて幸せ。
アコウのブイヤベース。
メインはアコウ(キジハタ)。ブイヤベースには里芋とチーイカが入っていて、ゲンチョウ(舌平目)のフリットが添えてあります。
なんて贅沢なんでしょう。
「今朝揚がったんですよ」というアコウは、身の弾力がものすごい。
ぷりっぷりで、歯が跳ね返されそうな勢いです。
カリサクふわっと揚がったゲンチョウのフリットも、絶品かな絶品かな。
チーイカの旨みがいっぱいの、風味豊かなスープも感動の味わい。
スープに自家製オリーブとアンチョビのフォカッチャをひたしつつ、猫が舐めたかのように美味しくいただきました。
「もう、おなかいっぱい」というところで登場したのは、オーナーシェフ自慢の「熊本あか牛」炭火焼。
牧草だけを食べて育った、脂肪分が少なくヘルシーな和牛。
赤身の旨みが素晴らしく濃厚で、これっぽっちも牛特有の臭みがありません。
「このあか牛は、脂がオレンジ色ですごくいい肉質なんですよ」とのこと。
ヒレに見えますが、サーロインなんです。
本当に美味しいものって、満腹だろうとなんだろうとノンストップでいただけちゃいますね(笑)。
デザートは、イチジクのタルト。
さすがにデザートは辞退しようかと思いましたが、これまた素晴らしく美味しいのでペロリ。
珈琲。苦みとコクがあって、大好きなお味。
いやー、ほんっと美味しかった!!! ありがとうございました。
ZONO kitchen、雰囲気や接客は?
柔らかなアーチが可愛い二連橋の内海大橋を渡ってすぐ左折、案内板に沿って進みます。
目の前にはヨットハーバー!右手には海水浴場!リゾート感満点!
店内も天井が高くて開放的、スタイリッシュなファニチャーに囲まれ、ゆっくり寛げます。
テーブル席以外にバーカウンターもあるので、おひとりさまでも気軽に行けそう。
オーナーご夫妻のお人柄もほんわか優しくて、舌も目も心も満ち足りました。
次回は絶対!絶対!ワインが呑める体制で、夜ゆっくり伺うのだー!!!
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お店情報
ZONO kitchen(ゾノキッチン)
〒722ー2633 広島県福山市 内海町ハ340−7
電話: 084-986-3866
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