※2020年3月15日をもって尾道店休業、東京立川へ移転されました。⇒2021年3月「尾道店」再オープン!!
2017年2月7日オープン!
プレオープン時からfacebookやInstagramで「上品な塩味がぶち美味しい」と評判になっている、『オノミチ潮ラーメン でんやす』さん。
瀬戸内海産の鯛、鮮魚、海老の旨みが優しく染みわたる潮ラーメンと、細部までこだわりぬいたトッピングに感激しどおし。
純米吟醸酒と合わせたくなる上品な塩ラーメン、ご紹介しますね。
オノミチ潮ラーメン でんやすのメニューは?
入店前に食券を購入するシステムです。珍しい。
「瀬戸内海をじっくり炊き上げた潮風薫るでんやすの一杯」
<麺>
・澄まし潮ラーメン 680円
・特製すまし潮ラーメン 950円
<追加のせ>
・味玉 100円
・メンマ盛り 100円
・葱盛り 100円
・肉盛り 200円
<ご飯>
・〆茶漬け 並220円 小170円
・肉ごはん 350円
・ごはん 150円
アルコールは、瓶ビール2種と日本酒3種。
・瑞冠 純米吟醸 こわっぱ 600円
・富久長 純米吟醸 無濾過原酒 700円
・酔心 超軟水仕込み 純米大吟醸 800円
わーぉ、「うちのラーメンは純米吟醸と合います」ってことですよね?
アルコールメニューを見た瞬間、ラーメンへの期待値が更にアップしちゃいます。
オノミチ潮ラーメン でんやす、ミホが食べたのは?
ラーメンを待つ間、メニューを裏返してみると「店主の六つのこだわり」が書かれているのを発見。
「四.塩」はフランス ブルターニュ地方ゲラント産のもの。
満席じゃなかったら、一~六まで全部読みたかった!全部読みに行かなくちゃ!
数分で「特製すまし潮ラーメン」がやってきました。
真っ白な器にピンク色のチャーチューと澄み切ったスープが映えて、SNS受け間違いなしな美しいビジュアル。
真ん中に鯛皮、白髪ねぎとカイワレ大根、メンマ、豚バラ肉チャーシュー、味玉、豚肩ロース燻製チャーシューがのっていて、具だくさんですねぇ。
特徴ある前下がりな器は、口をつけたときに香りが立ちやすい「香り返し」なんですって。
箸入れも前下がりに作ってあって、取りやすい。
まずはスープをひとくち。
瀬戸内海の鯛と鮮魚からつくられた黄金色のスープは魚の生臭さが全くなく、鯛の風味がしっかり感じられて、見た目どおり味も香りも透きとおってます。
貝柱の香味油がコクを出し 柚子の爽やかな香りが全体を引き締めていて、こりゃぁ美味しい!
あっさりだけどこってり、上品だけど濃厚、対極な味わいが層をなしていて、ぶち好きなお味。
パリパリに揚げてある鯛皮は、これだけ小鉢に盛り付けてもらってビールをあおりたい美味しさです。
麺はクラタ食品さんの特注品で、北海道産強力粉「春よ恋」の石臼挽き全粒粉を配合した太い縮れ麺。コシが強くてモッチモチ。
ごくごく個人的な好みとしては、このスープにはお素麺のようなストレート細麺を合わせてみたいなぁ♡
10cm以上あるであろう巨大メンマにビックリ!
希少な穂先メンマを魚介スープで味付けしてあるそうで、柔らかい食感と上品な旨みにまたビックリ。
日本酒を注文したくなるけど、運転があるのでガマンガマン。くぅ。。。
塩麹に一日漬けこんだ豚のバラ肉のチャーシューは、トロットロ。あぁこれ、ビール泥棒なヤツだわ。
桜チップ香る豚肩ロースの燻製レアチャーシューは、白ワインを合わせたくなる。
絶妙な半熟加減の味玉。
小海老を煮出した塩ダレに漬け込んであるそうで、「富久長の無濾過原酒ください♡」と言いたくてたまらなくなりましたよ~。
食べるうちにスープもたくさん飲んでしまい、「あ!お茶漬けの分、残しとかにゃいけんのんじゃった!」と焦ったのはここだけの話。
お茶漬け用のごはんは、でんやすさんのロゴマークが入った枡に入ってやってきます。可愛い。
この枡で日本酒呑みたいなぁ~。
尾道市御調町産コシヒカリに、カイワレ大根、カラスミ、山葵、刻み山葵。
ここにカラスミをもってくるとは、すごいなぁ~。
ワサビの辛みとカラスミの風味がいい刺激になって、おなかいっぱいでもレンゲが止まらない美味しさ。
最後の一粒、最後の一滴まで、しっかり完食!
化学調味料無添加なので喉が渇くことも胃もたれすることも一切なく、「美味しいラーメンだったー!」と大満足で一日過ごせました。
すべてにこだわり抜いた大将の心意気がビシビシ伝わってくる、素晴らしい一杯に感謝!
次回は願わくば「お皿に具材全部盛り」でビールと地酒を楽しんでから、具なし澄まし潮ラーメン&お茶漬けで〆てみたいな。
お客様が少なそうな時間帯に伺って、大将にお願いしてみようっと♪
『でんやす』訪問一覧はコチラ。
2回目訪問「搾り潮ラーメン」&〆茶漬の記事はコチラ。
3回目訪問「油そば」の記事はコチラ。
4回目訪問「冷やしでんやす」(夏季限定)の記事はコチラ。
オノミチ潮ラーメン でんやす、雰囲気や接客は?
お店があるのは、尾道商店街と尾道海岸通りの間、歴史を感じる中浜通り。
落ち着いた色合いの外観が、中浜通りにしっくり馴染んでいます。
スタイリッシュで清潔感がある店内は、カウンター12席のみの縦長スタイル。
お店向いの駐車場にサイクルラックが設置されているので、サイクリストの皆さん、ロードバイクでも立ち寄れますよん。
お店情報
オノミチ潮ラーメン でんやす
〒722-0035 広島県尾道市土堂2丁目4−32