猟ガール&農ガールの長光祥子さんが手がけておられる『しまししシリーズ』。
しまなみ海道の柑橘を食べてスクスク育った猪から作られるソーセージやハムが、「全然臭みがなくて、ぶち美味しい!」と評判になっています。
もともとぼたん鍋も猪の焼肉も大好きなわたし。
お友達にお願いして、しまししソーセージを1パック手にすることができました。
しまししとは?
長光祥子さんが名づけられた、瀬戸田の猪。
数年前、本土から猪が泳いできたことや、瀬戸田で豚と猪を掛け合わせた“いのぶた”を飼っていた人の手から離れたといわれる猪が猛繁殖し始めました。
温暖で餌が比較的豊富にある環境、豚がかかっていることなどから、猪の毛並みや体つきも違うし、肉の色も真っ赤、ではなくピンクです。
食べればいのしし独特のクセが少なく、脂肪や肉質がジューシーで柔らかい。薄くスライスし、焼肉で食べてみた時、その味・食味に驚きました。
祥子さん「瀬戸田にほれて住みつきました」サイトより
しまししソーセージ
手書きの説明書、味わいがあっていいですね。
「丁寧に作られたソーセージなんだなぁ」と期待に胸が高鳴ります。
猪はコラーゲンとビタミンが豊富。特にビタミンB群が豊富なので、脂肪と糖質の代謝を高めてくれる優秀なお肉なのですよね。
販売者・製造者情報と、原材料。
※この説明書は少し古いものだそうで、現在は無添加でソーセージを作っておられるそうです。
しまししソーセージ、食べてみた
我が家で大活躍のイワタニ 炉ばた焼き器 炙りや炉ばた大将で炙ってみました。
脂肪分が多いようで、あっという間にファイヤー!
シメ方や血抜きの仕方が甘いと火を通したときの香りが臭くなってしまう猪ですが、この『しましし』はやはり違います!
「あぁ~、いい香り。これは絶対美味しいわ!」と確信する美味しそうな香りなのです。
焦がさないよう気を付けながら焼いていきます。
ぷりっとジューシーで、ぜんっぜん臭みがなく、ほんと美味しい!
脂には甘みがあって、お子様にも大人気なのが分かります。
「バターなので焼き目をつけ」るのがオススメと書いてあったので、バター炒めにしてみました。
脂が落ちないぶん、食感がふっくらしますね。
炙ると旨みがギュッと凝縮され、焼くと柔らかな優しい味わい。
大好きなパン屋さんのひとつ『尾道U2』のハードパンに挟んで、瀬戸田塩レモンをのせ、しまししドッグに。
塩レモンと相性抜群!
しまなみ海道の潮風に吹かれつつ、みかんなどの柑橘を食べて育った猪。
潮風の塩と柑橘の甘みを存分に吸収してるのでしょうね、ほんと驚きの美味しさです。
尾道鍋研究会の具材にしたい!
これほど美味しい猪なら、ぼたん鍋にしたらさぞ美味しかろう。
祥子さんが来年に向けて仕込んでおられる生ハムもめっちゃ美味しそう。
しまししハムも食べてみたい。
尾道鍋研究会メンバーの皆様、「しまししのぼたん鍋」絶賛企画中でございます。
しまししは、ドコで購入できるの?
購入できる店舗、しまししが食べられる店舗はコチラ。
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<購入できるお店>
・生口島(瀬戸田)しおまち商店街の八百屋『新畑』さん
・尾道市御調町の道の駅『クロスロードみつぎ』
尾道市街地の店舗でも取り扱ってほしいわぁ~!