『菓子問屋 高野商店』があるのは、尾道海岸通りから1本北の中浜通り。
100円玉を握りしめて駄菓子屋さんへ通っていた幼少期を、甘く切なく想い出す佇まいの老舗菓子卸店です。
創業は1948(昭和23)年。
童心にかえって楽しみたい駄菓子屋さん、ご紹介しますね。
菓子問屋 高野商店について
尾道商店街と尾道海岸通りの間にある、中浜通り。
昭和レトロ香るしっかりした店構えから、尾道商人の心意気が伝わってきますね。
店頭の真ん中には大きな招き猫が据えられ、店前の商品には直射日光が当たらないようビニールシートがかけられてます。
千万両、しっかり招いてあげてね。
ビニールシート下には尾道市栗原西『丸芳製パン工場』さんの食パンや菓子パンが並んでます。
店内は、天井までお菓子の箱がギッシリ!
約3,000種の商品を扱っておられるそうですよ。
天井に開いている大きな穴は、2階倉庫から商品をおろす滑車装置のためのものなんですって。
この箱には何が入ってるのかなと店内をワクワク探検するのは、宝探しをしているよう。
懐かしい!
さくらんぼ餅とミックス餅。
あら?
子どものころからずっと「さくらんぼ餅」って呼んでたけど、正式名称は「こざくら餅」なんですね。
Knorrのレトロなラックは、家に飾りたいほどに可愛い。
卸問屋さんなので商品に値段はついていませんが、カゴに入れてレジへ持って行けば、素早く計算してくださいます。
ふふふ。
誰もが一度は夢見たことがあるであろう、串商品の大人買いもできちゃうのですよ。
長江二丁目の老舗『影山製菓所』さんの季節和生菓子。
毎年「ふなやき」をいただいてる製菓所さんです。
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気さくなお母さんが店番をしておられるので、お菓子のこと、尾道のこと、とっても話が弾みます。
菓子問屋 高野商店、ミホが買ったのは?
春日井の「ニッキアメ」、パッケージも味も変わってないのが嬉しいなぁ~。
もちろん「こざくら餅」と「ミックス餅」も買わなくちゃね。
子どものころの定番、森永「ミルクキャラメル」と「森永ラムネ」。
UHA味覚糖「バターボール」、セイカ食品「ボンタンアメ」。
亡くなった祖母が「ボンタンアメ」が大好きで、子どものころいつも食べさせてもらってたのが懐かしい。
亡母の大好物で、いつも家にあった「羽衣あられ」。
パリパリで醤油がきいていて、美味しいんですよね。
丸芳製パン工場「あんフライパン」。
やっちゃいました、「ミニ帆たら」の箱買い!
子どものころからの夢が一つ叶いましたよ♪
毎日のおこづかいが100円だったころのわたしに、見せてあげたい(笑)。
昔懐かしい駄菓子屋さん、尾道散策の際にぜひ立ち寄ってみてくださいネ。
お店情報
菓子問屋 高野商店(高野菓子問屋)
〒722-0035 広島県尾道市土堂2丁目9−9
電話: 0848-22-3962
中浜通りのオススメグルメ。
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