※2016年5月14日をもって、閉店されました。
『お皿に尾道を盛りつける』がテーマの割烹食堂とこぶしさん。
昔は遊郭だった古い建物をリニューアルされ、風情ある空間で美味しい郷土料理をいただけます。
「地産池消」に加え、「食文化の継承」をターゲットとされているので、「これ、子どもの頃に食べたことある!懐かしい!」とビックリ嬉しいメニューが数多くあるのです。
目次
とこぶし割烹食道のメニューは?
江戸時代に活躍された尾道の女流画家・平田玉蘊さんにちなんだメニューや、昔ながらの牛肉鍋、みかん鍋など尾道らしいメニューが豊富。
穴子の押寿司、さざえの壺焼き、小鰯の天ぷらなど一品料理も多数そろってます。
詳しくは『とこぶし』さんのホームページでご確認くださいね。
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とこぶし割烹食道、ミホが食べたのは?
今回は5,000円(税込)8品・飲み放題付きコースをいただきました。
南蛮漬け
酢がよくきいた南蛮漬け。乾杯のビールが進みます。
お刺身
ぷりぷりコリコリの鯛は、瀬戸内ならでは。美味しい。
鮭の味噌マヨネーズ焼き
おっと、ビックリ。
『とこぶし』さんには珍しい濃厚な味付けで、ビールがガンガン進みます。
味噌が入ってるので、熱燗にもいいですね。
炊き合わせ
彩りも包丁も綺麗な炊き合わせ。
1つ前の味噌マヨネーズ焼きとは対照的な、お出汁がきいた上品な薄味。
コースのなかで、さまざまな味わいを楽しめていいですね。
柳川風牛肉鍋
数年前まで知らなかったのですが、尾道は昔、牛の産地としても栄えていたのだそうです。
お肉に火が通ったところで卵をまわしかけ、いただきます。
この卵、ちゃんと濾してあってなめらか。さすがですね。
小鍋じゃなくて、大きなお鍋でみんなで囲みたい美味しさです。
唐揚げサラダ
カラリと揚がったジューシーな唐揚げに、お野菜がたっぷりかかってます。
おなかがいっぱいになってきてるけど、野菜のシャキシャキ感でぺろりいただけちゃいますね。
とろろ昆布茶漬け
素敵な器で出てきたのは・・・
とろろ昆布がのった、焼きおにぎりの出汁茶漬け。
年末年始で3kgリバウンドしてしまい、糖質(炭水化物が多い主食・甘味)は減らしているのですが。
が!
どんぴしゃ好みのお味で、完食しちゃった。えへ。
いいの、翌日はごはん控えめにして、運動量増やしますからっ。
デザート
すごく美味しそうだけど、さすがにデザートは見送るつもりでした。
が!
皆さんあまりに「美味しい」「美味しい」を連発されるので、ひとくちいただいてみたら・・・
はったい粉!?
小さい頃、亡くなった祖母がよく作ってくれたおやつと同じ味で、懐かしくて嬉しくてこれまた完食。
い、いいの。
う、うんどうしますから・・・。(だんだん声が小さくなっていく)
5,000円コース、大満足でございました。ありがとうございました。
とこぶし割烹食道、雰囲気や接客は?
店内には尾道在住の有名写真家・村上宏冶先生の作品が飾られています。
お料理が運ばれてくるまでの間、うっとり鑑賞。
1Fはカウンターとテーブル席に小座敷、2Fは宴会用個室が数室あります。
元遊郭の風情を楽しみたければ、1F小座敷か2F個室がオススメ。
昭和初期にタイムスリップしたような小川小路と、『とこぶし』さんの佇まい。
料理長さん、スタッフさんも笑顔で感じよく、ゆっくり楽しく過ごせます。
今回はコースだったのでいただけなかったのですが、「でべら酒」もメニューに加わったようです!
次回は呑まなくちゃ~♪
それにしてもこのイラスト、めっちゃ可愛いですね。でべらーマンのイラストも描いてくれないかしらん。
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