2016年12月8日オープン!
福山市沼隈町の老舗酒屋『田中商店』さんが、隣地の古民家をリノベーションしてオープンされた、呑兵衛の心を掴んで離さない素敵なお店。
地元「沼南ワイン」をはじめ、国内で話題のワイナリーボトルが並ぶ棚は、見ているだけでキュンキュンしちゃいます。
おつまみメニューを片手に「これにはあのワインを合わせて、ここで赤に変えて・・・」なんて考えるのも至福のひととき。
ランチタイムも呑める体制で行かなきゃもったいないレストランバー、ご紹介しますね。
田丸屋のメニューは?
お昼のメニューは、「酒屋のかす汁セット」「cafeメニュー」「昼呑みおつまみ」から構成されています。
噂には聞いていたけれど、ナニこの呑兵衛心をわしづかみにする展開!
えっ!
「奥野田ワイナリー」とか「はすみファーム」とか、今まで必死でおとりよせしていた国産ワインがいっぱい・・・。
「お車でいらしても、メニューをご覧になったら『代行呼ぶわ!』とおっしゃって、お昼からワインを注文される方が多いんです」
オーナーの田中さんがおっしゃるのが、納得納得。
ランチ後に大切な打合せを控えてなければ、わたしも間違いなく代行呼んじゃってます。
すべてグラス呑みが可能なのもありがたいし、なんたって価格がとってもお手頃!
「酒屋直営ですからね。販売価格に1,000円のせただけなんですよ(笑)」って、嬉し過ぎる~!!!
日本酒は「瑞冠」「亀齢」「雁木」「誠鏡」と、広島県内の地酒を揃えておられます。
他、ビール、焼酎、ノンアルコールなど。
田丸屋、ミホが食べたのは?
昼呑みおつまみ
自家製パン 塩こうじバター添。
ドライフルーツとチョコレートが練り込まれたパンは、ふっくら優しいお味。
塩麹が練り込まれたバターをたっぷりのせて、いただきましょう。
自家製オイルサーディン、ローズマリーが香って美味しい。
あぁ、ワイン欲し~ぃ!
田丸屋ポークソテー。
お肉の旨みと脂の甘みがバランス良く、噛むほどに美味しさが増してくる豚さん。
あぁ、やっぱり呑める体制で来ないともったいないですね。
酒屋のかす汁セット
おにぎり2個、かす汁、レバニラ炒め、白身魚の南蛮漬け、お漬物。
おにぎりは、福山市熊野町の特産品「山田米」を、鹿児島の温泉水で炊き上げておられるそう。
初めていただく山田米、ぷちぷちした食感とほのかな甘みが絶妙で、すばらしく美味しい!
レバーが苦手なわたしも美味しくいただける全然臭みのないレバーに、シャキシャキのもやしとニラがナイスマッチング。
タレも濃すぎず上品で、ワインにも日本酒にも合いそうだなぁ~。
ほどよく甘酢に漬かった南蛮漬けと、風味がいいお漬物。
メインはやっぱりこちらでしょう、感動的に美味しい酒屋さんのかす汁。
大ぶりなお椀に入ったかす汁は、鮭、白菜、大根、ニンジン、里芋などがみっしり入って具だくさん!
芳醇な香りと味わいに包まれつつ、体の芯からポカポカあたたまってきます。
「辻珈琲オリジナル」の珈琲をいただいて、ごちそうさまでした。
もう、大満足というか、いや、大不満というか・・・。
「ワイン呑みたい!めっちゃ呑みたい!」大不満を解消しに、近いうちに呑める体制で出直しまーす!
田中オーナー、お忙しいなか色々お話を聞かせてくださって、本当にありがとうございました。
田丸屋、雰囲気や接客は?
古民家を改装して作られた素敵なレストランバー。
素敵な看板は、鉄造形者/彫刻家として活躍中の竹内康雄クン作!
玄関に置かれた手書きボードが、入店前からホッと和ませてくれます。
当日朝に予約電話を入れたら、「1Fは満席なので、2Fを貸切で用意させていただきますね」と嬉しいサービス。
ストーブで暖められたこの空間、「昼からワインパーティーしちゃおっか」と言いたくなる雰囲気です。
天井には、建物の歴史と想い出を感じさせる立派な梁。
照明や家具は古民家の佇まいを活かすようにしつらえてあって、本当に素敵。
1Fは畳敷きで、カウンター席と座敷席があります。
縁側に座って、手入れの行き届いた日本庭園を眺めながらお酒を楽しむのもいいですねぇ。
スタッフさんとお話ししやすそうなカウンターも素敵。
「酒は人を呼び 友をつくる 田丸屋」
酒屋さん直営ならではの掛軸も、呑兵衛のハートをわしづかみ。
レジ横には物販コーナーもあり、これがまた素晴らしいんです。
奥野田ワイナリーもはすみファームも、ココに来れば購入できるのが分かってめちゃめちゃ嬉しい!
雁木と亀齢の酒粕も販売されてるので、おうちで美味しい甘酒やかす汁が作れますネ。
奥野田ワイナリーおとりよせ記事はコチラ。
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お店情報
田丸屋(たまるや)
〒720-0402 広島県福山市沼隈町大字中山南 713-1
電話: 084-988-0639
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